長崎からラクラク1dayトリップ
絶景も祈りの教会も!初めての五島を欲張りに楽しもう
五島列島で一番大きい福江島。映画のロケ地として知られる絶景スポットや日本一美しい砂浜、キリシタン文化が垣間見られる教会など、定期観光バスに乗れば定番スポットをぐるっと見て回ることができます。美しい海を見ながら五島灘の新鮮な魚介を食べれば、五島に来てよかったと実感するはずです。
- 所要時間:1泊2日
- 交通手段:1日目:観光バス、2日目:徒歩
START
【1日目】長崎港から福江港(下五島)へ
五島列島の最南端に位置する島
長崎港からジェットフォイルで約1時間25分。朝の早い便に乗船すると、午前中からたっぷり島で遊ぶことができます。到着したら、福江港ターミナルビル1階の五島自動車観光課で、定期観光バスの参加手続きを。受付が終わったら、観光案内所でパンフレットをゲットしたり、ショップでおやつを購入したりして、バスの出発を待ちましょう。
【1日目】五島めぐり定期観光バス島内一周コース(Cコース)
ガイドと一緒に巡る王道コース
福江港発の定期観光バスで島内の定番スポットへ出発!このコースの見所のひとつは「堂崎天主堂」。禁教令が解かれた後、五島に初めて建てられたシンボル的な教会です。静かな海辺に佇む天主堂は、ゴシック様式の赤レンガ造りですが、日本ならではの瓦も使われている珍しい建物。現在は隠れキリシタンの歴史などを学ぶことができる資料館として開放されています。その他、風や波の浸食によってできた断崖絶壁の岬「大瀬崎灯台」、南の島に負けず劣らず美しい「高浜ビーチ」、ゴツゴツした溶岩の海岸線が続く「鐙瀬熔岩海岸」など、島の美しい風景、そしてその中に溶け込む歴史ある教会を巡ります。
◆午前:福江港→井持浦教会→大瀬崎灯台→高浜ビーチ→水ノ浦教会(車窓)→福江港でランチタイム(フリー)
◆午後:福江港→堂崎天主堂→武家屋敷通り(車窓)→鐙瀬熔岩海岸→鬼岳(車窓)→福江港
※3日前12:00までに要予約
◆午前:福江港→井持浦教会→大瀬崎灯台→高浜ビーチ→水ノ浦教会(車窓)→福江港でランチタイム(フリー)
◆午後:福江港→堂崎天主堂→武家屋敷通り(車窓)→鐙瀬熔岩海岸→鬼岳(車窓)→福江港
※3日前12:00までに要予約
タクシーで約15分
【1日目】秘密にしたい食事処「椿茶屋」
海が目の前!絶好のロケーションで囲炉裏焼を楽しむ
宿にチェックインしたら、地元でも評判の飲食店へ行きましょう。「椿茶屋」は、海を望む丘にある食事処。一面のガラス窓から眺望する海は、なぜか外からの景色よりも美しく見えます。囲炉裏を囲んでいただくのは、五島自慢の新鮮な海の幸、山の幸。炭火でじっくり焼き、いただく料理はシンプルだけに、素材のうまさが際立ちます。
徒歩約10分
【2日目】五島観光歴史資料館
古代から現在までの五島を分かりやすく展示
2日目は福江城(石田城)跡周辺で歴史スポットを訪ねます。まずは、二の丸跡に位置する「五島観光歴史資料館」へ。天守閣をイメージして作られた建物の中には、倭寇や遣唐使など五島と関わりの深い歴史・文化遺産等の資料が展示されています。3F展示室には、臨場感あふれる映像と解説が特徴の体感シアターを設置。曲面のスクリーンに教会の映像が映し出され、五島キリシタンの歴史や祈りの空間を体感することができます。
徒歩約10分
【2日目】武家屋敷通りふるさと館
子どもも大人も夢中になれるものづくり体験
かつて城下町だったこのエリアには、当時の面影を感じられる石垣塀や門が残る武家屋敷通りがあります。その通りの南に位置する「武家屋敷ふるさと館」は、島ならではのものづくり体験ができる施設。旅の思い出に、オリジナル作品を作ってみませんか。
徒歩で約1分
【2日目】山本二三美術館
名作アニメーション美術監督の世界観にひたる
『天空の城ラピュタ』『火垂るの墓』『もののけ姫』など、数々の名作アニメーションで美術監督を務めてきた五島市出身のアニメーション映画・美術家、山本二三氏の美術館。江戸時代に建てられた武家屋敷「松園邸」をリノベーションし、アニメーションの背景画や五島を描いたオリジナル作品が展示されています。壁一面に青空を描いた空と雲の部屋では、まるでアニメーションの世界に入り込んだかのような錯覚を感じるかもしれません。
徒歩で約10~15分
【2日目】五島牛ステーキや五島うどんなどのランチ
地元自慢のお肉や麺をどうぞ
武家屋敷通りや福江城(石田城)跡周辺でランチタイム。五島で美味しいのはお魚だけではありません。潮風が心地よい大地でストレスなく育てられたブランド牛は「幻の五島牛」と呼ばれ、島の外ではなかなか食べられないのだそう。お肉の旨みをダイレクトに味わうならやっぱりステーキで。ジューシーな肉汁と甘みがたまりません。また、日本三大うどんのひとつ「五島うどん」も定番。モチモチした歯ごたえとのど越しの良さに、お土産として購入する人も多いのだとか。夏は冷やしで、冬はアツアツで、メニューのバリエーションが豊富なのもポイントです。
徒歩で約5~10分
【2日目】五島氏庭園隠殿屋敷・心字が池
金閣寺の丸池を模した趣深い庭園
江戸時代に五島列島全域を治めていた五島家第30代盛公によって、お城のなかに建てられた隠殿。その名の通り、心の文字をかたどった「心字が池」を中心に造られた庭では、樹齢800年以上といわれる楠の木をはじめ、ソテツなどの亜熱帯植物が見られます。屋敷内には、当時のままに残された釘隠しや隠し部屋も。欄間に亀や梅の飾りが施されていたりと、見どころ満載です。
徒歩で約15分
【2日目】港周辺でお買い物
思わず手が伸びる!おつまみ&お菓子
船の出発時間まで、港周辺でお土産探し!キビナゴの一夜干しや五島近海で獲れた魚を使ったかまぼこ、五島の名産・五島うどんやかんころ餅、保湿力抜群の椿オイルなど、たくさんのお土産品が並びます。福江島名物ともいわれる「鬼鯖鮨」は、身が厚く厳選された真サバをまろやかな酢に漬け込むことで、サバの旨みをたっぷりと引き出した逸品。添えられたこだわりの醤油が、一層味を引き立てます。
【2日目】福江港(福江島)から長崎港へ
船から見る景色も思い出に
港に着いたら、2階の展望デッキから鬼岳を臨み島にお別れを。歴史ある教会と美しい海が印象的な福江島を楽しんだら、次回は世界文化遺産を擁する久賀島や奈留島にも渡ってみましょう。もっともっとディープな五島の魅力を知ることができますよ。
GOAL
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