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日本本土より韓国に近い島「対馬」に飛行機で行ってみた!
紅葉の名所「舟志のもみじ街道」にレンタカーでGO!アクセスから予約方法まで徹底解説(上対馬編)

日本本土より韓国に近い島「対馬」に飛行機で行ってみた!
紅葉の名所「舟志のもみじ街道」にレンタカーでGO!アクセスから予約方法まで徹底解説(上対馬編)-1

「国境の島」と呼ばれる対馬。

長崎県でありながら、長崎県民でもなかなか訪れる機会が少ない離島です。

「どうやって行ったらいいの?行った先での移動手段は?」

そんな疑問を持つ方々に、本土からのアクセス方法、レンタカーの選び方、そしてもうすぐ見頃を迎える長崎屈指の紅葉の名所「舟志のもみじ街道
」や、その周辺で食べられる地元グルメのレポートをお届けします!

飛行機で対馬に行くには「早めの予約」がお得!

対馬へは、福岡から【フェリー・高速船・飛行機】の3ルート、長崎空港から【飛行機】の、計4ルートでアクセスできます。

長崎ー対馬間の航空運賃は「片道16,950円」と高額なため、利用をためらいがちなのですが、今回私は、オリエンタルエアブリッジの、「ORCエメラルド60」というサービスを利用して「片道9,700円」のチケットをゲットしました。
これは「搭乗日の60日前までの予約購入」で受けられるお得なサービスです。

「エメラルド60」の「60」は対象者年齢の事ではなく、事前予約日のことなので、年齢関係なく利用できます。
料金の詳細はこちら

さぁいよいよ出発!空港に着いたら…

長崎ー対馬間は、ANA・ORC共同運航のプロペラ機が就航しています。
ORCのカウンター業務はANAが執り行っていますので、チェックインする際はANAカウンターへ。

オンラインチェクイン」は、事前に搭乗手続きと搭乗券発券ができるサービスです。
空港での手続きナシで搭乗口を通過できるので、「出発の前日」に済ませておくとスムーズですよ。

ボーディングブリッジ(空港の建物から飛行機に搭乗する際に使う渡り廊下)を使わず、地上を歩いて乗り込むプロペラ機は、非日常感がありワクワクします!

プロペラ機上空からの景色を満喫しました

長崎ー対馬間の搭乗時間は、わずか35分。

プロペラ機はジェット機に比べて飛行する高度が低いため、大気の流れの影響を受け揺れることもありますが、普段見ることができない上空からの街の風景や、自然の造形美などを近くで見ることができます。
対馬の入り組んだ島影や、ハウステンボス上空の景色などを堪能できました。

対馬やまねこ空港に着くと、「よう来たね!対馬」の看板がお出迎えしてくれます。

対馬での移動はレンタカーがオススメ!

対馬は南北82㎞、東西18㎞と、とても大きな島です。
公共交通機関を利用した移動は少し不便なので、レンタカーの利用がおススメです。

空港周辺には送迎付のレンタカー会社が数社ありますので、車種や条件が合う会社を選ぶと良いでしょう。
私は、「ORC利用者特典」(https://www.orc-air.co.jp/stay/orix/)や、「東横INN宿泊者特典」(https://www.toyoko-inn.com/feature/rentacar/#Okinawa)のあるレンタカー会社を予約しました。

空港の到着ゲートを出てすぐ左側に受付カウンターがあり、受付を済ませるとお迎えの車が店舗まで送ってくれます。

PickUp

対馬レンタカーまめ知識-1

対馬レンタカーまめ知識

対馬って広いので、道路も普通に広いんじゃないかと思っていましたが、対馬の道路は、細く曲りくねった道が多いんです!
有名な観光地への道のりでも、離合が難しい箇所がありますので、運転に自信のない方は軽自動車をレンタルした方が動きやすいかも…
今回私は1,300クラスの車を借りましたので、初めから細い道を通る観光地は目指しませんでした(笑)。

車にはナビが付いていますが、電話設置の無い観光地の検索って、なかなか難しいですよね。
でも車内には主要な観光地の「マップコード」が記載された説明書が設置してあり、検索がスムーズに出来て快適でしたよ♪ 

◆道路通行止めや、休館情報などの「緊急情報入手」はコチラ

「舟志のもみじ街道」目指してレッツゴー!道すがらに楽しめる観光地① 【万関橋】

それでは今回の一番のお目当て、上対馬にある「舟志のもみじ街道」を目指して走り出しましょう!

対馬空港から「舟志のもみじ街道
」までは車で1時間ちょっとかかりますので、途中「休憩がてら道すがら」の観光を楽しむことに!
まずは空港から10分程の所にある「万関橋(まんぜきばし)」を見学しました。

「万関橋」は上対馬と下対馬を繋ぐ橋で、かつて日本海軍によって開削された人工の瀬戸「万関瀬戸」と呼ばれる運河(浅茅湾と三浦湾の間)に架かっています。
この橋は平成8年に架け替えられ、3代目にあたります。

橋を渡った先に「万関展望台」という眺望の名所があるのですが、現在展望台の立ち入り禁止ということで、今回は橋のみの見学でした。

橋の両サイドに駐車場とトイレがあります

橋には舗道がありますので、歩いて渡ることも可能です。
この日は観光バスが駐車場に乗り付け、多くの観光客が橋を渡りながら運河の風景を楽しんでいました。

下対馬からの渡り口サイドには山小屋風のトイレが、上対馬サイドには木の切り株風のトイレがあります。

「舟志のもみじ街道」目指してレッツゴー!道すがらに楽しめる観光地② 【琴の大銀杏】

「舟志のもみじ街道」まであと10分程、という場所にある「琴の大銀杏」。
上対馬町琴(きん)の長松寺にあるこの巨木は、樹齢千五百年ともいわれる日本最古の銀杏で、その大きさは、全国第二位と言われています。

寛政10年(1798年)の落雷で起きた火災によりできた幹の空洞の中には、お稲荷さんが祀られています。
訪れた頃の銀杏の葉は、まだ青みが残り落葉もあまり無かったのですが、晩秋の頃に見られる落葉の銀杏の絨毯は壮観だろうなと思いました。

対馬一の絶景紅葉スポット 【舟志のもみじ街道】

「舟志のもみじ街道」は、川沿い約7キロに渡りモミジやカエデが群生する、対馬一の絶景紅葉スポットです。
私が訪れた11月初旬はまだ「色づきはじめ」という感じでした。

沢に降りての撮影もラクラク!

川沿いには、水面を彩る見事な枝ぶりの木が立ち並んでいます。
駐車場からすぐのところから沢に降りられるので、このような写真も撮れますよ。

青々とした緑の中の紅葉も美しかったですが、ぜひ一度、最盛期の頃に訪れてみたいものだと感じました。
今年は暑い時期が長く続いたので、11月下旬頃にちょうど見頃を迎えるのではないかと思います。

もみじ街道を楽しんだ後は地元グルメを堪能 【そば道場 あがたの里】

もみじ街道を散策した後は、地元ならではの美味しいものを食べましょう!
もみじ街道から車で15分程で到着する佐須奈地区に「そば道場 あがたの里」があります。

店先の水車が印象的ですが、これは以前、そば粉を挽くために使っていたものだそうです。
ここでは対馬産そばの豊かな風味を生かし、つなぎをいっさい使わずに打つ対州(たいしゅう)そばが味わえます。

縄文時代晩期ごろ、中国南西部から対馬に伝わったとされる「そば」。
ここでは、対馬産のそばを臼で挽いた天然のそば粉を使ったそば打ち体験もできるんですよ!

「いりやき」+「対州そば」の「いりやきそば」をいただきました

対馬に来たらぜひ食べてみたかった「いりやき」と「対州そば」。その2種を一気に食べられるメニューを発見!
「いりやきそば」をオーダーしてみました。

「いりやき」は対馬に伝わる郷土料理。
海の近くではブリなどの魚、内陸部では鶏を入れて、たっぷりの野菜を加えた寄せ鍋です。

「いりやき」という名称は、鍋を作るときに、まず地鶏や魚を椿油で炒ることに由来しています。
これは平安時代の『今昔物語』に出てくる「い焼き」と同じ調理法とみられています。(農林水産省HPより)

少し甘めの出汁が食材によく馴染み、対州そばとの相性もバッチリで、大変美味しく頂きました。

上対馬編に続き、次回の記事では下対馬のおすすめ体験とスポットをご紹介します。

今回訪れた場所

Google Mapの読み込みが1日の上限を超えた場合、正しく表示されない場合がございますので、ご了承ください

この記事を書いた人

MILKMILK
#ナガサキタビブ 部員(公式ライター)

実際に訪れてみたくなるような「人を動かす写真」をお届け!

「観る観光地」だけでなく「人が写って映える観光地」の提案+美味しい物も♪プロカメラマンならではの視点で、今まで気付かなかったスポットも発掘していきたいです。地域活性化を目指す市民グループ「諫早もりあげガールズ」のメンバー。見知らぬ猫も、エサ無しで惹き寄せる特技アリ。プロフのフルーツバス停の写真は、ゆうちょの全国カレンダーに採用されました。
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