長崎のハスの名所【黒崎永田湿地自然公園】に行ってきた!
セミも鳴きだして夏本番。
アジサイも見頃を過ぎた今、見たい花といえば「ハス」!
長崎県の蓮の花の名所と言えば、諫早市の唐比ハス園が有名ですが、
今回おすすめしたいのが「黒崎永田湿地自然公園」です。
ハスが咲きはじめたのは2022年からということで、これからハスの名所になっていく予感。外海周りのドライブで前を通りはするものの、寄ったことがなかったなんて方も多いのでは。
今回は、そんな方にもぜひわざわざ寄ってほしい「黒崎永田湿地自然公園」のハスをご紹介!
公園内は、ハス以外にも珍しい植物や虫が観察でき、お子さん連れでも楽しめますよ。
掲載日:2024年07月22日
ライター:ことぐらし
美・美・美なハス池〈黒崎永田湿地自然公園〉
長崎市外海エリアにある「黒崎永田湿地公園」のハス園は、駐車場からすぐ。木道を進み、ハス池のすぐそばまで近づいて観察が可能。約700平方メートルのハス池には、にょきにょきっと出た花茎が。白〜薄ピンク色〜濃い紫まで、グラデーションが魅力的。ハスの花って品があり、ほんとうにきれいです。
満開のハスを楽しみたい方は早朝がオススメ!
この日は訪問するのが遅かったので(12時すぎ)、花は閉じているものも多かったのですが、見応えは十分でした。花が満開の時間帯に訪れたい方は、早朝がオススメ!午前10時頃までが見頃で、遅くとも12時までには訪れるのがいいそうですよ。
ハスの葉っぱにもご注目!
ハスの花はもちろんですが、この日感動したのは、ハスの葉っぱ!表面が鮮やかな緑色で、裏は薄緑。風に煽られて、裏表がひらひら入れ替わるのがとっても美しい。雨の降る中だったので、葉っぱの表面にたまった水滴もすごくきれいでした。
実は、ハス以外も楽しい「長崎のリトル尾瀬」
ハス池は2020年から整備された比較的最近のもの。黒崎永田湿地自然公園の良さは、ハス以外にも。
わたし的、ここは長崎のリトル尾瀬!
公園内にはぐるっと一周木道(総延長735.5m)が整備され、木道を歩く独特の音と、風を受けて植物が揺れる様子は、日頃の忙しさを忘れて気持ちを落ち着けることができる貴重な時間でした。
貴重な生物で夏の自由研究もできるかも!
また、公園内には野鳥観察のための目元だけ出る小窓がつい木壁や、トンボ池などがあり、池や湿地ならではの生物も観察可能。中には絶滅危惧種など珍しい生物も。親子連れの方へ、夏休みの自然観察もオススメです。
※園内の動植物は持ち帰ることがないようご注意ください。
わざわざ立ち寄りたい公園のひとつに!
美しいハスも楽しめて、いろんな生物も植物も(人間も!)受け入れてくれるのが、黒崎永田湿地自然公園の良さ!ぜひ通り過ぎる場所から、わざわざ立ち寄る場所にしてみてくださいね。
立ち寄りの際は、駐車場の開場時間があるので、ご注意ください。
(開場時間:9:00~17:00)
この記事を書いた人
#ナガサキタビブ 部員(公式ライター)
メジャーどころからニッチな穴場までご紹介します!