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長崎ランタンフェスティバル「効率良い周遊プラン」をご紹介!中央公園会場~中島川~興福寺を青い夜空で撮ってみた!

長崎ランタンフェスティバル「効率良い周遊プラン」をご紹介!中央公園会場~中島川~興福寺を青い夜空で撮ってみた!-1

ランタンフェスティバルは様々な会場で開催されますが、その位置関係は地元の方でないと(いや地元の方でも)なかなかピンと来ませんよね。

「新地中華街会場」が最も有名ですが、同様にランタンやイベントもある「中央公園会場」は穴場スポット。

新地中華街会場に比べ人ごみも回避でき、独自ディスプレイの撮影も楽しめる“お得ポイント”がある「中央公園会場」からスタートするのがおすすめです。
30分でアクセス可能な各会場の様子を、ブルーモーメント(日没後の夜空が青く撮れる時間)画像でご紹介します!

ランフェス会場は「新地中華街」だけではない!巨大オブジェ、イベント、出店が揃う「中央公園」

長崎の冬の風物詩「長崎ランタンフェスティバル」。
2024年は2月9日(金)~2月25日(日)の17日間と例年より長く開催され、土日を3回挟むため、人出も例年より多くなると思います。

 

2025年長崎ランタンフェスティバル開催日程
2025年1月29日(水)~2月12日(水)


皆さんが「ランフェスに行きたい!」って思った時、まずどこを目指しますか?
答えは多分「新地中華街」だと思います。

でも新地中華街会場と同様にイベントや出店が多い「中央公園会場」なら「新地中華街会場」ほどの人ごみに呑みこまれることなくイベントを楽しめるんですよ。

これは、ブルーモーメント(日没後の30分程しか撮れない青い夜空)に撮った中央公園会場の巨大オブジェです。

中央公園会場のランタンは手が届くほど低い!

赤いランタンのトンネルは、新地中華街でも観ることができますが、中華街のランタンは高い位置に設置してあります。
でもこの会場の赤いランタンは、低い位置に設置されているので、迫力ある「寄り」の画像が撮れると思います。

通りの両脇には中華グルメの出店と、イートインスペースが設けてあります。
無数のランタンの下で食事ができるのは、この中央公園会場だけです!!

動物オブジェは子ども連れに大人気!

この会場には、動物オブジェが多いというのも特徴のひとつです。
オブジェの上に登れるものもあるので、動物の上に乗って記念写真をパチリ!というのも楽しいですね。

イベントはイートインスペースからも楽しむことができます

ランフェス開催中は、この会場でも常時イベントが開催されています。
観客席が広い分、ゆっくりとイベントを観覧することができますよ!

椅子とテーブルが用意されているので、出店で買ってきたほかほかの中華グルメを食べながらイベントを楽しめるのも魅力です。

黄色のランタンが観られるのはここだけ! 【中島川会場】 ~中央公園より徒歩5分

両岸を黄色いランタンが幾重にも繋ぐ「中島川会場」は、「中央公園会場」から徒歩で約5分!
なので中央公園会場で撮影した後でも、ブルーモーメント(青い夜空)撮影は、十分に間に合います。

中島川には、観光地として有名な「眼鏡橋」が架かっているので、橋とランタンの共演も見どころのひとつ。
川面には、花や動物をかたどったランタンが浮かべられ、頭上の黄色いランタンも写り込み、とても幻想的な雰囲気を創りだしています。

黄色のランタンが観られるのはこの「中島川会場」だけなので、ぜひともチェックを!

川の両岸にも、異国情緒あふれる沢山のランタンオブジェが飾られているので、川岸の散歩も楽しいですよ。
中央公園会場は巨大オブジェや、出店、イベントで賑やかですが、中島川会場では落ち着いた情緒を感じていただけると思います。

日本最古の唐寺はとても神秘的 【興福寺(こうふくじ)】 ~中島川より徒歩5分

日本最古の唐寺(中国の方が建てた寺院)であり、国の重要文化財に指定されている興福寺(こうふくじ)は、中島川会場から、徒歩約5分の位置にあります。

他の会場が無数のランタンで明るく華やかな雰囲気なのに対し、興福寺は最小限のランタンの明かりと暗闇がうまく融合していて、とても厳かな雰囲気なのが魅力!
お寺周辺の石垣や通りも風情があります。

門前には、順風耳(右側)と千里眼(左側)のオブジェが。
この順風耳と千里眼は、航海安全の守護神、媽祖(まそ)を守る役割を担っています。

目を奪われること間違いナシ!夜空に映える興福寺

赤い山門をくぐって拝観料(大人 300円)を支払い、中へ進むとライトアップされた本堂が見えてきます。
赤いランタンと薄明の青い夜空に映えて、得も言われぬ美しさです。

お寺の中を散策してみましょう。
こちらは「鱖魚(けつぎょ)」といって、お坊さん方がご飯の時間を知らせるために叩く魚板で、全国の禅寺にあるものの中でも最優秀作と言われてるそうです。

「鱖魚(けつぎょ)」とは、中国の代表的な魚なのだそうです。

散策しているうちに、辺りはみるみる暗闇に包まれていきました。
ちょうどこの日は本堂で催事が行われていたので、外から静かに見学させていただきました。

インゲン豆の由来は、興福寺住職の隠元(いんげん)禅師

山門の右側には、日本三禅宗のひとつ黄檗宗の開祖・隠元(いんげん)禅師の像があります。
この高徳な僧侶は、様々な文化を長崎にもたらしました。

インゲン豆の名前の由来は、隠元禅師だと言われています。
全国的に食べられている野菜の名前が、興福寺のご住職由来というのは、驚きですね。

ランタンフェスティバル期間中の長崎は、遅くまでとても華やかです

今回ご紹介した「中央公園会場~中島川~興福寺」のコースは、距離的に近く最後の興福寺も何とか青い夜空で撮れました。
約30分のブルーモーメント撮影ツアーです。
青い夜空のランタンも映えますが、漆黒の夜空のランタンもまた美しいもの。

消灯時間は午後10時ですので、各会場ともゆっくり巡って、本場中国のお祭りの風情を楽しんでくださいね!

漆黒の夜空の下、川面のリフレクションが美しい

中島川会場の黄色いランタンは、照度差の関係で日暮れ直後の薄明の頃より、漆黒の夜空の時の方が川面の写り込みがよりクッキリと撮れると思います。

リフレクションの写真はこの黄色いランタンの中島川と、桃色ランタンの銅座川のみで撮れますが、雨の日を狙うと、川面でなくても濡れた地面へ写り込み、幻想的なリフレクション写真が撮れますよ!

雨の日のランタンフェスティバルは、晴れの日には無い楽しみ方がありますので、機材の防水や身支度をしっかりして、どうぞ街に繰り出してみてくださいね!

今回訪れた場所

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この記事を書いた人

MILKMILK
#ナガサキタビブ 部員(公式ライター)

実際に訪れてみたくなるような「人を動かす写真」をお届け!

「観る観光地」だけでなく「人が写って映える観光地」の提案+美味しい物も♪プロカメラマンならではの視点で、今まで気付かなかったスポットも発掘していきたいです。地域活性化を目指す市民グループ「諫早もりあげガールズ」のメンバー。見知らぬ猫も、エサ無しで惹き寄せる特技アリ。プロフのフルーツバス停の写真は、ゆうちょの全国カレンダーに採用されました。
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