平戸の風情ある城下町をぶらり散策~半日観光コース
平戸城、オランダ商館、教会など…風情ある城下町に異国情緒を感じられる平戸をのんびり散策してきました。
掲載日:2022年11月10日
ライター:朝永武志
まずは平戸市役所前「幸橋」
国の重要文化財にも指定されている「幸橋(さいわいばし)」
江戸時代に埋め立てられるまで、平戸港は現在より深くまで湾が入りこんでおり、城と城下町は船での往来に限られており、不便な状況でした。
それを解消しようと1669年に当時の平戸藩主により木造の橋が架けられたのが始まり。
お城へ行き来するのに「幸い」なルートとして重宝され、「幸橋」と名付けられ、その後1702年に石橋として架け替えられた際も名前を引き継ぐ形で今に残っています。
それにしても素晴らしい石橋です!
平戸港交流広場
幸橋から港方面へ歩くと綺麗に整備されたエリアがあります。
「平戸港交流広場」です。
こちらの駐車場は2時間無料なので、散策して食事までできますね。
南蛮船のモニュメントやじゃがたら娘の像もあります。
海からの風を受けながら気持ちよく歩けます!
平戸オランダ商館
白く美しい外観が印象的なオランダ商館。
教科書にも出てくる長崎市の「出島」に引き継ぐまでは平戸が日本で唯一のオランダ貿易港でした。
ここは日本ではじめての西洋の石造建造物とされる「1969年築造倉庫」を復元したもので、
現在こちらでは当時の貿易に関する貴重な史料や貿易品などの展示を行っています。
(当時の建物は出島に移される際に取り壊されています)
それにしても綺麗な建物ですね!
ゆっくり眺めるだけでも満足します。
常燈の鼻やオランダ井戸も!
オランダ商館の付近には他にも見どころがあります!
目につくのは古い石垣で作られた堤防と、その上に建つ「常燈の鼻(じょうとうのはな)」と呼ばれる常夜灯。
当時、入港する船の安全の為に設置され、今でいう灯台の役目をしていたものです。
趣があって良いですね。
建物の隣には当時から残る井戸もあり、付近では当時の商館や倉庫の目隠しとして作られた「オランダ塀」と呼ばれる石塀なども残っています。
城下町らしい街並みを散策
このソテツが本当にデカい!!
この辺りには駐車場もありますし、ゲストハウスもあるので、ふらりと訪れても楽しめそうです!
平戸温泉「うで湯・あし湯」
そんな道中にあるのが平戸温泉「うで湯・あし湯」
疲れた腕や足を癒してくれます♪
無料で利用できますので一旦こちらで疲れを癒して次へと向かいましょう。
青い空に美しい緑の教会!!平戸ザビエル記念教会
この教会には何度か訪れていますが、こんなに美しいと感じた日はありません♪
青い空の下で絶対見て欲しい!本当に美しい教会です。
以前夜のライトアップも拝見しましたが、昼と夜、どちらが美しいか甲乙つけ難いほど夜も美しいです!
平戸に宿泊する際は夜の教会もぜひご覧ください!
平戸の有名な風景「寺院と教会の見える風景」を撮ってみましたが・・・
この日は残念ながら修復工事をされていたので足場が入ってしまいました。
少々残念ではありますが、路地も趣があって散策コースとしては凄く気持ちがよいです!
平戸と言えば「平戸城」!
平戸の城下町から見上げると、どこからでも見ることができるのが「平戸城」
そこまで大きくはありませんが存在感はバッチリ!
きれいな白い天守閣は海と空に映えます!
天守に登ると平戸の港や城下町が一望できます!
城下町を散策した最後に城主気分を満喫して締めたいと思います。
また、平戸城は日本発の「城泊」ができる城としても話題です。
ちょっと高額ではありますが…1日限定の特別城主になれるなんてロマンを感じますね。
今回訪れた場所
Google Mapの読み込みが1日の上限を超えた場合、正しく表示されない場合がございますので、ご了承ください
この記事を書いた人
#ナガサキタビブ 部員(公式ライター)
ドローン撮影で、ダイナミックな景色を見せます!
佐世保を拠点に、写真や動画を地上だけではなく上空からも撮影しながら活動しております。 四季折々の地元の名所を、色々な角度から切り取りお伝え出来れば!と思います。