元海寺
(がんかいじ)
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元海寺の開基「残雪」は紀州佐野村の西照寺の二男でしたが、当時大曽地区に鰯漁の納屋を置いていた紀州の漁師法村・道津両氏の誘いにより、正保3年(1646)に来島し、布教にあたったのが始まりです。
しかし、富江藩の代官所が青方地区から榎津地区に移り、住民の移動もあったため、万治3年(1660)、残雪も移り住み、延宝3年(1675)、藩主への請願により元海寺を創建しました。
文政元年(1818)、6世「泰翁」の時に現在地へと移転しました。
現在の本堂は、明治26年(1893)に建立。
レンガ造りの山門は、大正13年(1924)、この寺の檀家であった鉄川与助の手によって建立されており、平成24年(2012)4月、レンガ造りの山門は全国でも珍しく、周囲の景観向上に貢献しているとの評価を受け、長崎県の『まちなみ景観資産』に登録されました。
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Data 基本情報
住所 | 〒857-4512 長崎県南松浦郡新上五島町榎津郷220 | |
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備考 | 【宗派】 浄土真宗本願寺派 |
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