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礫岩(つぶていわ) (ツブテイワ)
平戸島南部の西海岸大佐志にそそり立つ断崖が玄海の荒波に映える山です。国指定の天然記念物です。
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礫岩は、平戸島の南西部にあり、全体が凝灰角礫岩からなる海抜287mの岩山です。
特に山頂部は大きく母岩が露出しており、また尾根部は土壌が浅く母岩が露出している場所が散見されます。
山頂は、礫の名のとおり、如く礫の固まりが断崖となっており、絶景です。
このような大変乾きやすい立地には、イワシデ群落・ダンギク群落・ツシマママンネグサ群落など岩石地特有の植物群落が発達しており、山腹や谷筋など土壌の深い立地に成立している照葉樹林と好対照を見せています。
こうした立地条件のもと、かつて対馬陸橋をつうじて朝鮮半島と陸続きになったことがあるという地理的な条件もあり、朝鮮半島系植物と日本列島系の植物が共存した特有の植物相が見られます。
またこれらは、非常に価値の高い植物群落として国の天然記念物に指定されています。
基本情報
住所 | 〒859-5516 長崎県平戸市大佐志町 | |
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電話番号 | 0950-22-4111(平戸市観光課) | |
アクセス | 平戸大橋から車で約50分 | |
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