【小長井(こながい)牡蠣解禁】牡蠣小屋だけじゃもったいない!フルーツバス停、A-KICHI、Kona Guys 「小長井の味覚&映えスポット」満喫モデルコース
「小長井牡蠣解禁!」
寒くなってくると、地元の人達はこの言葉を心待ちにしています。
国道207号線沿いに立ち並ぶ牡蠣小屋は、長崎県諌早市の冬の風物詩。
2023年の小長井牡蠣解禁は、11月23日、小長井直売店の牡蠣小屋は、12月2日から営業開始されました!
これから寒くなるにつれて益々大きく美味しくなっていく牡蠣を楽しんだ後は、フルーツバス停や、2023年にオープンした「映えスポット&カフェ」でまったりしてみませんか?
牡蠣だけでは終わらない、新しい小長井の楽しみ方をレポートします!
掲載日:2024年01月16日
ライター:MILK
漁協直売店横の「かき焼き小屋」のオープンは、期間限定!
「諫早湾漁協小長井直売店」では、有明海でとれた新鮮な魚介類を中心に、山の幸や特産品なども販売しています。
期間限定で、「かき焼き小屋」が直売店の横にオープン!
牡蠣はもちろん、直売店で買ってきたとれたての食材を炭火焼きでいただけます。
かき焼き小屋の営業は土日祝日のみ、受付は朝10:00~16:00までです。
すぐに焼き台が埋まってしまうので、早めに行くことをおすすめします。
かき焼き小屋に入る前には受付を!
1枚目の写真の右が「かき焼き小屋」の入口、左に見えてる青いテントが受付で、ここで食材を購入します。
かき焼き台使用料は600円!
※炭、割り箸、皿、軍手は料金に含まれています。飲食物の持ち込みはできません。
※かき剥きナイフは1本100円でレンタルし、返却時に返金されます。
焼いて食べられるのは牡蠣だけじゃない!
かきは1㎏入りで 1300円 とお得なお値段。
牡蠣の他にも、美味しそうな食材がたくさん揃っていますよ!炭火で焼くと、お味もまた格別です!
小長井の牡蠣は、身がプリップリでジューシーで、一度食べたらやみつきになること間違いナシ!
紫外線殺菌海水で24時間かけて滅菌処理されているので、焼くのはもちろん、生食でも安心して味わうことができるそうです。
かき焼き小屋の中は、広々しています。
席の横に置いてあるドラム缶は、焼いた後の牡蠣の殻入れ。
受付番号順に、スタッフがかき焼き台に案内してくれますよ。
牡蠣焼き台には、スタッフの方が炭を入れに来てくださいます。
セッティングが終わったら、購入した食材を並べてバーベキュー開始です!
牡蠣は平らな方を上にして焼いてくださいね。
炭火で炙られた食材からは、いい匂いが漂ってきて、テンションも上がります。
牡蠣の口が少し開いたら、かき剥きナイフを差し込んでこじ開けてみてください。
丸々と太った牡蠣が入っていますよ!
焼き過ぎるとジューシーさがなくなるので、ご注意を。
生食でもOKな牡蠣なので、安心してお召し上がりください。
天然の塩加減も抜群のジューシーな牡蠣は、一度食べると忘れられない程の美味しさです。
日本一干満の差が大きい有明海の奥、諫早湾で栄養たっぷりに育った牡蠣は、身入りが良くて甘味があり、加熱してもさほど縮まないんですよ!
この小長井の冬の味覚は、3月頃までいただくことができます。
「第1回かき日本一決定戦」グランプリ受賞のブランド牡蠣「華漣(かれん)」は春からのお楽しみ!
華漣(かれん)は、小長井産の養殖ブランド牡蠣で、養殖方法に「シングルシード」というとても手間のかかる育成方式を採用しています。
2012年には「かき日本一決定戦」でグランプリを受賞!
ひと口サイズながら身入りは良く、ぷりっとした食感と濃厚でクリーミーな味わいは、全国的に高い評価を受けています。
その甘みは、ぜひとも「生」で味わっていただきたい逸品。
華漣の販売開始は2月頃からで、通常の牡蠣より旬が遅いです。
牡蠣が春まで楽しめるって、嬉しいですよね。
「フルーツバス停」みかん&スイカは、直売所のスグ近く
長崎のインスタ映えの聖地「フルーツバス停」のみかんとスイカがある「阿弥陀崎バス停」は、直売店から歩いて行ける距離です。(位置関係は、写真3枚目をご覧ください。)
直売店近くの国道207号線沿いには、この他にもイチゴ・メロン・トマトと計5種類のフルーツバス停が随所にありますので、かき焼き小屋に来られた際にはぜひチェックしてくださいね!
空き地から、「A-KICHI(あきち)」誕生!
小長井にはフルーツバス停の他にも、インスタ映えスポットがあるんですよ!
2023年8月に誕生した「A-KICHI(あきち)」は、その名のとおり、『空き地を「過疎地域」に指定された小長井の活性化に活用できないものか』という地域の有志の方々の熱い想いから誕生しました。
有明海に向かってこげる大きなブランコや、ドラえもん、スーパーマリオのシーンが再現できちゃう土管もありますよ!
運営元の「合同会社SUDe(すぅで)」のネーミングは、長崎弁での「~しよう!」に由来しており、「なんかすぅで!」「一緒にすぅで!」といった形で、長崎人は「すぅで」という言葉をよく使います。
定期的にフリマイベントが開催されています
広々とした空間にヤシの木や遊歩道があり、南国のリゾート地に行った気分になりますよ。
「A-KICHI」では定期的に、小長井町近隣の地元農家の農産物や水産業者の水産物の直売、そして、家庭で使わなくなった物や手作り品などが購入できる「フリーマーケット」が開催されています。
国道沿いにあるのですが、うっかり通り過ぎやすいので、お隣のガソリンスタンドを目印にしてくださいね。
併設の白いコンテナカフェ「Kona Guys(コナガイズ)」で、テイクアウト
「A-KICHI」内にある白いコンテナの店舗「Kona Guys(コナガイズ)」はテイクアウト専門カフェです。
お天気の良い日は、「A-KICHI」のテーブルで海を眺めながら、のんびりしたカフェタイムが楽しめます。
モーツァルトの曲を聴かせて穏やかに育てたという乳牛のミルクで作った「風の牧場ソフトクリーム」は、とっても濃厚で「また食べたい」という気持ちになるスイーツです。
「Kona Guys(コナガイズ)」のピザは四角い!
軽食の「Set Menu」をオーダーしてみました。
「ピザ+ドリンク+サイドメニュー」という内容で、なんとピザが四角いんです!
これはイタリア・ローマの伝統の形状だそうで、現在は5種類のラインナップ。
今後は、地元小長井産の農産物や牡蠣、アサリなどを使用したレシピ開発を行っていくそうです。
小長井方面に来られた際には、新しい映えスポット&地元の美味しいもので、楽しい時間を過ごされてはいかがでしょうか?
今回訪れた場所
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この記事を書いた人
#ナガサキタビブ 部員(公式ライター)
実際に訪れてみたくなるような「人を動かす写真」をお届け!
「観る観光地」だけでなく「人が写って映える観光地」の提案+美味しい物も♪プロカメラマンならではの視点で、今まで気付かなかったスポットも発掘していきたいです。地域活性化を目指す市民グループ「諫早もりあげガールズ」のメンバー。見知らぬ猫も、エサ無しで惹き寄せる特技アリ。プロフのフルーツバス停の写真は、ゆうちょの全国カレンダーに採用されました。