【八郎岳ハイキング】長崎市内最高峰からの絶景!&ハード系パンでピクニック♪
すっかり春めいて、山歩きが楽しい季節になってきました。
今回は、長崎市内最高峰&九州百名山のひとつでもある、長崎市南部の八郎岳登山レポです!
長崎市内最高峰の山頂から見下ろす景色は絶景!
とっておきのハード系パンをいただく山頂ピクニックもおすすめです♪
ではでは、登山レポぜひご覧ください〜。
掲載日:2023年04月27日
ライター:ことぐらし
目指すは長崎市内最高峰!ワクワクの登山スタート♪
今回登る八郎岳は、長崎市内最高峰の590m!
長崎の夜景スポットとして有名な稲佐山(333m)より250m以上高いんです。
そんな山頂から見える景色は絶景です^^
マルもやる気十分!山頂から見える景色を目標に、登山スタートです!
地元の保育園児も登る!?
この八郎岳、地元の保育園の年長さんたちが登ることもあるんだとか…!
標高的にも登山というよりハイキングっぽいような感じ…じゃあ楽勝?なんて余裕もつかの間。
しっかり傾斜のついた山道に、スタートから苦戦しました…。
それもそのはず。実は標高590mと言っても、登山口のある場所はほぼ平地(標高60m前後)なんです。
530mを登る、ハードなトレッキングといったところ…これを登る年長さんたち、すごい。
時折現れる看板に励まされ、心折られ…笑
さっそく息が上がってしまい「息を乱さないように歩幅を狭く」と自分に言い聞かせ、足を進めます。
ときどき現れる看板に心折られることも。笑
「こんなに登ったのにまだしょっぱななのー??」一歩一歩が重くなり、心めげそうになりながら歩いて行きます。
思い切ってしっかり休憩をとって、深呼吸。気分転換に鳥の声を聞いてみるのもおすすめです。
声に出して読みたい長崎弁看板、Don’t miss it!
この看板シリーズがとってもかわいい!
どれもコテコテ長崎弁で、長崎のおじちゃん、おばちゃんの声が聞こえてきそう。癒される!
息が上がっていても、看板を読むために気づけば駆け寄ってしまうほどでした^^
ちなみに県外出身者のわたし、わからなかった長崎弁は「おっとろーし(すごい)」のみ!
ついつい口に出して読んでしまう長崎弁看板で、登山中に長崎弁習得もできちゃいます。
元々は川?の横を歩く!
そんな登山道では、枯れた沢?の横を歩く場所が!
かなり窪んだ元・沢?を覗くと、大きな木の枝や落ち葉がたくさん。
大雨の時は、今も水が流れるんでしょうか…?
枯れた沢のこっち側と向こう側で、少し空気感が違う気が。
鹿と出くわすことも!
八郎岳は市内でも鹿の多い山として有名なんです。
今回は一頭も見かけませんでしたが、以前登った時には5〜6頭見かけました!
毎年3〜5月は鹿の角が生え変わる季節。
運が良ければ、こんな風に落ち葉の中にそっと落ちているかも!(今回は残念ながら見つけられず…涙 写真は、大昔に拾ったmy宝物の鹿の角を、庭の落ち葉に乗せたやらせ写真です。汗)
※鹿の角さがしは個人で楽しむ範囲で行いましょう。
※登山道から離れたところに探しに行くのは控えましょう。
あれもこれも、八郎岳でさがそう。
①木の仮面(スライド1枚目)
鹿の角は見つかりませんでしたが、こんな仮面みたいな木の皮を見つけました!儀式に使われそうな形がかっこいい!
②シロダモの新芽(スライド2枚目)
この時期ならでは。シロダモの新芽をさわってみて!ベロアのようなベルベットのような光沢感のあるやわらかい手触り…
林の中にひっそりと生えているのに、こんなにゴージャスなんです。かわいい!
③苔(スライド3枚目)
やっぱり苔もいい。ふっかふかのお布団みたいな苔でいつか寝てみたいと妄想するけど、起きたら体じゅうしっとりしていそうです…。
④林の境目(スライド4枚目)
針葉樹林と広葉樹林の境目がばっちりわかる場所が登山道になっています!林の景色や雰囲気がまったく違って、おもしろい。
ようやく現れた中間地点!
遊びながら(休憩をうまく隠しながら)登り、やっと到着した中間地点。
以前はなかったベンチができていて、ゆっくり休憩するのにうってつけです。
マルもおやつを食べて、エネルギーチャージ!
看板にも励ましてもらいながら、また登山スタートです。
ハートの切り株を写真におさめよう。
中間地点を過ぎ、やっとやる気に火がついてきました。
つづく山道に、だんだんと口数も減り、本気のアタック!
だいぶ登ってきたところに、間伐作業の際に作られたと思われるハートの切り株が!
長崎の人っておちゃめでおもてなし上手だなぁ、と思わずにっこり。
さ、いよいよ頂上まで「あとちょびっと」に。
いまいちど気合いを入れ直し、いくぞー!
ここが一番ワクワクする時間…!
だんだんと木立から見える空が近くなってきました。頂上が近づいてるー!とワクワク。
最後の登山道は横にロープがあるほど急ですが、えいえいっと勢いよく登っていきます。
だって、絶景が待ってるから…!
※怪我には注意!
八郎岳登頂!やっぱり絶景だった…
八郎岳の山頂へ到着!
頂上からは、女神大橋や伊王島、長崎港がはっきり見えます。造船所や、野母崎半島、軍艦島までくっきりと。
見晴らしがよくて、とっても気持ちいい!
頂上でコーヒーととっておきのハード系パン♪
木陰でランチブレイク。
朝、浜口町のビル&ベンで買ってきたコーヒーと、登山口近くのパン屋さん「le’pang(ルパン)」のハード系パンをいただきます!
今回購入したのは、さつまいものペーストを包んだパンとウインナーのパン、チョコとマカダミアナッツが入ったパン、ベーコンの乗ったパンの四種類。
どれも噛みごたえのあるしっかりしたハード系パンがベースで、とってもおいしいです。
特に、ウインナーを挟んだパンは、パンだけでなくウインナーも食べごたえ抜群で、登山のご褒美にぴったり。
甘い系部門では、おいものパンがおすすめ!芋あんが甘くておいしくて、噛めば噛むほど味が広がります。
【お店紹介】ハード系パンが食べたいならここ!「le’pang(ルパン)」
小麦の味がしっかりとしたハード系のパンが揃う本格派のお店。
元看護師のご夫婦が営むお店で、店頭に立つのは気さくな「パン屋助手」の旦那さん。
ファンの多い「le’pang(ルパン)」でパンを買って登山にでかけてみては?(ハード系パンなので、登山リュックの中で潰れにくいという嬉しいポイント付きです^^)
住所:長崎市竿浦町724-1
営業日:火・木・土
営業時間:8:00〜売り切れまで
最後まで気を抜かず、下山!
おいしいパンを食べたら、下山開始。
下りは苦手なので、ステッキを準備してきました。
ゆっくり滑らないように。(でも体重移動の流れを止めないように)
足元をしっかり見て。(でも全体のルートにも目をやって)…と、登山は下りこそ技術が大事な気がします。
最後の看板に到着する頃には、緊張がとけて「ふうー!疲れたー!」と、八郎岳登山、楽しく安全に終了です。
お疲れ山(さん)でした!
今が山歩きのベストシーズン。市内最高峰の絶景を楽しめる八郎岳、オススメです♪
今回訪れた場所
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この記事を書いた人
#ナガサキタビブ 部員(公式ライター)
メジャーどころからニッチな穴場までご紹介します!