日本最大級!節分恒例の「お多福くぐり」で開運祈願~九州総守護の四面宮「諫早神社」を訪ねて
諫早の氏神様として古来より諫早領主の祈願に篤く信仰されてきた諫早神社。季節や特別な日に領布される御朱印も人気で、「神社だからできること」をテーマに、様々なことに取組まれています。
今回は、節分の風物詩にもなっている「開運お多福くぐり」をはじめ、現在進行中の神社創建1290年記念事業、諫早神社の周辺散策のおすすめスポットをご案内します。
掲載日:2022年02月03日
ライター:MILK
巨大なお多福をくぐって運をつかもう!
諫早神社の「開運お多福くぐり」は2017年、地元の「お茶の間通り商店街」が地域の繁栄を祈って奉納したのが始まりです。
節分の時期には多くの人がご利益を願って参拝に訪れます。
当時、日本一の大きさをうたう福岡市・櫛田神社のお多福門(高さ5.3メートル、幅5メートル)を超える大きさで奉納されたため(高さ幅とも約5.6メートル)門前には「大きさ日本一」の看板が!
「福」はやって来るものと言われますが、この大きなお多福の中をくぐりぬけることで、自ら「福をつかみに行く」という縁起物です。
例年は2月上旬までの設置されています。
ちなみにお多福門が設置されていない時は、このような石の鳥居があります。
門をくぐる前には気持ちを整え、一礼してからくぐってご参拝。
参拝の後は、おみくじで運だめしもいいですね。
疫病退散!大きさ日本一のアマビエ様
境内には、諫早市在住で、チェンソーアート日本一に輝いた嶋田さんが疫病退散の願いを込めて制作し奉納した、アマビエさまの木像があります。
なんと、高さ115cm・直径80cm (波140cm)と大きさ日本一のアマビエさまです!
川の飛び石は、神社へと続く参道
神社の前を流れる本明川。
かつては川にある飛び石も神社の参道として、河川敷にも鳥居がありました。
川を跨いで参道が続く全国的にも稀有な景観だったようです。
江戸時代、諫早の中心を流れる本明川は毎年のように氾濫し、川に架けられた橋も氾濫の度に破損、流失を繰り返していました。
そのため飛び石は重要な交通手段でもありました。
本明川にはいくつかの飛び石があります。
飛び石を渡るときは、滑りにくい靴で用心しながらぜひ渡ってみてください!
県の天然記念物の指定を受けているクス群
境内のクスの大木は、長く市民に親しまれてきたもので、県天然記念物に指定されているクスノキが6本あります。
拝殿の正面左側にあるものが最も大きく、目通り幹回り7.8m、高さ25m。
ご神木として崇敬されています。
大きなクス群が鎮座する景観には圧倒的なパワーを感じます。
「創建1290年記念事業」で諫早神社が大きく生まれ変わります。
諫早神社は、九州総守護の神々をお祀りする四面宮として、神亀5年(728年)に創建された歴史を有する神社です。
現在創建1290年記念事業の一環として、池を含む庭園整備が進んでいます。
諫早神社の庭園(池)は江戸時代の作庭で、県内三大庭園の一つとして全国の著名な庭園に選ばれるほどでしたが、諫早大水害で消失してしまい、復活を期待する要望が多く寄せられていました。
第1期事業としての「社務所整備」を平成30年に終え、現在の第二期事業「池を含む庭園整備」は、令和4年の春に完成予定。
庭園計画として
①築山 ②池泉 ③舞台
の三つの要素で構成されるそうです。
鮮度バツグン!ランチができる魚屋さん【竹野鮮魚】
諫早神社から歩いて3分程の場所にある「竹野鮮魚」。
ランチもできる魚屋さんとして人気です。
散策を楽しんだ後に、新鮮なお魚ランチはいかがでしょう?
創業60年…タケノばあちゃんがリヤカーから始めた「竹野鮮魚」は、専業主婦ならぬ鮮魚主婦になった「みさ姐」こと、松田 充佐子さんが切り盛りされてます。
店に入るまでの通路は「昭和レトロ」なグッズでいっぱい!
「大漁旗」前で写真を撮ると良い事があるかも…♪
「海鮮丼」や「アラ煮定食」など、新鮮で盛りだくさんにも関わらずリーズナブルな価格で提供されています。
美味しいお魚が食べたい時にはぜひ!
シェフソムリエがいるカフェ【駅前ワインカフェ bar-ba】
「竹野鮮魚」の裏手には、「駅前ワインカフェ bar-ba」があります。
今日は洋食な気分♪という方は、こちらへどうぞ!
お店のオーナー馬場麻香さんは、地元諫早で洋食屋を開業して24年という、シェフソムリエさんです。
パスタメニューその他、テイクアウトもされていますよ♪(営業日はインスタでチェック)
今回はティータイム訪問という事で、気になっていた「苺プリンパフェ」と「フルーツサンド」をオーダー。
可愛くて美味しいメニューは、心もお腹も満たしてくれます☆
諫早神社周辺には、個性的で楽しいお店が沢山の「諌早駅前商店街(お茶の間通り商店街)」がありますので、あちこち散策してみてくださいね!
今回訪れた場所
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この記事を書いた人
#ナガサキタビブ 部員(公式ライター)
実際に訪れてみたくなるような「人を動かす写真」をお届け!
「観る観光地」だけでなく「人が写って映える観光地」の提案+美味しい物も♪プロカメラマンならではの視点で、今まで気付かなかったスポットも発掘していきたいです。地域活性化を目指す市民グループ「諫早もりあげガールズ」のメンバー。見知らぬ猫も、エサ無しで惹き寄せる特技アリ。プロフのフルーツバス停の写真は、ゆうちょの全国カレンダーに採用されました。