長崎のしまはお魚パラダイス!とびきり新鮮で旨い魚を一挙紹介!
水揚げされる魚の種類が全国1位のお魚大国、長崎県!その中でもとびきり新鮮で旨い魚が集まると言われているのが壱岐や対馬、五島列島といった島々です。お馴染みのアジやイカなども一口食べれば普段とひと味違うことに驚くことでしょう。各島で独自に生み出された海鮮郷土料理を食べれば、その美味しさの虜になること間違いなし。
次の旅行は旨い魚を食べ尽くす“しま旅”に決まりです!
長崎の島々で楽しめる新鮮なお魚、一挙紹介いたします!
年間250種類以上の魚が水揚げされる長崎県の中でも、とびきり新鮮で旨い魚が集まると言われる島々。その秘密は沖合を流れる対馬海流と大陸棚にありました。栄養分となるプランクトンが豊富な上に、黒潮から分岐した対馬海流にのって多くの魚が回遊するため、良質な脂を蓄えた魚がたくさん水揚げされるのです。恵まれた環境と漁師さんたちの技術が生む、新鮮な魚介類を召し上がれ!
一口食べれば新鮮さが分かる!長崎のアジはひと味違う!
対馬~五島列島海域では、脂のり抜群のアジが水揚げされることで知られています。特に、釣り人たちから「アジの聖地」とも呼ばれる壱岐は、大きなサイズのアジが釣れると人気の釣りスポットです。
壱岐に来たら、まずはアジの新鮮さをお刺身で味わってください。その食感と脂のりに、きっと今までの常識を覆されることでしょう。香ばしく焼いた塩焼きや、旨味を凝縮させた干物で食べるのもオススメ!
上五島に来たら、新鮮なアジを丸々一匹使い、頭や骨まで食べられる伝統食「紀寿し」をお土産用に購入してみては?
壱岐に来たら、まずはアジの新鮮さをお刺身で味わってください。その食感と脂のりに、きっと今までの常識を覆されることでしょう。香ばしく焼いた塩焼きや、旨味を凝縮させた干物で食べるのもオススメ!
上五島に来たら、新鮮なアジを丸々一匹使い、頭や骨まで食べられる伝統食「紀寿し」をお土産用に購入してみては?
獲れたて・新鮮なイカは無色透明!噛むほど溢れる甘さに驚くなかれ。
日本有数のイカの漁獲地として知られる対馬、壱岐、五島。
12月~3月まではイカの王様「アオリイカ(水イカ)」が、春先~秋にかけては「ケンサキイカ」が楽しめます。特に壱岐で水揚げされるケンサキイカは有名で、胴長35センチを超えるものは壱岐剣(いきつるぎ)というブランドがつきます。
迷うことなく、まずはお刺身でツルリッ。噛めば噛むほど甘さが溢れ出し、モチモチ食感も相まって、飲み込むのをためらってしまうほど美味い。一夜干しや煮付け、天ぷら、お寿司など飲食店によって楽しめるメニューはさまざま。各店でバラエティ豊かなイカ料理を堪能してください。
国境の島・対馬では、イカ漁の漁船が発する光「漁火(いさりび)」が漆黒の海にきらめき、美しい夜景を演出します。また、対馬の「イカのメリーゴーランド」は一度は見ておきたい冬の風物詩です。自動で回転する機械にイカをつるし、乾燥させつつ遠心力でまっすぐに形を整えます。乾燥したイカを石で叩いて繊維を壊すことで、噛むほど味わい深い「たたきイカ」が完成。「たたきイカ」を自分で作る体験プランもありますので、ご希望の方は事前予約をお忘れなく。
12月~3月まではイカの王様「アオリイカ(水イカ)」が、春先~秋にかけては「ケンサキイカ」が楽しめます。特に壱岐で水揚げされるケンサキイカは有名で、胴長35センチを超えるものは壱岐剣(いきつるぎ)というブランドがつきます。
迷うことなく、まずはお刺身でツルリッ。噛めば噛むほど甘さが溢れ出し、モチモチ食感も相まって、飲み込むのをためらってしまうほど美味い。一夜干しや煮付け、天ぷら、お寿司など飲食店によって楽しめるメニューはさまざま。各店でバラエティ豊かなイカ料理を堪能してください。
国境の島・対馬では、イカ漁の漁船が発する光「漁火(いさりび)」が漆黒の海にきらめき、美しい夜景を演出します。また、対馬の「イカのメリーゴーランド」は一度は見ておきたい冬の風物詩です。自動で回転する機械にイカをつるし、乾燥させつつ遠心力でまっすぐに形を整えます。乾燥したイカを石で叩いて繊維を壊すことで、噛むほど味わい深い「たたきイカ」が完成。「たたきイカ」を自分で作る体験プランもありますので、ご希望の方は事前予約をお忘れなく。
イカのメリーゴーランドの様子はこちら
衝撃のグルメ「かっとっぽ」地酒との相性も抜群
一度見たら忘れられない!なんと、お魚がひっくり返って登場します。
まずはハコフグの身を取り出し、その身と味噌・生姜・ネギを混ぜて作った練り味噌を作ります。その練り味噌をハコフグのお腹に戻して焼きあげたら、五島列島の郷土料理「かっとっぽ」の完成。夏にもハコフグは釣れますが、かっとっぽを作るには身がしっかりとしていて濃厚な脂がのる、初冬に水揚げされたハコフグが最適。五島の冬の風物詩として、「今年もかっとっぽの季節だな」と心待ちにしている島民は少なくありません。
ぷりぷりの身に、甘さのある香ばしい味噌がマッチして、濃厚な旨味が口の中いっぱいに広がります。濃いめの味付けなので、お酒のお供にぴったりです。ぜひ、地酒と一緒に島の飲食店でお楽しみください。
まずはハコフグの身を取り出し、その身と味噌・生姜・ネギを混ぜて作った練り味噌を作ります。その練り味噌をハコフグのお腹に戻して焼きあげたら、五島列島の郷土料理「かっとっぽ」の完成。夏にもハコフグは釣れますが、かっとっぽを作るには身がしっかりとしていて濃厚な脂がのる、初冬に水揚げされたハコフグが最適。五島の冬の風物詩として、「今年もかっとっぽの季節だな」と心待ちにしている島民は少なくありません。
ぷりぷりの身に、甘さのある香ばしい味噌がマッチして、濃厚な旨味が口の中いっぱいに広がります。濃いめの味付けなので、お酒のお供にぴったりです。ぜひ、地酒と一緒に島の飲食店でお楽しみください。
光り物好きにオススメ!キビナゴをお刺身やしゃぶしゃぶでいただこう
五島列島で水揚げされるキビナゴは他の産地よりもサイズが大きく、秋から冬にかけて旬を迎えます。南蛮漬け、唐揚げなどで食べられるのが一般的ですが、五島に来たらお刺身やしゃぶしゃぶでお楽しみください。傷みやすいキビナゴをお刺身で食べられるのはとっても貴重。1匹1匹指で開いて骨を取り、菊盛りにして並べられます。酢味噌にチョンとつけて召し上がれ。
また、野菜がたっぷり入った醤油ベースの鍋に、キビナゴをしゃぶしゃぶする郷土料理「いりやき」は絶品。キビナゴは直ぐに火が通りますので、煮すぎないようご注意ください。しゃぶしゃぶしているうちに出汁が染み出て、魚を丸ごと食べているにもかかわらず臭みがない、上品な味わいが楽しめます。
また、野菜がたっぷり入った醤油ベースの鍋に、キビナゴをしゃぶしゃぶする郷土料理「いりやき」は絶品。キビナゴは直ぐに火が通りますので、煮すぎないようご注意ください。しゃぶしゃぶしているうちに出汁が染み出て、魚を丸ごと食べているにもかかわらず臭みがない、上品な味わいが楽しめます。
夏の産卵期に、絶品イサキを召し上がれ!
イサキの漁獲量日本一を誇る長崎県。初夏から夏にかけて産卵期に入るイサキは、脂がのり一段と美味しくなると評判です。中でも小値賀・宇久で水揚げされるイサキは良質な脂がのっているといわれています。400g以上と大型・鱗にキズがないなどの高い基準をクリアすると、「値賀咲(ちかさき)」というブランドがつきます。
地元では皮を炙り、お刺身で食べることが多いようです。小値賀の飲食店でイサキを楽しむもよし、お土産用に作られた「値賀咲の棒寿司」を購入してもよし、自分で作る「棒寿司体験」を予約してもよし。お土産は小値賀フェリーターミナル内「おぢかアイランドツーリズム」のショップで購入を、「棒寿司体験」はNPO法人おぢかアイランドツーリズム協会へ事前に電話予約をお願いします。
地元では皮を炙り、お刺身で食べることが多いようです。小値賀の飲食店でイサキを楽しむもよし、お土産用に作られた「値賀咲の棒寿司」を購入してもよし、自分で作る「棒寿司体験」を予約してもよし。お土産は小値賀フェリーターミナル内「おぢかアイランドツーリズム」のショップで購入を、「棒寿司体験」はNPO法人おぢかアイランドツーリズム協会へ事前に電話予約をお願いします。
アナゴを食べずに、対馬は語れません!
水揚げ量日本一を誇り、対馬に来たら必ず食べておきたい天然アナゴ。特に対馬の西側で獲れるアナゴはエサに恵まれ、脂身が多く、サイズも味も規格外!鮮度が良いのでお刺身で食べることができるのも産地ならでは。
新鮮だからこそいただける肉厚でぷりぷりのお刺身の他、定番のアナゴ丼やサクサク天ぷら、上品な味わいの炊き込みご飯をご堪能あれ!アナゴの骨を出汁にした「あなごラーメン」といった変わり種もあり、様々なアナゴ料理を楽しむことができます。
新鮮だからこそいただける肉厚でぷりぷりのお刺身の他、定番のアナゴ丼やサクサク天ぷら、上品な味わいの炊き込みご飯をご堪能あれ!アナゴの骨を出汁にした「あなごラーメン」といった変わり種もあり、様々なアナゴ料理を楽しむことができます。
壱岐の新名物!幸福のとらふぐ「壱岐七ふく神」
白身魚の王様といわれるふぐは、高淡泊・低カロリーで、コラーゲンも豊富。美容と健康に良い食材として知られています。壱岐では、世界初、島で育まれた豊かな地下水と最新技術を駆使し、「とらふぐ」の低塩分陸上養殖に成功。食せば運気も上がる「壱岐 七ふく神」の秘密とは?
Pick Up
甘い刺身醤油に挑戦!魚の旨味を引き立てます
甘い刺身醤油が魚の旨味を引き立てる!
馴染みのない方も多いと思いますが、江戸時代から続く九州の甘醤油は新鮮な魚との相性バッチリ。このルーツは鎖国をしていた江戸時代にまで遡ります。当時は輸入でしか砂糖を入手できず、その玄関口となったのが唯一貿易を許された長崎でした。ごちそうを作るときにだけ使われていた貴重な砂糖は、新鮮な魚の旨味を引き立ててくれるというのが分かり、次第に甘醤油が普及したと言われています。
長崎県にきたら、甘い刺身醤油でお刺身を食べてみてください。新しい発見があるかもしれませんよ。