【女子旅・カップルに】長崎市にNEW OPEN!センス抜群のリノベホテルに泊まってきた。hotel & cafe ksnowki
長崎市内に2022年オープンした、一晩三組限定のリノベーションホテル「hotel & cafe ksnowki(ホテル&カフェクスノキ) 」。
自然素材や古物をうまく組み合わせたシンプルな内装は、カップルや友達同士の旅行にぴったり。
眼鏡橋や新地中華街に歩いて行ける便利な場所にあり、路面電車の電停もすぐ近くにあるので、ここを拠点に観光もしやすいですよ。
今回は、そんな「hotel & cafe ksnowki」に実際に宿泊してきたので、ご紹介♪
掲載日:2023年01月27日
ライター:ことぐらし
街の中にとけこむ真っ白なビル!hotel & cafe ksnowki
長崎市の中心繁華街「浜町アーケード」から歩いて5分ほど。
下町っぽい雰囲気が残る場所・油屋町にあるのが、今回のお宿「hotel & cafe ksnowki 」。
繁華街から歩いてすぐの場所ですが、賑やかさというよりも、長崎に暮らす地元の人たちの普段の生活があります。
オーナーの綾さんは、なんと昨年大学を卒業したばかり。
祖父母が暮らしていたこのビルをどうにか残せないかと、思い切ってホテル経営をはじめたそう。
「素に還るノンキなホテル」がキャッチコピー
ホテルの1階はレセプション兼カフェになっています。
お部屋は2階から4階までに1フロア1部屋の贅沢なつくり。
カフェ店内は、打ちっぱなしのコンクリートと古物、観葉植物が並び、落ち着くインテリアです。
店内でくつろいでいると、近くに住む常連さんと綾さんの世間話がはじまったり、表を通るご近所さんに挨拶したり、と心地よい空間が広がります。
「素に還るノンキなホテル」がキャッチコピー。
ほんとうにのんびりゆったりと時間が過ぎていきます。
オージー仕込み!おすすめドリンクとケーキのセット
大学生時代にオーストラリアでワーキングホリデーをしていたという綾さん。
オーストラリアといえば、カフェ文化がとても発展している国。
滞在中はよくカフェに行っていたという綾さんがつくるドリンクは、スパイスの効いた外国の味。
日本ではなかなか飲めないものもあり、メニューを見ているだけでわくわくします。
わたしは、メニューに写真が載っていたチャイラテにずきゅんと来てしまったので、そちらをオーダー。
やさしいミルクのほわほわした甘さとスパイスの効いたドリンクで、芯まであったか。
飾りのエディブルフラワーもかわいいです。
ケーキは、カフェのお向かいにあるパン屋さん「ちびころ」さんのもの。
ガトーショコラと干し柿のタルトをいただきましたが、どちらもとってもおいしかったです!
ケーキはその日によって種類が変わりますので、カフェの店頭で確認を!
シンプル&ナチュラルテイストなお部屋でほっと一息
では、さっそくチェックイン♪わたしたちは4階のお部屋をブッキングしました。
ちょうど冬のあたたかな西日がさんさんと部屋に降り注ぐ時間。
白とラタンやウッドなど自然素材のカラーが、あたたかな太陽の日差しに照らされて映えます。
4階は広いバルコニーもあるんですよ。
バルコニーからは長崎の坂の街並みが。
まるで長崎の街に暮らしているような気分になりますね。
繁華街からすぐの場所にあるホテルですが、夜の騒音などはほとんど気になりませんでした。
どちらかというと、地元の人たちの暮らしをそばに感じられるエリアのように思いました。
代々繋がれてきたナチュラル素材の古物がステキ!
カフェの店内もですが、お部屋の中も古物が上手に組み合わされています。
室内に置かれた大きな鏡は、実は綾さんの高祖父(ひいひいおじいちゃん!)が営んでいたという銭湯「楠木湯」で使われていたという鏡。
ksnowki(クスノキ)の店名も、その温泉から取ったんだそう。
各家庭にお風呂がなかった当時、地元の方たちに愛されていた銭湯。
これからは、ksnowkiが地元の方や観光客の方たちの憩いの場になっていくんでしょうね。
ほかにも、おじいちゃんが大切に集めておいた古物も、ホテルの室内やカフェ店内にたくさん残されています。
昔の雰囲気を残す風合いがとても素敵です。
ホテル室内のハンガーラックは流木を使用していて、自然素材ならではのこのゆるやかな曲線が落ち着きます。
2階、3階のお部屋も見せていただきました。
綾さんのご好意で、2階・3階のお部屋も見せていただきました。
3部屋ともほとんどお部屋の広さやインテリアなどに差はないそう。
どのお部屋もナチュラルなインテリアで暖かみがあります。
人と地球にやさしいアメニティのセレクトもステキ!
歯ブラシや室内の部屋着などアメニティのセレクトもとってもおしゃれなんです。
竹素材の歯ブラシに、タブレット型の歯磨き粉と環境に配慮したものが。
オーストラリアのワーホリ時代には五つ星ホテルに勤めていたという綾さん。
こういった環境に配慮したセンスのいいものって、やっぱり欧米仕込みな感じがします。
シャンプーなどは佐世保の山辺果樹園がつくるオーガニックブランド「junelo」のもの。
お部屋の掃除も合成化学洗剤を使わずにしているそう。
部屋の清潔さやサービスも申し分なし!人と地球にやさしいお部屋でゆっくり休めますよ。
部屋着はコットンと麻を使ったもので、とっても着心地がよかったです。
洗えば洗うほど肌馴染みがよくなるそうです。
また泊まりに行きたくなりますね。
夜ご飯はテイクアウトもあり!
ホテルは宿泊のみなので、わたしたちは長崎県産の食材をつかった料理で有名な「ばらもん食堂」で晩ご飯にしたのですが、近くには飲食店がたくさんあるのでテイクアウトしてお部屋でゆっくりいただくのもありですね。
綾さんいわく、近くの韓国料理屋さん「ネネチキン」でテイクアウトして、お部屋でパーティーする女の子たちもいるんだそうです。
女子旅で、部屋にテイクアウト料理を広げてパーティーってすっごく盛り上がりそう!
朝ごはんは「ちびころ」のパンで♪
朝は、前日に購入しておいた「ちびころ」のパンで朝ごはん。
「ちびころ」のパンは、酵母から手作りの体に優しいパンなんです。
ゴボウパンは、ゴボウの味がしっかりと。
食物繊維たっぷり栄養たっぷりのパンが朝の体に嬉しい。
教会の形のステンドグラスクッキーもかわいくて、食べるのがもったいなくなります。
お部屋に備え付けられているのは、長崎で有名なコーヒー豆屋さん「カリオモンズコーヒーロースターズ」のコーヒー豆。
体に優しいパンと本格コーヒーでエネルギーをチャージして、観光に出かけましょう♪
階段を降りる途中には、今日のお天気と日の出・日の入り時刻の書かれたボードが。
この優しさに心あたたまります。
ksonowkiの近くには、以前着物レンタルしたお店「Hoppen(ホッペン)」さんもあるので、着物レンタルして長崎女子旅もおすすめです!
優しい笑顔とホスピタリティー抜群の綾さんが営むホテル&カフェ「ksnowki」。
ここを拠点にした長崎旅行は、きっと穏やかで思い出に残るものになるはず!
Instagramではコラボイベント等のお知らせもありますので、ぜひチェックしてみてください。
この記事を書いた人
#ナガサキタビブ 部員(公式ライター)
メジャーどころからニッチな穴場までご紹介します!
長崎市琴海在住の主婦ブロガー。結婚を機に長崎県へ引っ越してきました。趣味はDIY、園芸、料理、登山・野山散策など。見逃されがちな「いい!」を県外出身者目線で発信します。