長崎にもある!絶景のネモフィラ畑!ツツジの名所「松本ツツジ園」色とりどりの花の楽園に感動
近年「春の花」として人気急上昇中!淡いブルーの花「ネモフィラ」
茨城県の「国営ひたち海浜公園」や、九州では福岡の「国営海の中道海浜公園」が絶景ネモフィラ畑として有名ですが、長崎県内にも素晴らしいネモフィラ畑があるんですよ!
今回は、個人経営の観光農園「松本ツツジ園」で楽しめる花々と、混雑を避けるためのおすすめ訪問時間、比較的運転が楽なアクセス方法をご案内します。
掲載日:2022年05月09日
ライター:MILK
視界一面がブルー!空とネモフィラの青が溶け合う壮大な光景
長崎空港がある大村市、東大村の山あいに位置する「松本ツツジ園」は、個人経営の観光農園です。
毎年春の開花時期(4月初旬~)と秋のコスモスの時期(10月初旬~)に期間限定で一般公開されています。
広大な敷地内に、斜面を埋め尽くす立体的なツツジの造園がとても美しく魅力的なのですが、例年咲いていた芝桜の生育不良が続いたため、2021年からネモフィラ畑が登場しました。
暖色系のツツジと寒色系のネモフィラが織りなす風景は、訪れる方々に春の喜びと心の癒しを与えてくれます。
また、園内には木陰のある通路やベンチも設置してあるので、ゆっくりと花を楽しむ事ができます。
夢のようなネモフィラ畑で人物写真を撮ってみよう
ネモフィラ畑には、通り抜けられる通路がありますので、そこに佇むと、花に埋もれたような写真を撮ることができます。
敷地が広大なので、望遠レンズでの撮影がおすすめです。
空を背景に撮ると一面ブルーの夢っぽい写真になりますが、花畑横の木立の通路も絵になるスポットです。
色とりどりの花が織りなすツツジの壁
ネモフィラ畑に至るまでの通路は、両脇がツツジの壁となり、美しさに圧倒されます。
昭和46年春、みかん園を廃園し、割り箸ほどのクルメツツジの苗を植えたのが、このツツジ園の始まりなのだとか…
庭先に植えたツツジの苗が徐々に裏山にまで広がって、今では広大な敷地内に色とりどりの花が咲き誇る、楽園のような場所になっています。
花の色や種類も数えきれぬ程あり、個人でここまで整備するのにどれ程のご尽力をされてるのかと思うと、本当に頭の下がる思いです。
迫り来るツツジの滝【ナイアガラ】
入場口から続くツツジの壁と、ネモフィラ畑に圧倒され、そこで満足して帰ってしまう方もいらっしゃいますが、松本ツツジ園の驚くべき景観は、ネモフィラ畑の先にも待っています。
「ナイアガラ」と呼ばれる「ツツジの滝」は、人の身長と比較するとその大きさがわかりやすいですが、本当に上から迫り来るような迫力です。
花の見頃が過ぎ、春の開園が終了するとすぐに剪定作業等の手入れを始めるそうです。
開閉園情報や、開園時の開花状況は、「松本ツツジ園ホームページ」にて詳細に確認できますので、参考にしてください。
混雑を避けた早朝の訪問がおすすめ!
松本ツツジ園は大村市の山あいに位置するため、周辺の狭い道路などで年々交通渋滞が深刻化し、見学者の方、近隣住民の方へのご迷惑をお掛けしているのでは…と、園主の松本さんは心を痛めておられます。
この美しい花園を毎年楽しませていただくためにも、
混雑を避けた【平日来園】、平日が難しい場合には【早朝来園】をおすすめします。
松本ツツジ園の春の開園時間は、朝8時からなので、とても早いです。
【入場ゲートは朝8時からしか開きませんので、開場前のご訪問はご遠慮ください】
人が少ないと写真が撮りやすい、という利点もありますよ。
高速から行くなら「木場スマートIC」からがベスト!車で約15分の道案内
松本ツツジ園までのアクセス法は何通りかあるのですが、国道34号線から向かうと、かなり道幅が狭く、離合も難しい箇所があるため、比較的運転が楽な「木場スマートインターチェンジ」からの道のりをご紹介します。
ナビに頼ると、細い道を案内されたりしますので、この道順をぜひ参考に来園してください。
※写真をスワイプして道順をご確認ください。
お米屋さんがやってるカフェ【ひみこカフェ】
「木場スマートインターチェンジ」から「松本ツツジ園」に向かう途中には、お米屋さん「イチセライス株式会社」が経営する「ひみこカフェ」がありますよ♪
隣には精米所の建物があります。
ランチタイムのご飯は、お米屋さんらしく、白米・玄米など選ぶことができます。(シーズンによる)
美容と健康に配慮したカフェ独自の商品開発にも力を入れられているそうです。
おすすめの「黒カレー」や、食後にスイーツ&甘酒をいただきましたが、自然の甘味を感じられ、ヘルシーで体が喜ぶ食事に大満足♪
カフェ内には個室もあり、期間限定ショップ・イベント・セミナー・教室・会議・展示会などに利用できるそうです。
5月には庭にバラも咲くそうなので、バラの季節の訪問もいいですね。
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この記事を書いた人
#ナガサキタビブ 部員(公式ライター)
実際に訪れてみたくなるような「人を動かす写真」をお届け!
「観る観光地」だけでなく「人が写って映える観光地」の提案+美味しい物も♪プロカメラマンならではの視点で、今まで気付かなかったスポットも発掘していきたいです。地域活性化を目指す市民グループ「諫早もりあげガールズ」のメンバー。見知らぬ猫も、エサ無しで惹き寄せる特技アリ。プロフのフルーツバス停の写真は、ゆうちょの全国カレンダーに採用されました。