鳥の目で見る!長崎絶景ソラ旅。断崖絶壁の上に立つ大バエ灯台
平戸市生月島の最北端、100mほど切り立つ断崖の上に立つ白亜の灯台「大バエ灯台」
迫力のドローン写真と共に、絶景スポットをご紹介します。
掲載日:2021年09月13日
ライター:朝永武志
絶景の舞台「大バエ灯台」
平戸市生月島の最北端、100mほど切り立つ断崖の上に立つ白亜の灯台「大バエ灯台」。360度パノラマの展望と、雄大ですばらしい景観を満喫できます。
上の写真のように灯台を正面に撮影したアングルの画像がよく見られますが、ドローンで撮影すると、すごい場所に立っていることがわかります!
展望台から大海原を望む!
大バエ灯台は、灯台としては珍しく展望台が設けられ、登る事が出来ます。その展望台から望むは広大な大海原!
条件の良い日には遠く壱岐や対馬を望む事ができ、360度圧巻の景色を見ることができます。
まさに断崖絶壁!覗き込むと吸い込まれそうな程の高さ
灯台が立つ所は高さ100mにも達しそうな断崖。覗き込むと吸い込まれそうな程の高さ…
興味本位で覗きましたが、これは怖い…そんな断崖の縁に白亜の灯台「大バエ灯台」はあります。
陸地側からはなかなか見る事が出来ない洞門
その断崖の下には、波の力で崖の岩肌が削られ大きな洞門が空いています。陸地側からはなかなか見る事ができないとっておきの景色をご覧ください!
8月のお楽しみ。はまゆうの群生
灯台から岬の方へ行くと草原が広がり、8月には「はまゆう」の群生を見る事も出来るようです!
大バエ灯台までの道のりはバイクツーリングやドライブ等の人気コース。天気の良い日には混むことも予想されますので、時間に余裕を持ってお出かけください。
では、少し南下しましょう。
まだまだ絶景があります!塩俵の断崖
大バエ灯台までの道のりには「塩俵の断崖」があり、柱状節理といわれる奇岩群が並んでできた断崖です。起源は古く、約1,500万年ほど前に浅瀬に堆積した層がその後隆起して形成されました。塩俵断崖の柱状節理は県指定天然記念物に指定されています。
塩俵の断崖は南北約500mに渡って最大で20mにもなる玄武岩の柱が並んでいます。この柱の形状が昔、塩を運んだ俵に似ているので「塩俵」という名前の由来になったと言われています。
道路わきに見学スペースがありますが、こちらも陸側からは見るのが難しい景観です。
塩俵の断崖を手が届きそうな場所で見ることができるおすすめスポット
この柱状節理を近くで見たい場合、おすすめスポットは「御崎野営場」です。綺麗な草原にテントを張り、水平線へと沈む夕陽を楽しむことが出来る野営場で、そのすぐ脇が柱状節理が並ぶ断崖です。手を延ばせば届きそうな距離から見ることができますよ!
PickUp
動画でも絶景をお楽しみください!
この記事を書いた人
#ナガサキタビブ 部員(公式ライター)
ドローン撮影で、ダイナミックな景色を見せます!
佐世保を拠点に、写真や動画を地上だけではなく上空からも撮影しながら活動しております。 四季折々の地元の名所を、色々な角度から切り取りお伝え出来れば!と思います。