海童神社
(かいどうじんじゃ)
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海童神社は、ナガスクジラの顎の骨でできた鳥居があることで知られ、捕鯨で栄えた有川を象徴する建築物です。
鳥居の高さは4m45㎝。地下の埋込み部分は75㎝。
昭和48年(1973)、東シナ海で捕獲された体長18.2mのナガスクジラの顎骨が使われています。
ここには、一の鳥居、二の鳥居、三の鳥居という3対の顎骨と扇の形をした「ひれ」の鳥居がありましたが、腐食によって今はこの鳥居だけになっています。
この神社のある場所は、平成14年頃までは海に囲まれた応護島(おこじま)という小島でした。有川港ターミナル(平成16年完成)が新築される際に、島の周囲が埋め立てられ陸続きになりました。
応護島という島の名前から‘オコジマ様’と呼ばれ、登り口の鳥居には『海童神社』と書かれてあります。石段を登っていくと頂上付近に石の祠があり、恵比寿様(左)、龍神様(中央)が祀られています。昔は海童神社の拝殿があったようですが、明治24年に祖母君神社(うばぎみじんじゃ・中筋)に合祀されました。その後祖母君神社・天満神社・八幡神社が合祀され有川神社となり、現在、海童神は有川神社の祭神の一つとして祀られています。
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Data 基本情報
住所 | 〒857-4211 長崎県南松浦郡新上五島町有川郷 |
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