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大地主神社 (おおとこぬし神社)

エリア
上五島
テーマ
神社・仏閣
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祭神は大地主神。
寛文元年(1661年)~元禄3年(1690年)の魚目・有川の海峡争いで、三度に亘った江戸控訴は有川住民にとって死活問題であっただけに、一大決意によって成されたもので、その為の多額の借銀で村の経済は困難に窮した。そうした中、人々は辛酸に耐え、不足銀の充当の為に働き、特に上有川、高崎の百姓たちは桜岳や黒木山に薪材を伐りだし、これを宇久島の組方に売った。この時の小頭近藤源右衛門は、百姓たちの無事安全を祈願して「大地主神」を勧請して、金刀比羅神社参道右上に地に奉斉した。現在、この地には、明治16年(1983年)と昭和30年(1955年)に建てられた二基の石塔が祀られており、毎年旧正月17日に祭礼の後、上有川、高崎両郷で役員が会合して山や畑の産物などに関する諸取り決めがなされている。

基本情報

住所 〒857-4211 長崎県南松浦郡新上五島町有川郷1714
備考 【御神祭】 金山彦神・大物主神

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