島の内と外を繋ぐ場所…ソトノマ、カラリト…魅力いっぱいの五島のカフェ&ホテルを散策してみよう!
五島市には、ここ近年個性的で素敵なお店がたくさん点在しています。島外から移住してきた方や、Uターンの方が営んでいることが多いですが、お店の方々が魅力的なのが特徴です。
五島を巡るときはぜひ「お店の方に会いに行く」感覚で!
今回は空港近くで楽しめるお店や、景勝地をご紹介します。
掲載日:2023年01月31日
ライター:MILK
島の人々や移住者、旅行客を繋ぐハブのようなカフェ 【ソトノマ】
「ソトノマ」は、福江空港から車で7分程の場所にある、コミュニティカフェです。
ソトノマとは、外の居間…「外の人と地元の人が交わる場所」と言う意味で、付けられました。
島にUターンして2013年にカフェをオープンした有川和子さんは元教員。
周囲の方々に“お母さん”と慕われているとても温かい方です。
ソトノマのお母さんに導かれるように五島に移住してきたという桑田隆介さんに現在はお店の経営を任せ、スタッフに料理を教えたり、厨房の仕事に専念されているそうです。
コミュニティカフェと共に、こども食堂としても営業しています。
桑田さんは、長崎県対馬市の出身。
東京に出てアパレル関係の仕事をされたそうですが、友達に誘われ五島に遊びに来た時に、この「ソトノマ」のお母さんと出会ったそうです。
五島を気に入って何度か遊びに来ているうちに、島の会社に誘われ、元々地元に帰ろうと思っていたこともあり移住を決意。
その後、桑田さんは独立して仲間と「hotel sou」を開業されました。
斬新で革新的な五島列島初のデザイナーズホテル 【hotel sou】
「hotel sou」のコンセプトは、「島を冒険する非日常さと廃墟のような非日常空間」。
福江島の、のどかで懐かしい雰囲気には一見似つかない斬新で革新的なデザイナーズホテルは、私達に「緑が生い茂る離島の中にひとり取り残されたかのような体験」を提供してくれます。
「前職がアパレル関係だったので、このようなプロジェクトが実現できるデザイナーとも繋がっていましたが…さてこれを島に実際に建てていこうという段階になると、島外の者は誰も島内の業者さんと繋がりが無い…そんな時にもソトノマのお母さんは力を貸してくれました。」
代表の桑田さんは、そう話してくださいました。
ソトノマには、移住を考えている方や地元の方々が多く集い、交流を深めています。
移住を決断する時には、その背中を後押しし、移住してきた後にやりたいことがあるときにも相談に乗ってくれ、手を差し伸べてくれる…ソトノマはそんな温かい場所なのだそうです。
ソトノマのお母さんが作る料理は「おふくろの味」!地元食材に拘ったランチが美味
本日の日替わり定食は、五島牛のコロッケとハンバーグ!
早速いただきました。
地元で採れた食材をたっぷり使ったランチは、新鮮でとっても美味…
ご飯と味噌汁って、毎日食べているものですが、ソトノマのご飯は美味しくて、とても幸せになるお味でした。
近場の海を散策してみた!【香珠子(こうじゅし)海水浴場】
お腹も心も満たされたところで、ソトノマから車で6~7分のところにある「香珠子(こうじゅし)海水浴場」を訪ねてみました。
このビーチは、福江の中心地からでも、車で20分程で行くことができるアクセスしやすいビーチです。
海の色は、五島の海水浴場として有名な高浜海水浴場にも負けないくらいのコバルト&エメラルドグリーンでした。
海に向かう時、とても驚いたのが、砂浜にできた水路の水が、とっても冷たいこと!
これは川の水が流れ込んでるからなのだそうです。
香珠子といえば「週替わりソフトクリーム」が人気のスポットです。
詳細は#ナガサキタビブ RuRiさんの記事をどうぞ!
新しくできたリゾートホテルで、充実のティータイムを【カラリト 五島列島】
美しいビーチで風景を満喫した後は、2022年8月に出来たばかりの「カラリト 五島列島」に立ち寄ってみました。
宿泊客以外の方でも、カフェ利用はOK!
「カラリト」というネーミングは
からりとした笑顔を取り戻せる場所
というコンセプトに由来してるのだそうです。
中に入るとまず、高い天井に圧倒されます。
内装もとても素晴らしく、オーシャンビューのロケーションに、テンションも上がります。
海に近い席で、スイーツをいただきました。
のんびり海を眺めながら、美味しいものをいただく…とても心地よい時間が過ごせますね。
カフェには旅行客のみでなく、地元の方もいらしてて、地域の交流の場になっていました。
ホテルスタッフの方々も丁寧な接客が素晴らしく、コンセプトどおり、おだやかで自然と笑顔になる時間を過ごすことができる空間でした。
今回訪れた場所
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この記事を書いた人
#ナガサキタビブ 部員(公式ライター)
実際に訪れてみたくなるような「人を動かす写真」をお届け!
「観る観光地」だけでなく「人が写って映える観光地」の提案+美味しい物も♪プロカメラマンならではの視点で、今まで気付かなかったスポットも発掘していきたいです。地域活性化を目指す市民グループ「諫早もりあげガールズ」のメンバー。見知らぬ猫も、エサ無しで惹き寄せる特技アリ。プロフのフルーツバス停の写真は、ゆうちょの全国カレンダーに採用されました。