武家屋敷通り
(ぶけやしきどおり)石垣の成り立ちや仕組みに注目するとおもしろい!
- エリア
- 下五島
- テーマ
- 歴史・文化財・日本遺産
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幕末に建てられた福江城(石田城)近くに、ほとんどそのままに当時のたたずまいを残している武家屋敷通りがあります。当時、ここには、30~40石の五島藩に仕えた中級武士たちの屋敷が並んでいたといわれています。
武家屋敷の周りを囲んでいる石垣は、鬼岳などが噴火した際に流れ出た溶岩が冷え固まってできた石を利用したもので、島の成り立ちをうまく生活に活かしたものの代表例といえます。この辺りの石垣塀は、切石を隙間なく積み重ねた上に玉石を載せた特徴的な「こぼれ石」と呼ばれる構造で、日本で数ヶ所しか確認されておらず大変貴重なものです。敵が石垣塀を越えて屋敷に忍び込もうとするとこぼれ石が落ち、その音で侵入が分かる仕組みになっていたとか。こぼれ石の横に置かれている蒲鉾型の石は「脇石(わきいし)」といって、こぼれ石を留めるほか、目印としても使われていたようです。
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Data 基本情報
住所 | 〒853-0017 長崎県五島市武家屋敷2丁目 | |
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電話番号 | 0959-72-6111(五島市役所) | |
駐車場 | あり | |
アクセス | 福江港から徒歩約10分 五島つばき空港から車で約5分 |
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