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赤ダキ断崖 (あかだきだんがい)

エリア
上五島
テーマ
自然・景勝地
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★絶景スポット
かつてここが大規模な火山の噴出口であったことを、今に残す赤ダキ断崖。
長い年月をかけて大自然がつくりだした景観は、見る人を圧倒します。

曽根火山は、番岳(標高443m)と小番岳(標高320m)の間にある火山です。玄武岩質の噴石丘で、臼状火山(ホマーテ)と呼ばれる火山地形の一つです。火口は北西方向に開いており、最高点は海抜143mです。噴火当時は直径約1kmの基底面があったと考えられますが、南側は波の浸食により削られ、「赤ダキ断崖」となっています。この断崖では、火山の層が美しく重なった様子を見ることができます。火山の層は上下2層に分かれています。下の層は玄武岩の岩片や黒い岩滓を含む黄色っぽい凝灰岩で、とても固くなっています。上の層は赤い岩滓の層で、火山弾(噴火の際に飛び散った大きな岩)をたくさん含んでいますが、下の層ほど固くはありません。断崖の層は東側が東へ約15度、西側が西へ10~20度傾いており、中央部は手前に20度傾いています。この火は五島列島がどのように形成されたかを知る上で、とても重要な手がかりとなっており、県の天然記念物にも指定されています。

基本情報

住所 〒857-4602 長崎県南松浦郡新上五島町曽根郷

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