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岩下洞穴 (いわしたどうけつ)

歴史探索!縄文時代を肌で感じる洞穴

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佐世保市を流れる相浦川中流域、石盛岳(いしもりだけ)の標高200mの緩やかな南向きの斜面地にあり、山と海の両方に眺めの良い洞穴。かつて防空壕としても使用されていたこの場所は、1963年に地元の高校生によって発見されました。発掘調査では、縄文早期~前期の生活面および旧石器時代、縄文中期~後期、弥生時代、古墳時代の遺物が出土しました。縄文早期から頭や胸位に石を乗せた埋葬人骨や磨製石器を副葬した埋葬人骨など20体を超える埋葬人骨が確認されました。また、縄文前期には、狩猟具としての石鏃や石槍が数多く出土し、食料としての魚骨、鳥骨、哺乳類や貝類が出土しています。
炉の跡もあり、彼らが洞穴内を居住場所と埋葬場所に使い分けていたことなどを知ることが出来ます。
遺跡の反対側は霊場となっており、岩のすきまから光がさしてなんとも神秘的な場所です。

<規模>間口21m×奥行き4.3m×庇高2.2m
 

基本情報

住所 〒857-0102 長崎県佐世保市松瀬町1385-5
電話番号 0956-22-6630(佐世保観光情報センター(JR佐世保駅構内))
アクセス <バス>佐世保駅から「天久保」行、または「知見寺経由世知原」行に乗車、「天久保」で下車後、徒歩約5分。

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