宇久島で絶景サイクリング!心あたたまる民泊で島の暮らしも満喫

宇久島で絶景サイクリング!心あたたまる民泊で島の暮らしも満喫-1
平家盛にゆかりのある宇久島で、島ならではの体験をしてみませんか。自分のペースでサイクリングを楽しんだり、暮らすように過ごせる民泊で島の人々とふれあったり。フォトジェニックなスポットを訪れ、ご当地グルメも食べて、宇久島をまるごと体感できるコースを紹介します。
  • 所要時間:1泊2日
  • 交通手段:1日目:自転車、2日目:徒歩

START

【1日目】佐世保港から宇久平港(宇久島)へ

「うくちゃり」で気ままに旅しよう
【1日目】佐世保港から宇久平港(宇久島)へ-1
佐世保港から宇久平港(宇久島)まで高速船で約2時間30分。島に到着したら、まずは宇久平港ターミナル内の観光案内所で「うくちゃり」(自転車)をレンタルしましょう。起伏が少なく狭い道路もある宇久島では、自転車での観光が最適。電動アシスト付きなので、らくちんに島内を巡れちゃいますよ。
※「うくちゃり」は事前の電話予約がおすすめです。

自転車で約5分

【1日目】宇久島名物 「くじらカツカレー」「地魚丼」「焼き肉丼」のランチ

島ならではの海の幸&山の幸がいっぱい
【1日目】宇久島名物 「くじらカツカレー」「地魚丼」「焼き肉丼」のランチ-1
自転車を借りたら、お楽しみのランチタイムです。くじらと野菜の旨みがルーに溶け込んだ「くじらカツカレー」や獲れたて旬の魚を存分に味わえる「地魚丼」、牛肉の旨みと玉ねぎの甘みが相性抜群の「焼き肉丼」など、港周辺で名物ランチを召し上がれ!
※宇久平港に午後到着の場合は、スゲ浜海水浴場から観光を始めましょう。

自転車で約5分

【1日目】スゲ浜海水浴場

南国を思わせるリゾート感たっぷりのビーチ
【1日目】スゲ浜海水浴場-1
お腹が満たされたら、島内観光へ出発!まずは、港から一番近い海水浴場「スゲ浜海水浴場」へ。澄み切った海の青い色とサラサラの砂浜、浜辺に立ち並ぶフェニックスの葉が潮風になびく様子は、まるで南国に来たかのような雰囲気。この砂浜には、ウミガメが産卵にやって来たこともあるそうです。夏にはハマユウの白い花が咲き誇り、海岸を彩ります。

自転車で約5分

【1日目】長崎鼻シーサイドロード

独特の景観が広がるサイクリングロード
【1日目】長崎鼻シーサイドロード-1
次は、サイクリングにピッタリな長崎鼻シーサイドロードを走り抜けましょう。シーサイドロードに入るとすぐに緑の草原が広がり、思わず深呼吸したくなるような開放感にあふれます。途中、牛が放牧されているのどかな光景を目にすることも。海沿いに出るとゴツゴツした「玄武岩」が現れ、ここが噴火でできた島であることを垣間見れます。海風を感じながら移りゆく景色を眺めて、宇久島の自然を体いっぱいに感じましょう。

自転車で約10分

【1日目】大浜海水浴場

長崎県下一の透明度を誇るビーチ
【1日目】大浜海水浴場-1
しばらく海岸沿いを進むと、全幅600mにも渡る白砂ビーチが見えてきます。ここ大浜海水浴場は、白い砂浜、透明度の高いエメラルドグリーンの海、真っ青な空、と3色のコントラストが印象的な宇久島最大のビーチ。沖合には、白い灯台が建つ無人島の古志岐島とはるか彼方まで続く水平線を見渡すことができます。白い砂浜と海を綺麗に撮影したいなら、潮が引いている時間帯を狙って。

自転車で約20分

【1日目】対馬瀬灯台

テレビCMにも登場した人気のスポット
【1日目】対馬瀬灯台-1
1日目のラストは、島の最北端に位置する対馬瀬灯台へ。緑の草原の先に佇む真っ白な灯台、そしてその先には真っ青な海が広がり、まるで絵画の世界に入り込んだかのような風景を見ることができます。晴れた日には、壱岐や対馬まで見渡せることも。フォトジェニックな1枚を撮るなら、外せないスポットです。草原でのんびりと過ごす牛たちにほっこり癒されながら、宇久平港へと戻ります。

自転車で約45分

【1日目】宇久平港で自転車を返し、民泊体験へ

心あたたまる島人との交流
【1日目】宇久平港で自転車を返し、民泊体験へ-1
宇久平港ターミナルに戻り、自転車を返却します。民泊でお世話になる家族と合流したら、今日の宿泊先へ。一緒に夜ごはんを作ったり、おしゃべりをしたり。まるで田舎のおばあちゃんの家に帰ってきたかのような、懐かしく温かな時間を過ごせるはずです。島ならではの暮らしを体験できるのも民泊の特徴。郷土料理を習ったり、農業漁業などの体験をすることも可能です。

【2日目】かんころ餅づくり体験

昔ながらの技法で作る名物
【2日目】かんころ餅づくり体験-1
2日目は、民泊体験者限定プログラム「かんころ餅づくり体験」と歴史ロマン溢れる島内観光を楽しみましょう。かんころ餅とは、スライスして干したサツマイモと餅米を蒸して練り合わせたもの。五島列島全域に伝わる名物です。体験では、島のお母さんたちと一緒に昔ながらの製法で作ります。できたてを味わえるのも、このプランならでは!
※事前予約が必要です。(14日前まで)

宿泊先によって車で約5~20分、宇久平港から徒歩約6分

【2日目】東光寺

五島文化の礎を築いた平家盛の菩提寺
【2日目】東光寺-1
東光寺は、平家盛が菩提寺として建立したと伝わるお寺。宇久島には、壇ノ浦の戦いで敗れた家盛が安住できる場所を求めて辿り着いた地、という伝説があり、多くの史跡や文化財が残っています。朱色の門をくぐり本堂の裏に回れば、家盛以降7代の歴代領主のお墓があります。迫力満点、思わず圧倒されてしまいそうな本堂の閻魔大王像も必見。
※お昼までに出発する船の場合は、この後宇久平港へ向かいましょう。

徒歩約5分

【2日目】神島(こうじま)神社 

捕鯨の歴史を感じさせる神社
【2日目】神島(こうじま)神社 -1
こちらも平家盛ゆかりのスポット。家盛は、鵜戸神宮の御分霊を奉じて宇久島に来島し、「ウガヤフキアエズノ命」を御祭神として神島神社を建立しました。現在では、大漁満足と五穀豊穣に感謝する例大祭が夏と秋に開催され、平地区の総氏神として島民に親しまれています。境内では、可愛らしい鯨の石灯篭に出会うことができますよ。

徒歩約5分

【2日目】宇久平港エリアでお土産購入・ランチ

地元産の素材にこだわった品がいっぱい
【2日目】宇久平港エリアでお土産購入・ランチ-1
フェリーの時間まで、港周辺でお土産を購入したり、ランチをどうぞ。旨みが凝縮したプリプリの干物やいかの一夜干し、ミネラルたっぷりの天然塩、宇久島産のサツマイモを使用した芋焼酎やかりんとう、名物のかんころ餅など。対馬海峡の荒波で育った魚介類はもちろん、手間暇かけて作られた一品が揃います。

徒歩約5分

【2日目】宇久平港出発 

豊かな自然や島人との温かい交流にお別れを
【2日目】宇久平港出発 -1
自然&歴史ロマンがたっぷり残る宇久島はいかがでしたか。ここで紹介したスポットはごく一部。三浦神社の大ソテツや平家盛上陸地など、まだまだ魅力あふれるスポットが宇久島にはたくさんあります。もう1泊して、のんびり島時間を楽しむのもいいかもしれません。

GOAL

Google Mapの読み込みが1日の上限を超えた場合、正しく表示されない場合がございますので、ご了承ください