古川町天満宮の鳥居（フルカワマチテンマングウノトリイ）

市指定有形文化財

肥前鳥居と呼ばれる特異な形の石鳥居が佐賀県を中心とする北部九州に分布していますが、この鳥居には笠木・島木に肥前鳥居の流れを汲む独特な形が認められています。

「寛永18年] (1641)の年号があり、寛永15年(1638)造立の諏訪神社旧一の鳥居（現二の鳥居，年号記銘なし）に次ぐ古いものです。

また「川添町」の町名が刻んでありますが新歌舞伎町・古川町等の町名変遷を考証する資料として、また寛文３年(1663)市中大火にも耐えてきた遺構として大変貴重なものです。

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