美食と絶景を巡る平戸1泊2日の旅|2日目は定番観光スポットへ
1日目のキャンプでリフレッシュした後、2日目は平戸の定番観光スポットへ。
SNSや雑誌で見かけたあの場所、実際に行ってみると…良い意味で予想を裏切られました!
平戸中心部はコンパクトなのでサクサクと周れると思いきや、ひとつひとつのスポットが予想以上に興味深いものだったんです…!
1日目の記事はこちら↓
掲載日:2024年10月29日
ライター:森山ゆりこ
絶景見ながら何をする?最後まで非日常を満喫
キャンプ翌朝の目覚めは朝日とともに…とまではいかなくでも、いつもより早く起きてしまうのもキャンプの不思議。
起床したら、まずはテントの外で大きく深呼吸。
空気が澄んで清々しい朝の景色に感動してなんだか胸がいっぱい。
この日は気温も高くなく、木の影がテント横まで大きくかかっていてちょうど良い日陰ができていました。
日陰まで椅子を運び、早朝からじっくり読書タイムを満喫。
チェックアウトの時間までは、読書以外にも羊とのふれあいや昆虫の観察などいろんなことが楽しめます。
ちなみに、管理棟にある草原カフェ「グリーンテラス」では、平戸産フルーツの生搾りジュースやコーヒーをいただくことができます。
スノーピークのキャンプ機材も一部販売しているので、レンタルテントプランで気に入った機材は購入することもできますよ。
窓際に座れるか運試し?海の見えるごはん屋
キャンプの後は平戸大橋を渡って、平戸島へ。
ランチは「ひらど新鮮市場」に隣接する「海の見えるごはん屋」にやってきました。
店名にもあるように窓際の座席から海が一望できるのです!ただし席は先着順なので、窓際に座れるかは運次第。
ちなみに駐車場からの景色も素晴らしいので、窓際に座れなかった場合でも駐車場から絶景を満喫できますよ。
メニューは平戸米をはじめ、平戸産にこだわった魚や野菜を使った定食が中心。お魚のメニューが多いですが、ローストビーフ丼などお肉のメニューもありました。
今回いただいたのは、「平戸海鮮丼」と「”平戸海千山千”彩御膳」の2種。彩御膳は1日10食限定だそうで、注文できたらラッキー。
複数ある小鉢はどこか懐かしさも感じる優しい味付け。田舎の味…と思いきや、少し甘かったりするのは長崎っぽいですね。
どちらもしっかりボリュームがあるので、男性でもお腹いっぱい大満足です。
生まれ変わった城は体験アミューズメントに!泊まれる城・平戸城
平戸にお城があることは知ってましたか?
400年の歴史がある平戸城は2021年にリニューアルし、日本100名城ではじめての常設宿泊施設「城泊」のある「新しい平戸城」として生まれ変わりました。
ちなみに城内にはフルコースが食べられるレストラン(完全予約制)もあります。
全国の城マニアさんはぜひ平戸城へ!
平戸城の天守閣からは平戸の街並みと美しい海が一望!
平戸大橋、平戸ザビエル記念教会やオランダ商館など、平戸の人気観光スポットを見ることができます。
城内には体験型の歴史展示もあり、楽しみながら歴史を学ぶことができるようになっているのも魅力的。
この日は人が少なかったので、つい体験コーナーで本気になってしまいました…。
小さな子どもから大人まで楽しめます。
海沿いの白亜の建物。平戸オランダ商館
次は、平戸城天守閣から見えた海沿いの白亜の建物「平戸オランダ商館」へ。
オランダ東インド会社が1609年に平戸に設立し、1641年に幕府の命令により長崎の出島に移転するまでの約33年間、東アジアにおける貿易拠点でした。
1639年に日本ではじめての西洋の石造建造物とされる「1639年築造倉庫」を忠実に復元したこの建物は、館内が資料館になっており、
当時の貿易品や生活用品が展示され、VR技術を駆使した体験コーナーもあります。
初代と第3代の平戸オランダ館長ジャック・スペックスの肖像画(複製)や南蛮甲冑、オランダ船の船首飾り木像など珍しい展示品がたくさんありました。
訪問前は神戸の異人館のようなイメージでしたが、元は石造倉庫だったことから異人館とは全く違う造りであることも興味深かったです。
歴史好きはもちろん、建築ファンも見どころたくさんで大満足なスポットです。
平戸らしい風景を少しだけ散策。教会と寺院の見える風景
最後、カフェに行く前に少しだけ散策。
平戸ザビエル記念教会と光明寺、瑞雲寺が織りなす風景は、とても珍しい風景。
私の出身地である神戸にも教会と寺院はありますが、一緒に見れる場所は無いので移住当初はとても新鮮に感じました。
石畳を登っていくと、ちょうど「ここで撮るんだな」とわかるスポットがあるので、そこで1枚パシャリ。
平戸ザビエル記念教会も、他の教会群とは異なる明るいグリーンなのも可愛いポイント。
教会内は信者の方以外でも拝観できますので、マナーを守って見学しましょう(ミサなど一部の時間は除く)
もうここに住みたい…地元の隠れ家カフェ・マメルクコーヒー
カフェ好きな私がドンピシャでツボにハマったのがここ、マメルクコーヒー。
平戸ザビエル記念教会の裏側にある、住宅街を少し入り込んだ場所にある隠れ家カフェです。
こだわりのスペシャルコーヒーがいただけるほか、サンドイッチやスイーツなどの軽食も美味しくてハズレなし。
店内にはグリーンが溢れ、奥の階段下にあるソファ席や2階のひとり席は引きこもり感抜群。
美味しいコーヒーをいただきながら読書に集中できる空間…贅沢すぎる!
今回は平戸観光の帰り際に訪問しましたが、朝早めの時間に訪問して朝食としていただくのも幸福度高そう。
週末は多くの人が訪れて混雑したり早くフードがなくなってしまうこともあるので、早めの時間に訪問するのがおすすめです。
まとめ
恥ずかしながら、今までは地名でしか認識していなかった平戸ですが、想像以上の魅力あるエリアでした…!
今回はご紹介できませんでしたが、足湯や腕湯、鎌倉時代以降に長崎県北を広く治めた平戸藩主松浦家に伝わる貴重な資料を保存・公開している松浦史料博物館など、温泉好きから歴史好きまで楽しめる見所が本当にたくさんあります。
(今回はキャンプしていますが、平戸は温泉地でもあるのです)
今回訪れた場所
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この記事を書いた人
#ナガサキタビブ 部員(公式ライター)
フォトグラファー、移住者、働く女性の視点で長崎の魅力をお届けします!
神戸からの「移住女子」です。
祖母が佐世保出身なこともあり、長崎が大好きで年に1〜2回旅行に来ていましたが、好きすぎて移住しちゃいました。現在は、仕事も兼ねて長崎県内を広く旅しています。
フォトグラファーの視点、移住者の視点、働く女性の視点から長崎県内の魅力ポイントを広くお届けします!