キリシタン洞窟

(きりしたんどうくつ)

アクセス数35,041Views
  • キリシタン洞窟-0
  • キリシタン洞窟-1
  • キリシタン洞窟-2

この洞窟は、潜伏キリシタンの信仰と弾圧の歴史を今に伝える重要な場所です。幕末から明治初期、長崎各地でキリシタン弾圧が起きていました。明治元年(1868年)、「五島崩れ」と呼ばれる弾圧の際、3家族12人が迫害を逃れてこの洞窟に身を隠しました。若松港から船で10分の場所にあるこの洞窟は、奥行き50m、高さ5m、幅5mの十字型。海岸からは入口が見えず、絶好の隠れ場所でした。しかし、ある朝の炊事の煙が漁船に発見され、彼らは捕らえられ厳しい拷問を受けることになりました。この悲しい出来事は、禁教令が解かれる直前に起こりました。昭和42年(1967年)、苦しみに耐え信仰を守り抜いた先人たちをしのび、その悲しみを長く祈念するため、洞窟の入口には高さ4mの十字架と3.6mのキリスト像が建てられました。現在も毎年11月には、土井ノ浦教会の信者を中心に約100名が集まり、ミサを捧げています。

 



▷キリシタン洞窟見学はコチラ

スライドショーで見る

Data 基本情報

住所 〒853-2301 長崎県南松浦郡新上五島町若松郷
ウェブサイト キリシタン洞窟見学

マップを表示 マップを表示
この周辺の宿のご予約。人気サイトの宿泊プランを一括比較! この周辺の宿のご予約。人気サイトの宿泊プランを一括比較!

このスポットから近い観光スポット