長崎県ツーリズム・アワード 2022<受賞者紹介>
長崎県の観光振興に貢献している企業・団体・個人の優れた取組を表彰する「長崎県ツーリズム・アワード」。
3回目の開催となる令和4年度は、県内外の個人・企業・団体から15件の応募をいただき、選考会議での厳正なる審査の上、県知事賞3件、長崎県観光連盟会長賞1件、計4件の受賞が決定しました。
(長崎県広報テレビ番組「みジカなナガサキ」)
グランプリ(県知事賞):ラッキー自動車株式会社
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タクシープランはプロの観光ガイドドライバーがご案内
着地型旅行商品(タクシープラン)の造成・販売とおもてなしの取組
コロナ禍におけるマイクロツーリズムに適応したタクシー観光商品を造成し、県内初のパック商品として販売。また、2008年から社内でプロの観光ガイドドライバーの育成制度を設けているほか、全乗務員が「長崎県総おもてなし宣言」のワッペンを着用するなど、おもてなし向上に努めています。
※「長崎県総おもてなし宣言」とは、長崎県を訪れるお客様に県民とふれあう心温まる観光を提供するため、県民・事業者・行政が一体となって、『ワンランク上のおもてなし』で観光客を『笑顔にさせる応対』を目指し展開している事業です。詳細はこちら
ホームページはこちら:https://www.luckygroup.jp/
【評価】観光振興及びおもてなし向上における事業方針に一貫性・継続性があり、観光業に携わる全事業者の模範となる取組である。
準グランプリ(県知事賞):有限会社丸徳水産
海で遊び、学び、記憶する体験ツアー「海遊記」の実施
対馬の自然や魅力を感じながら、漁業や環境問題を学べる体験ツアーを造成。対馬市三浦湾において、地元漁師アテンドのもと、養殖場見学、餌やり体験、磯焼け観察、食害魚観察、海ゴミ観察、魚釣り等を約2時間で体験できるツアーを実施しています。
ホームページはこちら:https://marutoku-suisan.com/kaiyuki
【評価】水産と観光を融合させ、環境問題(SDGs)等を学べるツアー内容が、独創的であり社会への影響性も高く、今後の観光産業及び離島振興のモデルケースになるものである。県外からの需要が多い点も評価できる。
特別賞(県知事賞):トイレ探索士 豊福 和範
屋外トイレ(公衆トイレ、公園トイレ等)内の設備調査とホームページ「長崎・トイレ案内板」による情報発信
平成20年頃から屋外トイレ(公衆トイレ、公園トイレ、駅前トイレ等)の調査を開始。平成25年40歳のときに脳梗塞で入院・リハビリを経験したことで多目的トイレ内の手すりに強い関心を持ち、その後、設備にこだわって改めて調査しています。介護・育児・ジェンダーの視点から調査した数は実数で2,000箇所を超え、この結果をホームページ「長崎・トイレ案内板」で発信しています。
ホームページ「長崎・トイレ案内板」はこちら:http://www.just.st/7160971
【評価】独創性、社会性に優れ、ユニバーサルツーリズムにも寄与するものである。ホームページでの案内箇所数は1,600以上にのぼり、長年にわたり個人で継続的に取り組んでいる点も評価できる。
長崎県観光連盟会長賞: IKI PARK MANAGEMENT 株式会社
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秘密基地づくり
「島のまなび舎」キッズキャンプの実施
コロナ禍における島外の子ども向けのキッズキャンプを実施。イルカとのふれあいや、船釣り、自分で魚や貝を取って食べる経験、無人島探索など壱岐ならではの体験を提供し、共同生活の中で子どもたちの自立を促しています。また、子ども達の再訪や家族旅行など、継続したつながりが生まれています。
公式Facebookはこちら:https://www.facebook.com/profile.php?id=100085014192213
【評価】施設及び地域資源を上手く活用した取組であり、離島振興のモデルケースとして、交流人口拡大や県外からの来島者向けのおもてなしとして期待できる。
表彰式
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令和5年2月6日(月)長崎県庁 特別応接室において表彰楯/トロフィー及び副賞を授与し、
各受賞者から取組紹介を行いました。
過去の受賞者
◎グランプリ(県知事賞) 松浦市 「アジフライの聖地 松浦」プロジェクトとして積極的な情報発信を行い、松浦市の認知度向上や観光消費の増加に寄与。 |
◎準グランプリ(県知事賞) 新型コロナウイルス予防対策認定実行委員会 産官学連携による宿泊施設の安心・安全認証制度「team NAGASAKI SAFETY」の構築及び運営を通して、宿泊施設における感染防止や安全・安心の可視化に貢献。 |
◎準グランプリ(県知事賞) 島原鉄道株式会社 観光客誘致や地域の活性化を目指して、観光列車「しまてつカフェトレイン」を運行し、島原半島の新たな観光コンテンツとして成長。 |
◎特別賞(観光連盟会長賞) ホテルニュー長崎 全スタッフが「おもてなしワッペン」を着用し、「長崎コンシェルジュ」の育成や新型コロナウイルス感染対策の徹底、外国人観光客の受入態勢強化など、宿泊サービスの品質向上に向けた「おもてなし活動」に尽力。 |
長崎県ツーリズム・アワード2019
◎グランプリ(県知事賞) 特定非営利活動法人 長崎巡礼センター 事務局長 入口 仁志 「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」を訪れる観光客に対し、ガイドとして真の価値を発信。 |
◎準グランプリ(県知事賞) 一般社団法人雲仙温泉観光協会 雲仙温泉の新たな夜のコンテンツである「雲仙プレミアムナイト」の地元関係者による開発及び継続的な催行。 |
◎特別賞(観光連盟会長賞) 長崎空港ビルディング株式会社 空港内の官公庁や航空会社も含む空港全体での「長崎県総おもてなし運動」(全職員のバッチ着用等)への参画や「CS(顧客満足度)キャンペーン」の実施。 |
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