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【長崎スタジアムシティ】スタジアムとアリーナ、両方回れる「スタアリツアー」体験レポート!

長崎スタジアムシティに行ったらまず見てみたいのは、サッカースタジアムとアリーナですよね。
そんな願いを叶えてくれる見学ツアーがあります。
このツアーでは、普段は限られた人しか入れない選手ロッカーやピッチ、VIP専用ルームなどの激レアエリアに入れるんです!
今回はその詳細を、レポートしてみました。お出かけ前のイメージトレーニングにどうぞ!
掲載日:2025年02月07日
ライター:MILK
見学ツアーに参加するには?
見学ツアーは長崎スタジアムシティ公式アプリを使って予約します。
当日でも、STADIUM CITY NORTH 2F 受付に行って、空きがあれば参加可能ですが、空きが無い場合もあるので、アプリでの事前予約をおススメします。
見学プランは、
①スタジアムツアー(60分)
②アリーナツアー(60分)
③スタアリツアー(90分) の3種類!
今回私は、サッカースタジアムと、アリーナの両方が楽しめる、「スタアリツアー」に参加してきました!
ワクワクの見学ツアー開始!
予約した時間までに受付を済ませ、いよいよ見学ツアーのスタートです!
普段は限られた人しか入ることができない選手ロッカーやピッチ、VIP専用ルームなどの激レアエリアを、長崎スタジアムシティを知り尽くした専門ガイドさんが案内して下さいますよ!
ツアーで入れる場所の写真・動画撮影はすべてOK!(日によってNGなタイミングもありますので、その点だけお気を付けください。)SNSアップもOKなんです!
ただし、一部制限箇所がありますので、ガイド・スタッフさんの指示に従って撮影しましょう。
サッカースタジアムに入る前にも見どころが…
スタジアムに向かう途中にも、見応えあるスポットが…アリーナ2Fの「STREAMER COFFEE COMPANY」では、クラブハウスのカーテンが開いてる時には、ヴェルカ選手の練習風景を間近で見ることができるので、バスケファンの間では「激アツスポット」となっているのだとか。
名を刻むレンガ
スタジアムとアリーナの間の広場には、「名を刻むレンガ」があります。
「平和・スポーツ・未来・夢・希望」などをテーマに、自分の名前や家族との思い出をレンガに刻み、スタジアムの一部として設置されています。2024年12月には、長崎スタジアムシティのクリエイティブプロデューサーであり、こけら落としを行った福山雅治さんのレンガも登場しましたよ~ぜひ探してみてくださいね。
長崎県内21市町長や長崎にゆかりのある著名人の方々も参加されています。レンガの並びは上から見ると、「NAGASAKI STADIUM CITY」と形取られているのがわかります。
【PEACE STADIUM Connected by SoftBank】コンコースは、来場者の憩いのスペースとして
さていよいよ、ピーススタジアム探検が始まりました。まずは3Fコンコース(大通路)から!
試合がない日でも、来場者の憩いの場、公園のような役割を果たしています。雨の日でも散歩ができ、全館で無料Wi-Fi が利用できるので、PC作業やオンラインミーティングをされている方も見かけるそうです。
一般開放して、普段サッカーに馴染みのない方々にも、スタジアムに足を運んでいただくことにより、スポーツが身近な存在になり、地域の文化として根付きやすくなれば…という、長崎スタジアムシティの想いが活かされています。
「WELCOME」の心を込めて
これは、スタジアム4Fからの風景。普段は解放されず、試合や、ツアーの時のみ入れる場所です。
「WELCOME」の文字が見える座席は、アウェイサポーターのシート。交通の利便性を考え、長崎駅に近い方に、そして長崎まで来ていただいているので、お買い物もしやすいようにと、長崎スタジアムシティの商業棟側に設置されたそうです。
左に見える座席上部のガラス張り部分は、サウナやプールからサッカー観戦できるスペースです。プールからサッカー観戦だなんて、超ゴージャス!このプールの様子は、以前の記事でご紹介していますのでご覧ください。
中継スタジオ見学
土曜の朝、NIB長崎国際テレビで放送されている「V・ファーレン長崎」×「長崎ヴェルカ」応援番組「Vタイムズ」収録で使用している、サッカースタジアム内に常設したスタジオの見学もさせてもらえました。
見慣れたセットにテンションも上がりました♪キャスター気分での記念撮影もOKです!
弧を描くロッカールーム
いよいよ、選手や関係者限定のエリアに潜入です。
ここは、V・ファーレン長崎のロッカールーム。青い照明がスタイリッシュで印象的です。
青色には心を鎮める効果があるらしく、試合でヒートアップした選手の興奮も抑えてくれるのだとか。
ロッカーにはダウンライトがついていて、試合時には、ユニフォームがショーウィンドウに飾られているように準備され、とても恰好いいそうです。
部屋の形も四角ではなく円形なのは、試合前の円陣をイメージして、チームが一丸になれるようにと丸みを帯びて作られています。
このロッカールームの一番の特徴は、ホームとアウェイが、同じつくりになってるところ。V・ファーレン長崎のグランドスローガン「正々堂々」、ピッチを出たら皆平等が具現化されています。
スタジアムの名前が「ピーススタジアム」になった理由
バックヤードツアーは、普段関係者しか歩けない通路を使って進みます、それだけでも特別感がありますよね。次はピッチの見学でした。目の前に広がる緑の芝と、青い客席の風景を、選手目線で見れる感動を味わえます。「ピーススタジアム」という名前になった背景はコチラ
長崎は世界で2つ目の原子爆弾が落とされた地…この場所でも多くの犠牲者が出ました。今の平和な時代はたくさんの犠牲の上に成り立っています。それを新しい世代にも忘れて欲しくない、長崎から世界へ平和への想いを発信していきたい…という想いで、このスタジアムは作られたそうです。原爆のことに触れながらの説明は、地元の者としても、とても心に沁みました。
ピッチまで5m!「プレイヤーズスイート」
みなさんがこのフィールドに入った時に一番驚かれるのは、客席とピッチの近さではないでしょうか。
「プレイヤーズスイート」と呼ばれる座席は、選手と同じ高さの目線で試合を見ることができ、ピッチまでの距離は約5m!「日本で一番ピッチが近い席」と言われています。この席は「VIPラウンジ」の利用権も付いていて、試合前後の2時間、トータルで6時間の利用が可能。その間はラウンジで飲み・食べ放題もでき、とても人気の席なのだとか。
ロッカールームからピッチに入場する選手の姿をガラス一枚挟んだ所で見ることができたり、記者会見室、監督会見の見学が可能…この席でないとできない特別な体験ができる訳です。売り出したら即売り切れてしまうという理由も納得です。
【HAPPINESS ARENA】VIPラウンジ「KANDO ROUNGE」SONY
次はアリーナへ!
サッカースタジアムは、コンコースから眺めることができますが、アリーナの中は試合やイベント開催時しか見ることができません。今回は通常入場口の2Fではなく、1FのVIP用玄関からのご案内でした。
アリーナのVIP席の方のみ利用できるラウンジでは、試合開始2時間前からお食事やドリンクがフリーで楽しめます。このラウンジの名前は「KANDO ROUNGE」。アリーナの統合演出システムや映像・音響インフラを整備したSONYが命名しました。
ラウンジの壁の向こう側はコートになっていて、壁面の大きなビジョンには、ゴール裏の映像が映し出され、まるでその場にいるような臨場感溢れる体験ができるそうです。
イベントに合わせて変幻自在のアリーナ
VIPラウンジを後にして、いよいよアリーナ見学です。
バスケットコートのイメージを持っていましたが、普段のアリーナはコンクリートの床面です。
コートの床は畳サイズに細分して収納されていて、試合がある時には4時間半かけて準備されます。
1F座席もイベントに合わせて、出したり収納したりしています。天井の大型ビジョンも、音楽ライブなどの時には見えづらい席ができるため、天井に収納。様々なシーンに合わせて変化できるよう工夫が凝らされていました。
1.5Fには、ガラス張りの部屋「VIPボックス」が16室…企業が年間契約していて、365日いつでも利用できるそうです。
アリーナの名前が「ハピネスアリーナ」になった理由
2F観客席からの眺めです。
バスケ試合開催時には、6,000席程ありますが、その半分の3,000席はシーズンチケット(年間契約)の席で埋まっているそうです。このように人気の高いバスケットですが、年間30試合程しか開催されないので、その他の期間を有効に活用しようと、今のような組み換えシステムができたそうです。私が訪れる前には相撲の土俵ができていました。1月にはアイスショーのリンクもできたりと、アリーナは本当に様々な姿を見せてくれます。
「HAPINESS ARINA」という名前は、このような多機能型のアリーナを作ることで多種多様なエンタメを創造し、そのエンタメを通じて、世界中にハピネスを発信していきたい…という想いから命名されました。
「平和」や「幸せ」について考えさせてくれるツアーでした
スタアリツアーは、単なる施設見学ではなく、私達が当たり前のように享受している「平和」や「幸せ」について、改めて考えさせてくれる、とても充実した内容のツアーでした。
ツアーの最後には参加記念として、限定AD証が貰えます。
双方のエリアでは定期的にイベントが開催されているので、その準備期間も含め、見学できない期間があります。なので、スタジアムとアリーナを同じ日に見学できるという、かなりお徳感があるツアーなんです!
両方回りたい方は、お早目の予約をオススメします。(ツアー開催時間は、「10時〜18時」。平日・土日・祝日問わず行われています)
今回、記事ではご紹介できなかった箇所やツアー中の興味深い話も、まだまだたくさんありますので、長崎観光の際には行程の中に、長崎スタジアムシティツアーも組み込まれてみてはいかがでしょう?
この記事を書いた人

#ナガサキタビブ 部員(公式ライター)
実際に訪れてみたくなるような「人を動かす写真」をお届け!
「観る観光地」だけでなく「人が写って映える観光地」の提案+美味しい物も♪プロカメラマンならではの視点で、今まで気付かなかったスポットも発掘していきたいです。地域活性化を目指す市民グループ「諫早もりあげガールズ」のメンバー。見知らぬ猫も、エサ無しで惹き寄せる特技アリ。プロフのフルーツバス停の写真は、ゆうちょの全国カレンダーに採用されました。