長崎の森林浴スポット・千綿渓谷「龍頭泉」へ清流ハイキング
東彼杵(ひがしそのぎ)町にある千綿渓谷「龍頭泉(りゅうとうせん)」へ行ってきました。
龍頭泉は千綿(ちわた)川の清流に沿って48の滝と淵が連なる美しい渓谷です。「龍頭泉」という名にも由来があり、江戸時代の儒学者・広瀬淡窓が、大村藩主に招かれて千綿渓に遊んだ際、その美しさに心を打たれ、渓谷全体を称し「まるで巨大な龍が横たわっているかのようだ」と評し、名付けたものと伝えられています。
今回は動画も撮影してきましたので、ハイキングに行った気分でご覧ください。機会があればぜひ龍頭泉の清流ハイキングを楽しまれてくださいね。
掲載日:2022年11月16日
ライター:朝永武志
東彼杵の千綿渓谷へ
千綿渓谷「龍頭泉」には、国道34号「八反田郷」から入り、渓谷へ向かいます。
道はどんどん狭くなりますが真っすぐ登ってください。
途中グリーンロードへ繋がる分かれ道が出てきます。
(この道を使うと向かいやすい方も多いでしょうね。)
交差点を過ぎると横に川が見えてきます。
いよいよ渓谷へと入って行きます!
玉簾れの滝
初めに見えてくるのは「玉簾れの滝」です。
中々大きな滝の隣に、その名の通りまるで簾れを掛けたような水の流れを見ることができます。
範囲も広く予想以上に見応えのある滝だと思います。
ここから上流に向かって一気に登っていきましょう!
白木渕を抜けて目指す登り口
白木渕までやって来ました。
こちらの駐車場に車を停めて、ここから歩いて登って行きましょう。
トイレもあります。
キレイな服やスニーカーはおすすめしません。
「山登り」の格好が良いですね。
特に靴は滑りにくい靴をご用意ください!
目の前に現れた美しい滝「呑空渕」
「呑空渕(どんくうぶち)」へやって来ました。
とても美しい!
落差もあって迫力もあります。
感激のあまり、思わず何枚も写真を撮りました!
案内版には「この辺りの山の木々から発する音が、蛙の鳴声のように聞こえたことから
呑空淵と呼ばれている」と紹介がありました。
まだまだ山歩きは続くので、先に進みます。
この滝の上へと登って行きますよ~。
滝の上は静かな清流
午前中少し早い時間だったこともあり、差し込む光がとても綺麗でした!
穏やかに流れる水音を聞きながら光が射す方へと歩いていきます。
なんてすがすがしい朝のハイキングでしょう。
気分は探検家!
遊歩道も整備されてたようですが壊れていたので、
橋などは渡らず私は下を歩いて行きました。
それにしても自然豊かで美しい渓谷ですね。
PickUp
遊泳禁止
泳ぎたくなるようなキレイな渕が沢山ありますが「遊泳禁止」です。
川の流れは見かけと違って不規則で早いので、くれぐれもおやめくださいね。
いよいよゴール!龍頭泉の滝
壊れそうな階段を慎重に上がったら目の前に龍頭泉の滝が現れました!
広い空間と滝つぼ、流れる水音、実に開放的です!
到達した達成感と開放的な空間で、しばし呆けてしまいました。
実は龍頭泉の滝へはもっと短い距離で行けるルートもあります!
しかし、今回たどったコースで到達したら最高に達成感があります。
ぜひ一度足を運んで見て下さい。
最後に…観音様が見えるそうですが…
私は観音様を見つけられませんでした…
自然の中のカフェ
今回は寄ることができませんでしたが、途中に雰囲気の良いカフェがありました。
次回訪れる時には大自然を見ながら湧き水コーヒーをいただくという過ごし方もいいですね!
今回訪れた場所
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この記事を書いた人
#ナガサキタビブ 部員(公式ライター)
ドローン撮影で、ダイナミックな景色を見せます!
佐世保を拠点に、写真や動画を地上だけではなく上空からも撮影しながら活動しております。 四季折々の地元の名所を、色々な角度から切り取りお伝え出来れば!と思います。