雲仙・島原・小浜エリア

大地のパワーを体中に感じることができる島原半島。“世界ジオパーク”に認定されている「雲仙岳」のある北西部や、日本の棚田100選に選ばれている「谷水棚田」、地の底から湧き出る蒸気に圧倒される「雲仙地獄」など、まるでアートのような自然が作り出す風景に出会えます。

Navigator 案内人

  • AOI / Pro Traveler
  • aiai

SHIMABARA CITY 島原市

Spot 1 島原まゆやまロード

「島原まゆやまロード」は、噴火によってできた日本で一番新しい山と言われる「平成新山」の間近を通る絶景ロード。雲仙岳のダイナミックな絶景を見ながら、爽快なドライブが楽しめます。国道から島原まゆやまロードに入ると雰囲気が一変。とても気持ちの良い全長8キロのドライブコースです。途中には、平成新山展望園地や千本木展望所があり、休憩がてら絶景をゆっくり眺められます。撮影は、雄大な雲仙岳とのツーショットや、あえて車を入れ込んだ“車窓越しの雲仙岳”という構図がおすすめです。

Spot 2 青い理髪館 工房モモ

レトロブルーの外観が素敵な、昔理髪店だった建物を改修したカフェ「青い理髪館 工房モモ」。 店内には理髪店だった当時の椅子や鏡などが残されており、大正時代の歴史ある建物とインテリアが、大切に現代に引き継がれています。お目当てのメニューは、島原名物「かんざらし」。白玉粉で作った小さな団子に蜜がかけられた、甘すぎず上品な味わいのスイーツです。夕暮れ時に来店すると、窓から差し込む西日の光で、ツルンと宝石のように輝くかんざらしに出会うことができます。

UNZEN CITY 雲仙市

Spot 3 雲仙地獄

雲仙温泉を代表する観光名所「雲仙地獄」。ぼこぼこと地の底から白い蒸気が湧き出る光景は、まさにイメージする地獄そのもので圧巻!湧き出る温泉の最高温度は98度ともいわれ、時折もこもことした蒸気で視界が真っ白になるほど!硫黄臭が立ち込める中、のびのびと暮らすたくさんの野良猫ちゃんたちの姿も、有名なご当地風景です。ふわっとした食感が美味しい温泉たまごや、湯上り気分で飲めるレモネードサイダーで、味覚でも温泉を楽しめます。

MINAMISHIMABARA CITY 南島原市

Spot 4 谷水棚田

「谷水棚田」は、日本の棚田100選に認定されている島原半島の名所の1つ。有明海に向かって段々と広がっていく棚田の絶景は必見です。空撮すると、棚田全体がひとつのアート作品のよう。田の重なる姿がよくわかるよう、海に向かって奥行きを出すアングルで撮るのもおすすめです。春は馬鈴薯、夏から秋にかけては水稲が栽培され、四季によって異なる表情を感じることができます。サンライズやサンセットなどの時間もとても綺麗です。

Spot 5 龍石海岸

大地の遺産を守るための、“ユネスコ世界ジオパーク”に認定されている島原半島。中でも「龍石海岸」は、雲仙火山が最初に噴出したとされる、50万年前の地層を見ることができる、貴重な場所です。ダイナミックな岬状の海岸や、長年の歴史を持つ火山の地層に興奮する一方で、キラキラ光る海が日々の疲れを洗い流してくれる、癒しスポットでもあります。2つの顔を持つ龍石海岸に、ぜひ訪れてください。