一度は行きたい国境の島!古から残る自然と激動の歴史にふれる旅

一度は行きたい国境の島!古から残る自然と激動の歴史にふれる旅-1
古くから大陸と交流があり、独自の文化を築いてきた国境の島・対馬。リアス海岸に縁どられた島のダイナミックな景観をはじめ、歴史上重要なスポットも多く残ります。また、海の幸・山の幸のほか、時代を経て受け継がれてきた対馬ならではの郷土料理もぜひ味わいたいもの。1日目はレンタカー、2日目はまち歩きで魅力たっぷりの対馬をぐるっと満喫しましょう。
  • 所要時間:1泊2日
  • 交通手段:1日目:車、2日目:徒歩

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【1日目】博多港(福岡)から厳原港(対馬)へ

景色を楽しみながら船でらくらくアクセス
【1日目】博多港(福岡)から厳原港(対馬)へ-1
対馬への船旅は、博多港(福岡市)から九州郵船のジェットフォイル「ヴィーナス」に乗り込みます。所要時間は約2時間15分。全席指定の座席は充分な広さがあり、窓際の席からは海景色が臨めます。穏やかな博多湾を抜け外海へ。天候により揺れることもありますが、船酔いするほどではないのでご安心を。到着したら厳原港でレンタカーを借りて、観光スタート!

車で約10分

【1日目】川端通りで「対馬バーガー」ランチ

イカとヒジキのご当地バーガーを召し上がれ
【1日目】川端通りで「対馬バーガー」ランチ-1
対馬ではイカ釣りとヒジキ漁が盛んなことから、イカとヒジキを組み合わせた名物ハンバーガーが人気です。ヒジキが入ったパティの上に軽く焼いたイカを乗せバンズで挟んだ一品は、ヘルシーながらずっしり重くてボリューム満点!新鮮なイカのコリコリした食感とふんわりバンズが驚くほどマッチしていて、ぺろりと平らげてしまいます。大人も子どもも大好きなてりやき風の味付けです。

車で約30分

【1日目】万関橋・万関展望台

山と海、赤い橋が美しくコラボレーション
【1日目】万関橋・万関展望台-1
厳原市街から車で北上すること約30分、上対馬と下対馬を結ぶ「万関橋」に到着します。橋のたもとに立つと、吹きぬける潮風が心地よく開放的な気分に。実はここ、明治時代に当時の帝国海軍が軍事上の理由で掘削し、船が航行できるようにした人工の瀬戸なのです。湾を見下ろすと掘削の痕跡を確認できます。上対馬側の橋のたもとを少し登ったところにある「万関展望台」へも向かいましょう。この展望台は東に浅茅湾(あそうわん)、西に三浦湾を眺められる絶景スポット。リアス海岸が続き、コバルトブルーの海に山が迫る様子は圧巻です。

車で約30分

【1日目】和多都美神社

海の中に立つ鳥居が神秘的な撮影スポット
【1日目】和多都美神社-1
竜宮伝説や海幸彦・山幸彦伝説の舞台となった「和多都美神社」。満潮時には社殿近くまで海水が満ち、神社が海に抱かれるような光景を見ることができます。5つある鳥居のうち2つは海中にあり、その姿はとても神秘的。満潮時と干潮時で大きく表情を変えるため、SNS映えする撮影スポットとしても人気です。

車で約5分

【1日目】烏帽子岳展望台

リアス海岸と島々が織りなすパノラマ絶景
【1日目】烏帽子岳展望台-1
対馬の中央付近に位置し、浅茅湾を望む標高176mの烏帽子岳は、広い対馬の中でも屈指の眺望スポットです。駐車場から145段の階段を登ると、展望台に到着。複雑に入り組んだリアス海岸と島々を望む、360度のダイナミックな景観を楽しめます。この展望台から見る夕日で1日を締めくくってはいかがでしょうか。階段を登る時間を考慮し、日没の15分ほど前には駐車場でスタンバイします。展望台には方角が示されており、ベストショットを狙うなら南西の角あたりからの撮影がおすすめ。刻々と変化する山々、海に沈んでいく夕日に、思わずうっとりしてしまいます。

車で約1時間

【1日目】厳原市街で夕食・宿泊

魚介料理、とんちゃん、対州そばなど名物がたくさん!
【1日目】厳原市街で夕食・宿泊-1
厳原港でレンタカーを返却したら、お待ちかねの夕食へ。対馬を訪れたら、アナゴ、アマダイ、アカムツなどの新鮮な魚介料理ははずせません。シンプルにお刺身で食べるのもいいですが、石英斑岩(せきえいはんがん)の上で魚介類を焼く対馬名物の「石焼き」も素材の味を楽しめる食べ方。原種に近い小粒で風味の強い「対州(たいしゅう)そば」、地鶏や魚、野菜をたっぷり使った「いりやき」、豚肩肉を秘伝のタレに漬け込んだ「とんちゃん」など、おいしいものがたくさんあります。

徒歩約10分

【2日目】厳原を歩いて巡る!地元ガイドに歴史を学ぼう

国境の島ならでは歴史にふれる「対馬藩主宗家コース」
【2日目】厳原を歩いて巡る!地元ガイドに歴史を学ぼう-1
翌日は2時間のまち歩きツアーで“対馬の激動の時代”を学びましょう。まずは「ふれあい処つしま」で歴史の概要を学んでから、対馬藩主・宗家の菩提寺である万松院へ。本堂には、朝鮮国王から贈られたとされる三具足や、徳川歴代将軍の位牌が並びます。百雁木(ひゃくがんぎ)と呼ばれる132段の石段を上った先に現れる、樹齢1000年を超える大杉も必見です。「旧金石城庭園」では、心という字を模った池や石の配置が美しい庭園を満喫。対馬を知り尽くしたガイドが、教科書では知ることのできない対馬藩の歴史ドラマを交えてご案内します。
※まち歩きツアーは事前予約が必要なので、対馬観光物産協会サイトまたは電話での予約を忘れずに。
※厳原町の中心部に位置する「観光情報館 ふれあい処つしま」がまち歩きの開始・終了地点となっています。

徒歩約10分

【2日目】観光情報館 ふれあい処つしま

港周辺でお土産探しと軽食タイム
【2日目】観光情報館 ふれあい処つしま-1
「ふれあい処つしま」に戻ったら、いよいよ旅の締めくくり、お土産を探しましょう。たっぷりのこし餡を小麦生地で包んだ対馬銘菓「かすまき」、豚肉を甘辛く味付けた「対馬のとんちゃん」、水産加工品やツシマヤマネコグッズなど、対馬ならではのお土産が揃います。出港前の腹ごしらえには、魚介類ランチやとんちゃん丼などをどうぞ。
  • 住所 〒817-0021 長崎県対馬市厳原町今屋敷672番地1
    電話番号 0920-52-1566
    営業時間 観光案内所/管理事務室 8:45~17:30
    観光の間 9:00~17:00
    特産品の間 9:00~18:00
    多目的広場 8:45~18:00
    体験憩いの間 9:00~18:00
    トイレ 24時間
    休日 年末年始(12/29~1/3)
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徒歩数分

【2日目】厳原港(対馬)から博多港(福岡)へ

約2時間15分の船旅で思い出に浸ろう
【2日目】厳原港(対馬)から博多港(福岡)へ-1
厳原港ターミナルビルからジェットフォイルに乗り博多港へ。出航したら、窓側に座って景色を眺めるも良し、お土産に買った「かすまき」とお茶で一服するも良し。旅の思い出話に花を咲かせたら、あっという間に博多港到着です。

GOAL

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