多久頭魂神社
(タクヅタマジンジャ)「延喜式」神名帳に下県郡の名神とし、古来「天道信仰」の本拠とされてきました。
- エリア
- 対馬
- テーマ
- 歴史・文化財・日本遺産 神社・仏閣
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「延喜式」神名帳に下県郡の名神として「多久頭神社」とあり、現在の豆酘・多久頭魂神社に比定されています。
この「多久頭魂神社」は、古来より「天道信仰」の本拠とされてきました。
平安中期以降、神仏習合により「豆酘御寺」と称しましたが、明治の神仏分離令により「多久頭魂神社」を復し、現在地に鎮座しましたが、社殿は旧観音堂を使用しています。
「観音堂大蔵経:県指定有形文化財」
境内の経蔵には、高麗版の大蔵経があり、韓国の伽耶山南印寺にある木版と合致します。
「金鼓・梵鐘:国指定重要文化財」
高麗時代の金鼓がありますが、韓国にも例のない大作です。
社前の鐘楼に懸かっている梵鐘は、寛弘5年(1008)初鋳、以後二度の改鋳が行われ、それに対馬の古族阿比留氏の名が見えます。
Data 基本情報
住所 | 〒817-0154 長崎県対馬市厳原町豆酘龍良山1250 | |
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アクセス | 厳原港から車で約30分 | |
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