長崎のインスタ映えの聖地!フルーツバス停で季節に合わせた撮り方ガイド
今や「インスタ映え観光地」として全国的に有名な、佐賀県との県境に位置する諌早市小長井(こながい)町のフルーツバス停。
諫早市内から国道207号を佐賀方面に向かう、小長井エリアの道路沿いに「イチゴ・メロン・ミカン・スイカ・トマト」 全5種類16基のフルーツをかたどったバス停が設置されています。
観光で訪れたときには、思い出に自分も一緒に写りたいもの!そこで「どう撮ったら人物もバス停もかわいく撮れるのか」というコツをご紹介します。
掲載日:2022年04月12日
ライター:MILK
四季折々の可愛さを見せてくれる、井崎のイチゴ&メロンバス停
フルーツバス停の中でも特に人気があるのが、イチゴ・メロンのバス停がある「井崎バス停」
バス停を訪れる方々に楽しんで頂こうと、四季折々の花畑が地元の方々によって整備されており、お花畑と一緒に撮影ができるスポットとして、花のシーズンにはたくさんの人が訪れます。
春は菜の花!3月~4月初旬まで楽しめますよ。
黄色の絨毯に埋もれたようなバス停の風景は、壮観です!
夏はひまわり
夏はひまわり
とてもキレイなのですが、お花が道路の方を向いて咲いているので、お花の正面とバス停を一緒に撮るのが難しいです。
そこで撮影のポイントを2つ。
1.バス停から向かって左側から撮影すれば、お花の顔とフルーツバス停がギリギリ一緒に撮影できます。
2.花の裏側から撮影すると色彩が淡くまとまるので、それはそれで美しい写真になります。
この国道には「長崎県営バス」の赤いバスが通るので、運行時間をチェックして、バスと一緒に撮るのもいいですね。
秋はコスモス
そして秋はコスモス…今度はピンクの絨毯が敷き詰められたような空間に佇むバス停の風景が、とても幻想的です。
コントラストは抑え気味に、照度は明るめ…ハイキーに撮ると、ふわっとした仕上がりになり、非現実的な光景を上手く表現できると思います。
\効率よく巡る観光プランのご提案!/人物と一緒に撮ってみよう!まずはスイカのバス停から【殿崎バス停】
撮影時期や天候によっても差がありますが、観光で巡るなら先程ご紹介したお花畑が人気の「井崎バス停」は、午後から行かれた方が日向きの関係もあり、綺麗に撮れやすいです。
バス停は全部で16基ありますが、同じフルーツだったら背景が「映える方を優先する!」という目線で、フルーツ5種撮影のモデルプランをご紹介します。
諫早方面から佐賀方面に向かう時、まず一番初めに出会えるのが、殿崎の「スイカバス停」です。
バス停の裏側に道があるので、広い空間を利用して様々な表現が可能です。
裏手の木々を写り込ませると、まるで森の中にフルーツが佇んでいるかのようなファンタジーな雰囲気に!
フルーツバス停は、どれも窓が可愛いので、一緒に写り込ませるとキュートです。
目の前の国道が上り坂になってるので、スイカを押し上げているようなショットも面白いかも♪(3枚目)
トマトのバス停は「ブドウの隠れキャラ」がある【小深井バス停】で!
トマトのバス停は「大久保」にもあり、そちらは背景に電線も無く撮り易いのですが、「ブドウの隠れキャラ」に会いに行くなら「小深井バス停」です!
このブドウ型オブジェは、船の係留に使う丸い「浮き」で出来てるんですよ。
国道沿いに点在するフルーツバス停の見物客に楽しんでもらおうと、地域の方々が使われなくなった浮きを活用し、着色等を施しで制作されました。
トマトのバス停から、短い階段を下りた空き地にあるので、国道からは見えません。
ブドウのオブジェの隣りには浮きをカエルに見立てたキャラクターも飾ってあります。
そのお腹には「ありがとう!気をつけてかえるとよ~」という、温かみを感じる優しい「長崎弁」のメッセージが。(4枚目)
トマトのバス停の対面には、ミカンのバス停がありますが、現在背後の山を造成中で少し寂しい風景となっているため、ミカンは海沿いにある「阿弥陀崎バス停」をご紹介します。
ミカンのバス停は、広瀬アリスさん出演CMのロケ地【阿弥陀崎バス停】
時間がない時には、ミカンバス停は「小深井バス停」にてトマトと一緒に撮っても良いのですが、広瀬アリスさんが出演したCMのロケ地である「阿弥陀崎バス停」は、背景が有明海ということもあり、かなり映えます。
CMのロケ地になったことで、訪れている方も多いのではないでしょうか。
「阿弥陀崎バス停」の向かって右側には、電柱がありますので、なるべくそれらが写真にフレームインしないように撮るのが良いでしょう。
したがって写り込む人物は、バス停の向かって左側でポージングするのが望ましいです。
(2枚目に撮影のポイントを記載しています)
季節の花畑で最高に映えるイチゴ&メロンのバス停【井崎バス停】
いよいよお待ちかね、お花畑とバス停のコラボ写真が撮れる「井崎バス停」にやってきました。
時間に限りがあり「まずはこの花畑の写真を…」という方は、先に行かれても良いのですが、お昼前後はちょうど逆光になりやすく、バス停が黒潰れしたりしますので、可能ならば旅の締めに井崎バス停を訪れることをおススメします。
イチゴバス停は、国道からひとつ内側に入った道から、花畑を目前にしてイチゴの裏側の撮影が出来ます。
道を一本海沿いに移動して国道207号線から撮ると、イチゴを表側から撮れます。
表側から撮れる道路沿いには「小長井郵便局」があるので、ラッキーな方は、赤い郵便車と赤いイチゴバス停のコラボ写真が撮れるカモ♪
メロンバス停は、道を一本海沿いに移動して国道207号線から撮ると、海や空と一緒の爽やかでクリアな写真になります。
花に埋もれたような写真が撮れる「イチゴへの道」
イチゴバス停の真正面には、近くまで行くことができるよう、花畑の一部を刈り取った「イチゴへの道」が作ってあります。
花畑に踏み入らなくても、花に埋もれたような写真が撮れるんですよ。
こうした道の整備や、花畑の維持管理は、地元の有志である【小長井プロジェクト】会議のメンバーが行っています。
「四季の花の種蒔きしている素人軍団で、綺麗に咲いた花とフルーツバス停のコラボで小長井町のPRをしています。」とのお話でした。
本当に素晴らしい活動です。
井崎バス停には、観光用の駐車場がありますので、そちらをご利用ください。(写真4枚目)
もっちもちの食感がクセになる【釜あげ生パスタ ぱすたろう】
小長井方面に行くのならぜひ立ち寄って頂きたい、イタリアン・レストラン「ぱすたろう」
お店の名前にもなっている「釜あげ生パスタ」は、もっちもちの食感で、他では味わえない美味しさ♪
麺で勝負しているのがわかる「すっぴんパスタ」というメニューが大定番ですが、その下にミートソースが隠れている「すっぴん on the Meat」は自分のタイミングですっぴんパスタからミートソースへと味の変化が楽しめる、おススメのメニューです!
こちらは数量限定で提供されている「キングオブザ・ベーコン」。
九州産の豚を使ったこだわりのベーコンは絶品です!
東京銀座で修業を重ねたというオーナーシェフが、地産地消にこだわった美味しい料理を提供されておもてなししていることに感動します。
店内はカリモク60のソファーが置いてあり、お洒落な雰囲気♪
スイーツも絶品ですので、フルーツバス停撮影の休憩時間に行かれてみてはいかがでしょうか。
今回訪れた場所
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この記事を書いた人
#ナガサキタビブ 部員(公式ライター)
実際に訪れてみたくなるような「人を動かす写真」をお届け!
「観る観光地」だけでなく「人が写って映える観光地」の提案+美味しい物も♪プロカメラマンならではの視点で、今まで気付かなかったスポットも発掘していきたいです。地域活性化を目指す市民グループ「諫早もりあげガールズ」のメンバー。見知らぬ猫も、エサ無しで惹き寄せる特技アリ。プロフのフルーツバス停の写真は、ゆうちょの全国カレンダーに採用されました。