【長崎の絶景】登山なしでも見られる◎圧巻のミヤマキリシマ群落を見に雲仙へ!
今回は、雲仙・仁田峠のミヤマキリシマをご紹介♪
雲仙で5月中旬頃から見頃を迎えるミヤマキリシマ。
ピンク・赤・紫と濃い色の花々が、雲仙の山一面に美しく咲きほこる様子はまさに絶景。
雲仙のミヤマキリシマは、その美しさに加え「登山をしなくても見られる!」というのも大きなポイント!
小さいお子さん連れや、足腰に不安があるおじいちゃん・おばあちゃんと一緒の方でも、みんなで楽しめますよ♪(山歩き好きな私たちは、登山してきました!登山レポは下の方に!登山ももちろん楽しい!)
※写真は昨年のものです。(参考訪問日2022.5.10)
掲載日:2023年05月12日
ライター:ことぐらし
ミヤマキリシマって?
ミヤマキリシマとは、九州の高い山に自生するツツジの一種。
小さな花が山一面に咲く群落ともなれば、圧巻の美しさです。
今回、記事を書くにあたりいろいろと調べていたら、火山の土壌で見られるミヤマキリシマは、火山ガスに適応して生まれた種なんだそう。
そして、火山活動が落ち着いてほかの植物も生育することができるようになれば、生き残りの競争に負けてしまうといわれているそうで…。(気になる方は詳しく調べてみてください!)
鮮やかな花の裏に、そんな強さと切なさがをあったなんて…ミヤマキリシマ、すきっ。
ミヤマキリシマについては、こちらの記事でも紹介していますのでぜひご覧ください。
ミヤマキリシマ群落が登山なしで見られる雲仙!
阿蘇や九重、霧島など、九州の高山に咲くミヤマキリシマ。
高山に咲くだけあって、ミヤマキリシマを間近で見ようと思うと、登山はマストなスポットが多いんです。
でも、雲仙は標高約1,100メートルの仁田峠駐車場まで車でアクセス可能。
見渡す限りに広がるミヤマキリシマの大群落が間近に…!
これだけ簡単に見られちゃうので、この絶景、ぜひ見に行ってほしいな。
駐車場から先は整備された散策道が続き、ベビーカーでもラクラク。
仁田峠駐車場から見られるミヤマキリシマの絶景♪
では、どどんと、仁田峠駐車場から見えるミヤマキリシマの絶景写真を!
広くあたり一面に咲き乱れる様は、まさに美…。
正直スケールが壮大すぎて、全然カメラの画角に収まらないのでぜひ実際に行ってみて!
駐車場を中心にロープウェイ乗り場側と売店の裏側、どちらも道が整備されていて、散策を楽しめますよ。
おすすめは売店裏側の道!ミヤマキリシマの季節でも、売店裏側の道は人が少なく、穴場感あり!
ゆっくりとミヤマキリシマを楽しめます。
ミヤマキリシマを見ながら雲仙サイダーで休憩♪
少し散策したら、仁田峠駐車場の売店で雲仙レモネードを買って休憩。
この瓶づめラムネのようなレトロなパッケージがかわいい!
すっきりした味で、汗ばむこの時期の暑さを爽やかに吹き飛ばしてくれます!
すこーし散策すればこんな絶景のミヤマキリシマ!
仁田峠駐車場からほんのすこーし登ればこんな絶景も!
この記事のメイン(ページ一番上)の写真も、このあたりで撮ったものなんです。
見渡す限りミヤマキリシマに覆い尽くされたこの景色。ため息が出るほど美しいとはこのことか…。
階段などがきれいに整備されている散策道なので歩きやすいですよ!
仁田峠からロープウェイで妙見岳に!
仁田峠に来たなら、ロープウェイにもぜひ乗ってみて。
ロープウェイを使えば、標高1,100mの仁田峠から1,333mの妙見岳駅まであっという間。
天気によっては雲より上に出ることも!
妙見岳駅には展望台もあります。
展望台から階段を登れば山頂までもアクセス可能!階段がちょっときついですが、ぜひチャレンジあれ!
【登山レポ】ミヤマキリシマを見ながらのハイキングも!
今回、山歩き好きな私たちはミヤマキリシマを見ながらの登山を楽しんできました!
ミヤマキリシマのシーズンは訪問客が多いため、長時間駐車する登山客は仁田峠より下の「池の原園地」に駐車して登りましょう。
池の原園地から、仁田峠を経由し、目的地は妙見岳!さっそく登山スタート!
駐車場の上にある東屋でさっそく休憩!?(笑)風なショット。
駐車場のまわりにもミヤマキリシマが咲いていて、かつ広場になっているので、ここでお子さんを遊ばせてあげるのも楽しいかも。
山野草を見ながらハイキング♪
駐車場からなだらかな坂をハイキング気分で登っていきます。
あたりには、かわいらしい山野草が花を咲かせています。
ミヤマキリシマだけじゃない、小さな役者たち!かわいい!
仁田峠までの道のりの後半は階段が多く、一踏ん張り。
仁田峠を経由し、妙見岳を目指す!
仁田峠に到着し、しばしミヤマキリシマを堪能したあとは、妙見岳を目指して登山再開!
少し登ると、あっという間に駐車場や人が小さく見えます。
やっぱり一番のおすすめは、ここからのミヤマキリシマ!
スケールが壮大で、圧倒される美しさです。
ゴンドラと新緑の雲仙をカメラに収める!
半分ほど山を登ったところに、ゴンドラを真横から撮影できるスポットがあります。
新緑のあざやかな緑に、ゴンドラの赤が映えますね。
この日はあいにく雲の多いお天気でしたが、それも山のしっとりとした雰囲気を醸しだす、いい演出です!
妙見岳山頂に到着!からの下山。
妙見岳駅には自販機もあるので、ここでしばし休憩!
山頂展望台を訪れて、下山します。
今回、登山レポをさくーっと書きましたが、実は仁田峠から妙見岳までの道のりは結構ハードなのです。
傾斜もついていて道幅もせまく、ゆっくり休憩できるポイントもあまりないため、息が上がってしまいました。
無理せず、登山道の左右に咲くミヤマキリシマを眺めながらゆっくり登ってみましょう!
以上、雲仙ミヤマキリシマの紹介でした。
元気のある方は登山もおすすめです!ミヤマキリシマを見に、ぜひ雲仙へ行ってみてくださいね♪
今回訪れた場所
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この記事を書いた人
#ナガサキタビブ 部員(公式ライター)
メジャーどころからニッチな穴場までご紹介します!