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【長崎・波佐見(はさみ)】ながーーーい桜並木でお花見しませんか?桜の名所と波佐見焼めぐりモデルコース♪

【長崎・波佐見(はさみ)】ながーーーい桜並木でお花見しませんか?桜の名所と波佐見焼めぐりモデルコース♪-1

長崎にある、知る人ぞ知る桜の名所をご存知ですか?

桜並木は日本各地にありますが、波佐見(はさみ)町にある桜並木はなんと全長5km!
毎年3月下旬頃が見頃だそうです。

※写真は昨年4月初旬撮影

今回は、そのながーーーい桜並木とともに、セレクトショップを中心に波佐見焼めぐりをしてきました♪
ぜひ桜のベストシーズンを、焼き物のまち・波佐見町で過ごしませんか?

波佐見町ってどこにあるの?波佐見焼って??

「波佐見町」「波佐見焼」など、焼き物や食器が好きな方は聞いたことがあるのではないでしょうか?

波佐見町は佐世保市と佐賀県に隣接しており、長崎県内で唯一海に面していない町です。
長崎市からは車で約1時間、福岡市からは約1時間半と日帰りで来られる距離なのも魅力的。

 

約400年続く波佐見焼の産地としても有名で、町内にはたくさんの窯元が軒を連ねています。
白磁に藍色で絵付けした伝統的なものから流行りの北欧風まで、生活に寄り添った様々なデザインがあります。

最近はメディアや百貨店の催事でも取り上げられることが多く、長崎以外でもファンが増えています!
軽くて割れにくいので、日常使いにも最適です。
かくいう私も自宅の食器は波佐見焼で揃えています♪

町内にはおしゃれなカフェや雑貨屋、温泉もあり、いろんな楽しみが詰まっています!

波佐見町一番の品揃え!まず最初に訪れるなら「くらわん館」へ。

まずは波佐見町やきもの公園内にある陶芸の館1階の「くらわん館」へ。
「くらわん館」という名称は、江戸時代の商人たちが使っていた「くらわんか茶碗」が由来だそうです。
ちなみに「くらわんか」は「食べないか?」という意味の方言なのだそう。

館内には波佐見焼の商社や窯元の焼き物が揃っているので、波佐見焼に馴染みがない方は一番最初に来るのがオススメ。
ずらっと並んだ波佐見焼は圧巻・・・!

伝統的な白磁に藍色の絵付けがされているものから、猫モチーフのポップなもの、北欧風のデザインや、金箔を施した豪華なものまで並んでいるので、様々なデザインの焼き物を見ることができます。
特に「これから食器にこだわりたい!」という方は、くらわん館で「今日探したい波佐見焼」をイメージするのも良さそう!

もちろん、くらわん館にある波佐見焼のほとんどは販売しているものなので、気に入ったものがあれば購入できますよ♪

PickUp

所在地:東彼杵郡波佐見町井石郷2255−2 陶芸の館内
TEL:0956-26-7162
営業時間:9:00〜17:00
定休日:年末年始

可愛いもの好きな方はぜひ♪ショップ併設のカフェ「ZOE L'Atelier de Poterie」

波佐見やきもの公園のすぐ近くには、波佐見焼の窯元「一誠陶器」のショップとカフェ「ZOE L'Atelier de Poterie(ゾエ ラトリエ・ドゥ・ポトゥリー)」が!

店名は「陶器のアトリエ」という意味があり、「一誠陶器」のオリジナルプロダクトラインを販売するショップにカフェが併設されています。
表のテラスもとってもおしゃれですが、店内に一歩足を踏み入れると「可愛い〜!!」と思わず声が漏れてしまうほど。

可愛いものが好きな方はキュンとすること間違いなし♪

カフェメインでお邪魔したのですが、メニューがどれも可愛い〜!!

今回いただいたのはティラミスフレーバーのカフェラテ。盛り盛りの生クリームに女の子の形をしたクッキーが載っていて全体的に甘めですが大満足。
波佐見焼のマグカップにクッキーが詰まった、クッキー缶ならぬクッキーマグもあって「プレゼントに良さそう〜!」と思いながら自分用を買う人もいそうです。笑

ちなみにzoeでは、呉須色という波佐見焼の絵付けに使われている色のクリームソーダも人気♪

 

PickUp

所在地:東彼杵郡波佐見町井石郷2255-5
営業時間:10:00〜17:00
定休日:木曜日(不定休あり)

全長5kmのながーーーい桜並木!「桜づつみロード」でお花見♪

では、早速お目当ての桜並木へ!

マップで「桜づつみ河川公園」と検索して、波佐見町に入って少し進むと川棚川沿いにずーーーっと並んだ桜並木を見つけることができるはず。
遊歩道も整備されているので、駐車場に車を停めた後は桜並木をのんびりお散歩することもできます♪

桜づつみ河川公園から少し離れると人もまばらになるので、「写真を撮りたい!」「ゆっくりお花見したい!」という方は少し歩くのがおすすめです。
ただし、全長5kmもあり、あまり遠くに行きすぎると戻ってくるのが大変なのでお気をつけて。笑
すぐ近くの西前寺公園では期間限定でライトアップされるので、夜桜を見ることもできます!

桜づつみ河川公園には約600本の桜があり、半数以上の桜がオーナー登録されています。
オーナーになると陶板プレートを設置することができ、お子さんの入学や就職、結婚などの記念日にオーナー登録される方が多いのだとか。
「自分の桜」があるってとてもロマンチックですね。ちなみに波佐見町外にお住まいの方もオーナー登録ができるそうですよ!

PickUp

所在地:東彼杵郡波佐見町田ノ頭郷
問い合わせ先:波佐見町役場
TEL:0956-85-2162

波佐見焼のプレートでランチをいただきます!話題スポット「西の原」のおしゃれランチ「monne legui mooks」

ランチは波佐見町で話題のスポット「西の原」にある「monne legui mooks(モンネ・ルギ・ムック)」へ。

「西の原」は製陶所跡をリノベーションしてできたスポットで、カフェや雑貨屋などおしゃれなお店が集まっています。
「モンネ・ルギ・ムック」も昭和初期の建物が活用されており、瓦屋根に煙突が付いています。

さぁ、さっそく店内へ。
アンティーク家具が配置された店内に乙女心をくすぐられます・・・!

平日の昼間、しかも少し遅めの時間帯でしたがほぼ満席。
2階もあるので、外から見て満席でもまだ入れる可能性がありますよ☆

いただいたのはムックランチセット。
ちょっと多国籍っぽいメニューに惹かれて「ひき肉とトマトのサルサと目玉焼きのごはん サワークリーム添え」を選びました。

お料理が波佐見焼で出てくるのは、さすが波佐見町のカフェ。可愛い食器で出てくるとテンションも上がりますよね!
メインは少しピリ辛ですが、前菜からデザートまで美味しくいただきました。ボリュームもしっかりあってお腹いっぱい。
次のスポットへ向かいます♪

PickUp

所在地:東彼杵郡波佐見町井石郷2187-4
TEL:0956-85-8033
営業時間:12:00〜18:00
定休日:火曜日、水曜日

落ち着いたデザインが好きな方はこちらへ!セレクトショップ「南創庫」

モンネ・ルギ・ムックと同じ西の原にある波佐見焼セレクトショップ「南創庫」。
モンネ・ルギ・ムック前を右に曲がり、少し進むと可愛い白い建物が見えてきます。

元は製陶所の出荷事務所として使用されていた場所で、そのときの名称が「南倉庫」だったのだとか。
入り口からとっても可愛くて入るのにワクワクします!

こちらでは、「西海陶器」のオリジナルブランドを中心に複数のブランドを取り扱っています。
白やパステルカラーなど少し落ち着いた色味やデザインが揃っているので、今使っている食器とも自然に馴染んでくれそうです。
そっと並んでいる遊び心あるデザインも、見つけると「わぁ、いいな〜!」という気持ちになります。

可愛いものが好きな大人の女性にオススメのショップです♪

PickUp

所在地:波佐見町井石郷2187-4
TEL:0956-76-7214
営業時間:11:00〜18:00
定休日:水曜日

こだわりのアイスクリームで休憩しましょ♪「氷窯アイス こめたま」

南創庫を見た後は、西の原の奥にある「氷窯アイス こめたま」へ!
ちょっと入ったところなので分かりづらいですが、南創庫からすぐの所にあります。

こちらでは、お米を栽培し飼料米で育てた鶏の「米卵」を使い、1年かけて作られたアイスクリームが楽しめます。
オーダーを受けてから氷窯で混ぜて作るので、作りたてアイスが食べられるのが魅力的。
テラス席もありますが、店内にも飲食スペースがあるので寒い日も大丈夫!(アイスに季節なんて関係ないですよね!笑)
店内正面のガラスの向こうでアイスを作っている様子を覗けるそうなのですが、この日は残念ながら見られませんでした・・・。

フレーバーは季節によって変わりますが、今回は定番メニューの卵バニラをいただきました。
食べる前はさっぱりしたものをイメージしていたのですが、実際はとってもクリーミーで濃厚!
普段食べるアイスクリームとはまた違った印象なので、アイス好きな方はぜひ♪
こちらのアイスは波佐見町のふるさと納税でも選ぶことができますよ〜!

PickUp

所在地:東彼杵郡波佐見町井石郷2187-4
TEL:0956-59-6841
営業時間:12:00〜17:00
定休日:(火曜不定休)、水曜日

元気なカラーで毎日が明るくなるセレクトショップ!「Cheer house」

次は波佐見やきもの公園から徒歩5分の位置にあるセレクトショップ「Cheer house」へ!
店内に入りパッと目を引くのは、とてもカラフルな波佐見焼たち。
一番人気はCheerfulシリーズだそうで、日常に元気を与えてくれる食器たちがたくさん並んでいます。

ゆっくり店内を見ていると、なんとコーヒーのサービスが・・・!
実際に波佐見焼を使うきっかけがあると、つい「これが自宅にあったら・・・」なんて考えてしまいますね。
Cheer houseに並んでいる波佐見焼たちは、実は定価よりも少しお安め。
スタッフさんにお聞きすると、「波佐見町までわざわざ買いにきてくれるから」と波佐見町価格(?)になっているそうです。
こんな心遣いを知ると、より現地で実物を見たくなりますね♪

Cheer houseの隣には子どもが遊べるコーナーもあるので、お買い物中も安心!
家族で立ち寄りたいセレクトショップです。

 

PickUp

所在地:東彼杵郡波佐見町湯無田郷830
営業時間:10:00〜17:00(平日は16:00まで)
定休日:年末年始

人気の若手作家最新作から特選の和食器まで!大人っぽくてモダンなショップ「mignon」

次は「石丸陶芸」の直営店である「mignon(ミニョン)」へ。
mignon(ミニョン)とは、フランス語で「可愛い、愛らしい、愛おしい」という意味で、一足ショップに入ると可愛くてどこかモダンな波佐見焼が出迎えてくれます。

自社商品を中心に、窯元からセレクトした商品を取り扱うこちらのショップ。
色々なデザインの波佐見焼が並んでいて、どこか大人っぽくて可愛らしい商品が多い印象です。
フロア右奥には特選の和食器コーナーがあり、日常使いのものから特別な日の食器まで幅広く揃えることができます。

他のショップではあまり見ない波佐見焼も並んでいるのですが、それもそのはず、人気の若手作家の最新作も取り揃えているんです。
ショップの一角にはお手頃価格の焼き物もあるので、ぜひチェックしてくださいね♪

PickUp

所在地:東彼杵郡波佐見町小樽郷863-1
TEL:0956-85-7324
営業時間:平日11:00〜17:00、土日10:00〜17:00
定休日:火曜日

私もとってもお気に入り♪桜吹雪が見事な「稗の尾河川公園」

最後は波佐見町の隠れた桜の名所へ。

先ほどのmignonに隣接する「稗の尾河川公園」も、知る人ぞ知る桜スポット。
明治41年に架橋された美しい眼鏡橋の上には、桜が咲き誇ります。
こちらの眼鏡橋、もとは別の場所を結ぶ橋で、焼き物の原料である陶石を運ぶために使用していたそうです。
平成2年の大水害で被災してこちらの公園へ移設されました。

橋の下を流れる川はあまり大きくはありませんが、池に桜の花びらが浮いている様子は絶景で、風が吹いて桜吹雪が舞うと本当に美しい!!
レジャーシートを引いてお花見…とするには少しコンパクトかもしれませんが、桜の時期に波佐見町に来た際にはぜひ寄っていただきたいスポットです♪

PickUp

所在地:波佐見町小樽郷
問い合わせ先:波佐見町観光協会
TEL:0956-85-2290

レンタサイクルもあります♪今年の春は波佐見町で過ごしませんか?

今回は、波佐見町内の桜の名所と波佐見焼ショップをめぐってみました!

波佐見町観光協会やはさみ観光案内所にはレンタサイクルがあるので、車がなくても大丈夫。
電動アシスト付きの自転車もあるので、体力に自信がない方でも坂道ラクラクです♪

今回紹介した以外にも窯元や桜スポットはたくさんあるので、自転車でのんびりめぐるのも楽しそうです。
(※悪天候時や波佐見陶器まつりの期間など、貸し出しをお休みしていることもあるので、事前にお問い合わせください)

今年の春は、のんびり波佐見町で過ごすのはいかがですか?

今回訪れた場所

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この記事を書いた人

森山ゆりこ宮本ゆりこ
#ナガサキタビブ 部員(公式ライター)

フォトグラファー、移住者、働く女性の視点で長崎の魅力をお届けします!

神戸からの「移住女子」です。
祖母が佐世保出身なこともあり、長崎が大好きで年に1〜2回旅行に来ていましたが、好きすぎて移住しちゃいました。現在は、仕事も兼ねて長崎県内を広く旅しています。
フォトグラファーの視点、移住者の視点、働く女性の視点から長崎県内の魅力ポイントを広くお届けします!

 

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