正彦神社【曽根】
(まさひこじんじゃ)奈摩正彦神社を分霊し、曽根地区に祀った神社
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祭神は天忍穂耳命。
沿革等については不詳だが、寛文年間の創設とされる。また昭和23年の同社由緒記に「人皇82代後鳥羽天皇の御宇元暦元年(1184年)、藤原尋覚が小値賀浦部両島の地頭職となるや、その次男家高公に奈摩の地を与え来任せしむ時、藤原の宗祖天津児屋根命を祀るに及び、その裔高光公のとき、曽根を領し奈摩の政彦宮を分霊して天津児屋根命の裔天忍穂耳命を祠に及ぶ、今の政彦神社を建立す…略」と勧請の縁起が記れている。明治3年(1870年)氏子宣教使調の節、社号を政彦宮から政彦神社と改められた。
当社の併祀している天満宮は、その昔曽根村方上に鎮座した天満宮を江袋村に移したが、故あって明治初年頃に併祭したものである。秋の例大祭時期には上五島神楽が舞われる。
Data 基本情報
住所 | 〒857-4602 長崎県南松浦郡新上五島町曽根郷962 | |
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備考 | 【御神祭】 天忍穂耳命 |
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