映画「7月24日通りのクリスマス」
長崎出身の作家・吉田修一さんの小説「7月24日通り」を原作とした映画「7月24日通りのクリスマス」が2006年11月に公開されました。
映画の撮影が行われた代表的な長崎のスポットをご紹介♪
作品紹介
クリスマスまであと1ヶ月ーー。
妄想のリスボン(実は長崎)を舞台に、
ダメなわたしの、はじめてのクリスマスがはじまる!
「現実の恋なんて興味ない(ましてやクリスマスなんて......)」
じみーなファッションにバサバサの髪。そして、ずり落ちるメガネ。 平凡で目立たない、市役所勤めの女の子・サユリ。そんな彼女が、退屈な日常を少しでも楽しく過ごす方法。それは、自分が暮らす長崎の街を、ポルトガルのリスボンに置き換えて妄想すること......。
『7月24日通りのクリスマス』は、傷つくことを恐れて恋に臆病になっていたひとりの女性が、自分の殻を破り、素直になり、憧れの先輩との恋を成就させようと奮闘する姿を描いた上質なロマンティック・コメディです。けなげで一途、そして、ちょっぴりドンくさい。そんな共感度たっぷりのヒロイン・サユリが、この冬、日本中の映画館を涙と笑いで包みこみます。
『電車男』製作チームが豪華キャストを迎えて贈る、
笑って、泣いて、元気になれる、
最高のロマンティック・コメディ。
◆キャスト
大沢たかお 奥田聡史役
中谷美紀 本田サユリ役
佐藤隆太 森山芳夫役
上野樹里 神林メグミ役
阿部力(つよし)本田耕治役
劇団ひとり 真木勇太役
川原亜矢子 安藤亜希子役
沢村一樹 安藤譲役
YOU 海原和子役
小日向文世 本田五郎役
◆スタッフ
監督 村上正典
脚本 金子ありさ
原作 吉田修一
【動画】物語の舞台 長崎
映画「7月24日通りのクリスマス」ロケ地巡りモデルコース
クリスマスまであと1か月、妄想と現実の狭間で揺れ動くサユリの恋の行方は…?
長崎を舞台にしたロマンティックコメディ作品「7月24日通りのクリスマス」
ロケが行われたスポットを旅してみませんか。
当時のフィルムコミッション担当者のコメント
ポルトガルのリスボンと似ている町・長崎を、切り取った映像の中で表現するため、美術監督と隅から隅までロケハンをしました。特に、乗り降りする路面電車の駅をどこにするかは、最後まで悩みました。日々坂道をロケハンする中で、普段は上るばかりだった大浦天主堂からグラバー園へ続く坂道を振り返ってみたときの美しさは忘れられません。教会と街並みが重なった先に港とそしてまた坂道の街並みが繋がる景色は、スクリーンの中でも美しい背景とになっていて感動しました。