福岡から壱岐島へ行こう!博多発フェリーのアクセス方法を詳しく解説!
福岡市と対馬の中間地点に位置する長崎県の離島・壱岐。
壱岐へは九州の福岡・佐賀・長崎の3県からアクセスが可能です!
壱岐に行くには、長崎県は長崎空港から空の便、佐賀県は唐津港、福岡県は博多ふ頭からそれぞれ船が出ているので、いずれかの手段で向かいます。
今回は全国各地からも行きやすく便利な福岡・博多港からフェリーに乗って、壱岐島に行ってきました!
その様子をレポートします!
掲載日:2024年12月05日
ライター:Miyako
福岡・天神から博多ふ頭へ
船に乗るために、まず博多ふ頭に向かいましょう!
福岡空港からであれば、地下鉄で博多駅または天神駅まで行き、バスで「博多ふ頭」へ。
今回、私は博多駅よりも若干近い、天神からバスに乗りました!
天神からは「天神ソラリアステージ前2A」からバスが出ています。
「博多ふ頭(ベイサイドプレイス)」行き90番 のバスに乗って博多ふ頭まで15分ほどで着きます。
道路が渋滞していたり、バスが遅れることもあるので、時間に余裕をもって行きましょう。
博多ふ頭に到着!
博多ふ頭に着くと、博多ポートタワーがどーん!
これを目印にすると博多ふ頭の場所がわかりやすいですね。夜にはライトアップされます。
博多ふ頭はターミナルが2つに分かれていて、ジェットホイル(高速船)は第1ターミナル、車も乗れるフェリーは第2ターミナルから出航します。
所要時間はジェットホイルが約1時間、フェリーが2時間強ほど。出発時間も金額も到着する港も船によって変わってきますので、事前にどちらがいいか調べてみてくださいね。
ジェットホイルは全席指定で事前予約も可能です。座席指定ができるので、予約することをおすすめします。
今回はフェリーに乗るので第2ターミナルへ!
第2ターミナルの2階に上がるとチケットカウンターがすぐ見えます。
手前の台にチケットを購入する際に必要な乗船申込書があるので記入し、申込書を持って窓口へ!
無事に乗船券を購入できました!
今回は郷ノ浦行きのフェリーに乗船しましたが、時間(便)によっては島の北東部にある芦辺港に到着するので、宿泊先や観光ルート、スケジュール等でどの便にするか、どう動くかをイメージしておくといいでしょう。
郷ノ浦港は壱岐島の南西にあります。
壱岐行きの船は対馬にも行くことを知ったのは実はこの時!船は博多から壱岐経由で対馬に行くので、壱岐観光に合わせて壱岐から対馬に行くのもアリです!壱岐・対馬と連なって呼ばれることも多いので、スケジュールに余裕のある方は対馬観光も視野に入れてみてください。
そして、五島列島行きのフェリー・太古も同じ第2ターミナルから出ます!夜に出発し、早朝に五島列島に到着する夜行バスならぬ、夜行フェリー。いつか乗ってみたい…
しかし、今回は壱岐島へ!乗船のアナウンスがあるまで海を眺めながら待ちましょう!
壱岐へ向けて出航!
フェリーは二階建て。
二等自由席の場合は席が決まっていないので、一階の二等室のスペースに場所を取りましょう。スペースがすぐに埋まってしまうので、急いで確保することをおすすめします。
外にも座れる席がありましたが、風が強すぎてすぐに中に入ってしまいました。
天気が良く波が穏やかな時は外の風に当たりながら海を眺めてみるのも良さそうですね。
必要であれば有料で毛布も借りられます!
枕もじゅうたんのスペースに置いてあるので使いたい場合は自分で取ります。
一階には自動販売機コーナーがあり、飲み物、お菓子、カップ麺の他、給水機、お湯なども用意されています!小腹が空いても大丈夫!
この日は天候が悪く、海が時化て船が揺れる揺れる…
割と酔いやすい私はぐったりと横になって休んでいました…
海が時化ているときは、酔い止めを飲んだり事前に食べ物を食べないことをおすすめします。
エチケット袋も置いてあったので、いざというときには使わせてもらいましょう。
壱岐の後に向かう対馬行きの便やこの後の便は時化により欠航になっていたので、船で行く際は念のためその日の運行状況を確認しておくといいでしょう!
PickUp
船酔いが心配な方は、乗船前に酔い止め薬を飲むのをお忘れなく!
壱岐島・郷ノ浦港に到着!
さあ、やってまいりました、壱岐!
福岡県から長崎県へただいま!
フェリーを降り階段を下りて外に出ると目の前に「ようこそ壱岐島へ」の看板が出迎えてくれました。
島の移動手段は?エコで運動不足も解消できる壱岐ちゃりをレンタル!
島内の交通手段はもちろん車が便利。
車で移動される方は、レンタカー会社がありますので、事前に予約しておきましょう。
車の運転ができない、自信がない…という方には、電動アシスト付き自転車「壱岐ちゃり」がおすすめ!壱岐の風を感じながら移動・観光ができます。
今回は「壱岐ちゃり」をレンタルしてみました!
郷ノ浦港の観光案内所で手続きを。予約なしでも借りられますが、台数にも限りがあるので、心配な場合は事前に予約も可能です。
さあ、壱岐ちゃりに乗って郷ノ浦周辺スポットを巡ってみましょう!
PickUp
壱岐ちゃり旅のアドバイス
壱岐ちゃりは芦辺港や別のスポットでも借りられます。回収費が別途かかりますが、返却は別の場所でも可能。
数時間〜一日以上でも借りられ、充電器も貸してもらえます。
壱岐島はアップダウンが多いので、エリアをまたいで移動するのはなかなか大変で、時間もかかりますので、運動不足を解消しながら壱岐の自然と風を感じるスローな旅を満喫したい方におすすめです。(雨の日の貸出や利用は中止)
今回訪れた場所
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この記事を書いた人
#ナガサキタビブ 部員(公式ライター)
長崎の魅力を県外や海外の方に知ってもらいたい!
長崎県大村市出身。インバウンドを得意とする旅のコンテンツクリエーター。海外・東京などでの生活を経て、2018年の暮れに長崎にUターン。その後、長崎の歴史や文化を学び直し、その魅力にはまる。個人のSNSやフリーランストラベルライターとしても複数メディアで長崎の魅力を発信中。