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波自采女の墓(はじのうねめのはか) (ナミジ)

「続日本紀」に記載されている波自采女の石塚です。

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貞婦として表彰された波自采女(はじのうねめ)が勅撰の国史「続日本紀」の神護慶雲二年(768)春二月五日条に載っています。
「対馬島上県郡の人高橋連波自采女、夫を亡くして後誓って志を改めず。その父もまた死す。盧を墓の側に結んで、毎日斎食す。孝義の至り。路行く人を感ぜしむることあり。よってこれを其の門閭(里の入口)に表彰し、租(年貢)を免じて一生を終わらしむ。」とあります。
夫の死亡後誓って貞操を守り亡夫の追善につとめましたが、そのうち父もまた死し、墓の側に草庵を建て、忌に服して供養をつくし、孝義の至りとし道行く人を感心させました。官(おかみ)はこれを表彰し、村の入口に告示して、終身租(ねんぐ)を免じたということです。

基本情報

住所 〒817-1251 長崎県対馬市豊玉町田
電話番号 0920-54-2341(対馬市教育委員会 文化財課)
アクセス 対馬空港より車で約50分
ウェブサイト 公式サイトはこちら

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