日本一に輝いたサツマイモ「ごと芋」!五島の食材を活かしたお土産を買いに行こう!
五島には、どんなお土産があるのかな?旅先では、「そこにしか無いお土産品」を選ぶのも、旅の楽しみのひとつですよね。
地元の食材を使ったオリジナル商品がたくさん揃っている「おみやげ&カフェ ごと」に行ってきました。
お土産品店とカフェが併設されたオシャレな店舗で、五島の食材の素晴らしさや、それを広める取り組みについてお話を聴いてきましたので、ご紹介します。
掲載日:2022年11月07日
ライター:MILK
お土産と同じものが、カフェメニューにも…【おみやげ&カフェ ごと】
「おみやげ&カフェ ごと」は、福江港ターミナルや五島つばき空港から車で10分程という便利な場所にあります。
中に入るとまずはたくさんのお土産が並ぶショップ「おみやげ ごと」があり、その奥に併設されている「ごとカフェ」では、お土産品として販売されている商品が、一部カフェメニューとしても提供されています。
ごとカフェのインテリアは、高浜海水浴場のイメージ
カフェに入ると、まるでビーチに来たかのような明るい雰囲気にビックリ!
五島を代表するビーチ「高浜海水浴場」をイメージしたものだそう!
これは、せっかく五島を訪れたのにお天気が悪かった…という時でも、ここに来れば、海に行った気分になれて素敵な写真が撮れるように、との配慮から作られたそうです。
インスタ映えスポットとしても、最適ですね!
フリーWi-Fiも完備されていますので、メニューをオーダーしたら、コワーキングスペースとしての利用もOK!
実際の高浜海水浴場はこんな感じ!
「日本の渚100選」「日本の水浴場88選」などに選ばれている「高浜海水浴場」。
コバルトブルー&エメラルドグリーンの海の色に驚きました。
海の青と白い砂浜のコントラストも美しかったです。
夏は海水浴客で賑わいますが、オフシーズンでもこの海の美しさを見ると癒されます。
「インスタ映えスポット」がたくさん!
「ごと」には、室内の撮影スポットだけではなく、外壁にも、撮影スポットがあります。
五島市のゆるキャラ「バラモンちゃん・つばきねこ・ごとりん」が描かれた壁で、「ごと芋ソフトクリーム」と一緒にパチリ!
かわいい写真が撮れちゃいますよ。
このソフトクリームに使用されてる「ごと芋」は、実はとっても凄い賞を獲得した、糖度が高くて美味しい五島産のさつまいもなんです!
PickUp
「日本さつまいもサミット2022」で日本一をダブル受賞した「ごと芋」
2022年2月に、さいたまスーパーアリーナで開催された、さつまいもの品評会「日本さつまいもサミット2022」で、日本各地から優れたさつまいもが集結する中、ごと株式会社が育てた「ごと芋」が、「ファーマーズ・オブ・ザ・イヤー」「さつまいも・オブ・ザ・イヤー」の賞で2つとも日本一を獲得するという快挙を成し遂げました!
「ファーマーズ・オブ・ザ・イヤー」は生産者の取り組みに対しての評価、「さつまいも・オブ・ザ・イヤー」は、今期日本中で生産されたサツマイモの中から、特に味わいの優れたものに対する評価となります。
”ねっとり系”で、濃厚な甘さの「ごと芋」
実際に「ごと芋」を食べてみました。
さつまいもの種類によって「ホクホク系」と「ねっとり系」がありますが、ごと芋は「ねっとり系」で、濃厚な甘さが特徴。
お土産として冷凍の「焼き芋」が販売されています。
一個が小ぶりなので、小腹が空いた時などに、重宝しそう。
日本一に輝いたさつまいもが五島にあるなんて、みなさん知っていましたか?
五島土産の定番「かんころ餅」が、気軽に食べやすくなっています。
五島名物の「かんころ餅」。
薄く切って軽く焼いて食べるのが定番です。
しかし、食べ方を知らない方が焼かずにそのまま食べたり、切らずに丸ごと食べてしまったり、「食べにくい」や「固かった」という印象を持たれる方も…
そこを踏まえて「切らずに、焼かずに」食べられる「かんころ餅」も発売されています。
かんころ餅は昔から丸ごと販売されているのが当たり前だったので、なかなか気付かない視点だなと思いました。
ブドウのように丸い形のかんころ餅はパクっと食べることができて、パッケージもお洒落です。
「ごと」の商品開発について、広報担当の方に聴いてみました
「おみやげ ごと」には、オリジナル商品が沢山並んでいます。
商品開発について、広報担当の方にお話を伺ってみました。
「ごと」は五島にある魅力的な食材を、より多くの方々に知って頂きたいという想いで、商品開発に丁寧に取り組んでおられ、自社商品の開発の他にも、他社商品の開発・製造も請け負われているそうです。
「ごと芋」は「量より質」に重きをおき、土壌作りから徹底して手間暇をかけ、熟練のさつまいも職人が管理を徹底されています。
なので一定量しか収穫できませんが、商品の品質管理においては譲れない、大事にしていることなんだそうです。
「五島の鯛で出汁をとったなんにでもあうカレー」が生まれたきっかけ
「ごと芋」と並んで人気商品が「五島の鯛で出汁をとったなんにでもあうカレー」
可愛いパッケージでお土産にも喜ばれそう!
このカレーは「五島の特産物を使ったカレーを作りたい」という思いから生まれた商品とのこと。
五島近海で沢山獲れる鯛…
その頭や骨などのアラは破棄されていたため「出汁にすれば無駄にならないのでは?」というSDGsの観点から、開発されたそうです。
商品開発部のメンバーは皆、五島生まれの五島育ち。
一度東京や福岡に出てスキルを磨き、地元に貢献したいと戻って来られた方々も多いそうです。
お話をお伺いした安達真美さんは東京の方で、就職するまで五島の事は全く知らなかったそうですが、「あまり調べ過ぎずに、不安がらずに、まず五島での仕事を決めてから動いた」ことが、良い結果を生んだと話してくださいました。
パッケージのQRを参照して、アレンジレシピに挑戦してみた!
可愛いパッケージの鯛出汁カレーは、どんなお味なのか、お土産としてあげる前に、まず自分で味見をしてみようと作ってみました。
シンプルにカレーにしてもいいけど、「なんにでもあう」を実証すべく、カレールーをパスタソースとして使用。
パッケージにアレンジレシピのアクセス先が載っていたので、早速そのメニューに挑戦!
結果、美味しいカレーパスタができあがり、大満足でした♪
ご飯にかけるだけのカレーには「鯛の出汁 × チキン」を使ってみましたが、具材も大きく食べ応えもあり、鯛の出汁の味もしっかりと味わうことができました。
五島の食材を丹精込めて商品化し、その魅力を発信されている「ごと株式会社」のラインナップ。
ぜひ、五島土産を選ぶときに、「おみやげ&カフェ ごと」に立ち寄ってみてください。
今回訪れた場所
Google Mapの読み込みが1日の上限を超えた場合、正しく表示されない場合がございますので、ご了承ください
この記事を書いた人
#ナガサキタビブ 部員(公式ライター)
実際に訪れてみたくなるような「人を動かす写真」をお届け!
「観る観光地」だけでなく「人が写って映える観光地」の提案+美味しい物も♪プロカメラマンならではの視点で、今まで気付かなかったスポットも発掘していきたいです。地域活性化を目指す市民グループ「諫早もりあげガールズ」のメンバー。見知らぬ猫も、エサ無しで惹き寄せる特技アリ。プロフのフルーツバス停の写真は、ゆうちょの全国カレンダーに採用されました。