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日本二十六聖人殉教地(西坂公園) (にほんにじゅうろくせいじんじゅんきょうち(にしざかこうえん))
キリスト教弾圧の歴史を物語る聖人のレリーフと記念館が建つ丘
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西坂公園はJR長崎駅東側、NHK長崎放送局横の坂道を上り徒歩約6分の小高い丘に位置します。
豊臣秀吉によるキリシタン禁止令により、1597年2月5日京阪地方へ伝導していたフランシスコ会宣教師6人と日本人信徒20人が処刑された丘です。キリストが十字架に架けられたゴルゴタの丘に似ていることから信者達がこの地を処刑の場に願い出たと言われており、二十六聖人の殉教以降も多くの人々がこの地で処刑されました。
1950(昭和25)年には、ローマ教皇・ピオ十二世がこの地をカトリック教徒の公式巡礼地と定め、戦後、原爆からの復興を遂げた長崎県は1956(昭和31)年史跡に指定しました。
26人の殉教者が列聖して100年目の1962(昭和37)年には二十六聖人等身大のブロンズ像嵌込(はめこみ)記念碑と殉教した人々の遺志を紹介する記念館が建てられました。
2019(令和元)年11月に第266代ローマ教皇・フランシスコが長崎を訪れた際、この地で祈りを唱えられたことでも知られています。かつての日本に、信仰の自由が奪われた時代があったという現実を踏まえ再び繰り返してはならない歴史に思いを巡らし、平和を願う場所へ出かけてみてはいかがでしょうか。
基本情報
住所 | 〒850-0051 長崎県長崎市西坂町7-8(日本二十六聖人記念館) | |
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文化財 | 1950年バチカン指定公式巡礼地、県指定史跡 | |
アクセス |
JR長崎駅前から徒歩約6分 JR長崎駅前から車で約3分 | |
ウェブサイト | 日本二十六聖人記念館 公式Facebook トリップアドバイザー |
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