あの人気俳優も訪問したお店は必見!!「地獄」から「美味いもの」までめぐる雲仙1泊2日旅♪【2日目】
冬の雲仙(うんぜん)・小浜(おばま)エリアをめぐる1泊2日旅の2日目。
ホテルの温泉で朝風呂を満喫したら、朝食会場へと向かいます。
2日目は雲仙温泉を飛び出して小浜温泉へ♪
小浜温泉では、俳優の長濱ねるさんが長崎県のPRで訪問したあのお店に向かいます!
掲載日:2024年03月26日
ライター:森山ゆりこ
長崎の味覚を満喫♪朝食で元気をチャージ!
今回お世話になった「ゆやど 雲仙新湯ホテル」の朝食はとっても豪華!
雲仙の種採り野菜で作られたサラダや雲仙ハム、長崎県産のお米(にこまる)など長崎県産の食材が盛りだくさんです。
ちなみに「種採り野菜」とは、種を採りつづけて繰り返し繰り返し栽培されている「伝統野菜」のこと。
この日いただいたサラダは、雲仙普賢岳の麓で育った作物の種から栽培されており、農薬や化学肥料を一切使用しない有機農法で育ったそうです。
一口食べると「美味しい!」と思わずこぼれるほど、甘く美味しい野菜たちでした!
焼きたての雲仙名物「湯せんぺい」を食べに行こう!
ホテルをチェックアウトしたら、「遠江屋本舗」へ。
狙いはもちろん、毎朝10時頃から食べられる焼きたての「湯せんぺい」です♪
遠江屋本舗では、職人さんが一枚ずつ手焼きした湯せんぺいが店内で食べられます。(土日祝日のみ)
「湯せんぺい」とは、小麦粉や砂糖、卵、重曹に温泉水を加えて練り上げ焼いたお菓子。
「せんぺい」は「お煎餅」の方言なんだそうです。(諸説あり)
しかしこちらの湯せんぺい、お煎餅とは違ってとても薄くて軽い…!
通常、箱詰めして店頭に並んでいる湯せんぺいは耳が切られていますが、ここで食べる焼きたては耳付き。
そしてこの耳がまた美味しいんです…!!!
本体の丸い部分はサクッとしていますが、耳の部分はモチっとしているところもあり、一度食べるとクセになってしまいました。
なお、湯せんぺいはチョコバーやグラノーラにもなっているので、お土産にもぴったり♪
PickUp
所在地:雲仙市小浜町雲仙317
TEL:0957-73-2155
定休日:不定休
雲仙のパワースポットへ!温泉神社って何と読むか知っていますか?
遠江屋本舗の向かいには「温泉神社」があります。
島原半島の各地には温泉神社が複数ありますが、ここはその総本山。
ちなみに読み方は「うんぜんじんじゃ」。
もともと「温泉」と書いて「うんぜん」と読んでいた名残があります。
この温泉神社はパワースポットとしても有名で、境内にある「夫婦柿」は恋愛成就や子孫繁栄にご利益があると言われています。
お願いの仕方には作法があるので、本気でお願いしたいことがある方はチャレンジしても良いかも。
また、夫婦柿の奥には小さな庭園もあり、そこではお抹茶がいただけます。
こちらの庭園でも、ハートの石を見つけると小さな幸せが訪れるというジンクスがあるので、夫婦柿へのお願いはハードル高いという方は、こちらにチャレンジしても良さそうです♪
ちなみに、温泉神社の奥にも新しい地獄があるので、ぜひ覗いてみてください♪
PickUp
所在地:雲仙市小浜町雲仙319
問い合わせ先:雲仙観光局
TEL:0957-73-3434
素晴らしいコレクションにうっとり。ビードロ美術館でアンティークガラスコレクションを鑑賞。
雲仙に来たらぜひ立ち寄りたいスポットに来ました。
長崎ならではのガラスコレクションを揃えた「雲仙ビードロ美術館」です!
雲仙ビードロ美術館では、ビードロと呼ばれる吹きガラスをはじめ、たくさんのガラス製品を鑑賞することができます。
中には19世紀のボヘミアンガラスなどのアンティークガラスも・・・!
見ているだけでうっとりしてしまうコレクションばかりです。
1階はガラスづくり体験ができる工房とショップ、2階から上が展示室となっています。
展示室にはガラスコレクションだけでなく、古伊万里などの陶磁器や絵、家具などの調度品もあり見応え抜群。
じっくり鑑賞したい方は最低でも1時間は予定しておくのが良さそうです。
今回は体験しませんでしたが、工房ではストラップやキーホルダーを作ったり、グラスに絵付けをすることができます。
とんぼ玉も作れますよ!
見本がどれも可愛くて、次に訪問した際はぜひ体験してみようと思います!
PickUp
所在地:雲仙市小浜町雲仙320
営業時間:9:30〜17:00(最終入館受付16:40)
TEL:0957-73-3133
休館日:水曜日
入館料:大人700円、中高生500円、小学生300円、幼児無料
次は小浜(おばま)温泉へ!雲仙温泉との違いは??
雲仙を満喫したら、次は山を降りて小浜(おばま)温泉へ。
雲仙温泉と小浜温泉の標高差はなんと700m!!雲仙が山の温泉だとしたら、小浜は海の温泉。
小浜温泉は西暦713年の「肥前風土記」にも記されている、雲仙に負けず劣らずの歴史ある温泉なのです。
源泉温度は105度なので、「温泉は熱いに限る!」という方は小浜温泉がおすすめです。笑
塩化物泉なので、上がった後も体がポカポカと暖かく、冬には嬉しい温泉。
神経痛や筋肉痛、冷え性などに効能があります。
日本全国の温泉で熱量・温度ともに一位を誇っており、1日に15,000トンものお湯が湧き出ています。
こちらの記事では、島原半島内の温泉を比較しているので、どちらに行くか迷っている方は要チェックです☆
小浜温泉は日帰り温泉が充実しているので、「帰り道にちょっとだけ」と寄り道できるのも魅力的♪
「お風呂の準備してないよ〜」という方には足湯がオススメ。
熱量・温度が日本一の小浜温泉ですが、長さが日本一の足湯もありますよ!笑
足湯でもそこは小浜温泉。熱くてとろりとした温泉に足を入れると、冷えてしまった体も芯から温まります。
冬だったせいか、たくさんの人が足湯を楽しまれていました!
(他の方が写り込んでしまうため、夏場の写真でお届けしています)
隣には売店があり、蒸し卵や竹かごレンタルもあるので、時間がある方はチャレンジしてみてください♪
ランチは小浜名物蒸し釜料理!温泉の蒸気で海の味覚をいただきます!
海沿いにある小浜温泉の名物のひとつが蒸し料理。
豊かな海の幸を温泉の蒸気で蒸していただけるという魅力的な名物料理です。
ランチは「海鮮市場 蒸し釜や」でいただくことにしました♪
店内には水槽やいけすがあり、蒸して食べたい食材を自分で選ぶことができます。
伊勢海老や牡蠣が並ぶ様子は圧巻・・・!!
今回は初訪問なので、貝類や鯛、野菜などを少しずついただくことにしました。
材料を選んでお会計した後は、蒸し釜まで持参して後は店員さんにお任せ。タイマーが鳴るまでは席で待機です。
時間が来たら、タイマーを持って蒸した材料を取りに行きます。
蒸し釜から出てくる瞬間のワクワク感はたまりませんね!ちょっとクセになりそうです・・・笑
海の幸はどれも新鮮で、野菜も甘くて美味しい〜!
ポン酢を少し垂らしていただくだけで味付けは十分です(ポン酢すら必要ないものも!)
海鮮丼や定食メニューもあるので、蒸し釜料理と合わせていただくのもオススメです♪
PickUp
所在地:雲仙市小浜町マリーナ19−2
TEL:0957-75-0077
営業時間:平日昼 11:30~15:00 夜17:30~23:00 土日祝日昼 11:00~15:00 夜 17:30~23:00
長濱ねるさんも訪問したお店へ!可愛いアイスソルベにテンション上がります♪
個人的にずっと行きたかったアイスソルベのお店「R CINQ FAMILLE(アール サンク ファミーユ)」!!!
長濱ねるさんが西九州新幹線のPRで訪問したお店で、初めて見たときに「何これ可愛い!食べたい!!」となったのでした。
動画はこちら
ちなみにこちらのアイスソルベ、可愛いだけではありません。
オーナーさんはパティシエなので、味もピカイチ!
30年間培ってきた技術を活かして、長崎県内の野菜や果物がアイスソルベになっており、その数約50種類!
その日に販売しているアイスはレジ横の黒板でお知らせされています♪
まとめ買いして自宅の冷凍庫に保存したい!という方もいらっしゃるのでは??(私です。笑)
この日いただいたのは、季節限定の「人参と柑橘と甘酒」、過去に別店舗でケーキとして販売していた一番人気の「ピスターシュ」、様々なフルーツが入った「フルーツミックス」の3種類。
どれも美味しかったのですが、意外だったのは「人参と柑橘と甘酒」。
千々石の人参と雲仙の柑橘、創業100年の南島原・吉田屋のはねぎ搾り製法で作られた甘酒が使われています。
人参が主張しすぎず自然な甘さが癖になります。次回も店頭にあったら食べたいと思いました!
ちなみに全国発送もしているそうなので、自宅の冷凍庫に美味しいアイスソルベが並ぶ夢も実は簡単に叶えることができます。笑
PickUp
所在地:雲仙市小浜町北本町114-6
営業時間:10:00〜17:00
定休日:不定休
ここでしか食べられない名物?!帰り道は千々石観光センターに寄り道。
帰り道は少し寄り道して「千々石観光センター」へ。
日本景観100選にも選ばれた橘湾を一望できます。
海岸線は約4km、千数百本の松原や白砂浜など他では見られない景観を楽しめます。
お土産も購入できるので、旅の締めくくりにはぜひ訪問したい場所です♪
千々石観光センターで忘れてはならないのが「じゃがちゃん」!
ランタンフェスティバルでは長崎市内に出張して出店を出していますが、通常はここでしか食べられないんです・・・!!
店舗からは「みんなのじゃがっちゃ〜〜〜ん♪♪」なんてBGMが流れてくるので、すぐ見つけることができます。
長崎特産のジャガイモを丸ごと蒸して、秘伝の衣で包んで揚げるじゃがちゃん。
外はカリカリ、中はホクホク、一口食べると「あ〜〜〜これ好き!!」となること間違いなし。
1串に2個刺さっていますが、ボリュームがあるのでお子さんは半分こしても良さそうです♪
PickUp
所在地:雲仙市千々石町丙160
TEL:0957-37-2254
営業時間:9:00〜17:00
定休日:年中無休
盛りだくさんの1泊2日ツアー!雲仙温泉・小浜温泉は魅力満載です☆
長崎に住んでいながらも少しハードル高く感じていた雲仙ですが、コンパクトな温泉郷に魅力がぎゅっと詰まっていました。
個人的に雲仙地獄がお気に入りなのでまたリピートしたいです♪(温泉卵を食べて地域猫ちゃんと遊びたい。笑)
長崎空港や諫早駅までの送迎サービスを行うホテルもあるので、車がなくても大丈夫なのが嬉しいところ。
今回は1泊2日でしたが、日帰りにもカスタマイズできますよ♪
温泉で癒されたくなったら、ぜひ雲仙・小浜温泉へ!
今回訪れた場所
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この記事を書いた人
#ナガサキタビブ 部員(公式ライター)
フォトグラファー、移住者、働く女性の視点で長崎の魅力をお届けします!
神戸からの「移住女子」です。
祖母が佐世保出身なこともあり、長崎が大好きで年に1〜2回旅行に来ていましたが、好きすぎて移住しちゃいました。現在は、仕事も兼ねて長崎県内を広く旅しています。
フォトグラファーの視点、移住者の視点、働く女性の視点から長崎県内の魅力ポイントを広くお届けします!