釣って、干されて、捌かれて。壱岐を本気で楽しむ船釣り・サウナ・刺し盛りの贅沢体験!
こんにちは!
先日、三度目の壱岐に行ってまいりました、カマサキです。ざっくり計算すると、この一年で三回壱岐を訪れたことに。訪れるたびに好きを更新しちゃう、それが壱岐アイランド!
今回は、LAMP壱岐さんを拠点に、満を辞して船釣りに挑戦!
「船釣りって絶対ハードル高い〜!」と思いながら、「せっかく壱岐に行くんだからっ!」と清水の舞台から飛び降りる勢い(おおげさ?)で申し込みました。
蓋をあけてみると、超絶紳士なガイドさんのおかげで何の心配も不安もなく楽しめちゃって、拍子抜けするほど!
やってみてよかった〜!
そして、船釣りで疲れた体を癒してくれるのが、LAMP壱岐のISARIBI SAUNA(イサリビサウナ)。
干物スタイルで外気浴をして、しっかりととのったあとは、船釣りのガイドさんがきれいに捌いてくれた刺し盛りに舌鼓。
壱岐を本気で楽しむと、壱岐も本気で応えてくれる!
そんな旅行記をぜひ読んでみてくださいね♪
掲載日:2022年10月24日
ライター:ことぐらし
壱岐に来たら、やっぱり体験したい船釣り!
今回、船釣りをお願いしたのは「わんぱっく壱岐」。
実は、LAMP壱岐の支配人、井手さんに船釣りをお勧めされたわたし。
「船釣り=船酔いする、釣りの技術がいる」というイメージだったので、す〜ごく迷ったんですが「せっかくだから体験してみよう!」と申し込むことに。
そこで、井手さんが紹介してくれたのが、わんぱっく壱岐さんです。
わんぱっく壱岐は、
・手ぶらでOK
・素人や子供さんも大歓迎
・丁寧なサービスが売り。
とは言っても、実際に体験するまでは「楽しめなかったらどうしよう…」とか〜な〜り弱気だったのも事実。
でも、いまならはっきり言えます。
素人でも楽しめるのが、わんぱっく壱岐の船釣り。
海に出てわかる、壱岐の本気をぜひ体験してみて〜!
はじめまして、わんぱっく壱岐さん。
集合場所の港へ着くと、わんぱっく壱岐のガイドの立山さんと船長の下條さんが準備をしてくれていました。
わたしは濡れてもいい格好だったのですが、ときに波しぶきがかかることもあるので、濡れたくない方はカッパや長靴等を準備して下さいね。
では、さっそく乗船!
まずは、漁港に寄って、氷を買います。
漁港の職員さんと船長の下條さんがかるく言葉を交わしただけで、大きなホースを通った氷がクーラーボックスの中へ!
ふたりの阿吽の呼吸っぷりに驚き!
「わたしの知らない文化と社会が目の前に!」と、心の中でこっそり感動しました。
ほんとうは氷を買うのはゲストを乗せる前に済ませておくらしいのですが、こういう非日常感のある漁港の暮らしを知れるなんて旅のボルテージ高まる〜!
いよいよ釣るぞ〜!
体験当日は、風がつよく、波も高め。
危険を避けるため、乗船前に「風を避けて船を出すこと」「体験時間が短くなること」などのアナウンスを受けていたのですが、船を出してからも何度も「気持ち悪くないですか?」「なにかあればすぐ船を戻すので言ってください」と丁寧なフォローが。
わたし、船長さんと言えば寡黙なおじちゃんを想像していたので、まさかこんな風に気遣ってもらえるなんて!
それだけでみるみる緊張がほぐれるってもんです!
それでは、いよいよ釣りを開始!
わたしが釣り初心者と話していたので、簡単な根魚釣りを準備してくれていました。
餌は、イカの切り身!
立山さんと下條さんに釣竿の使い方や餌の動かし方を教えてもらったり、餌を付けてもらったりして、初心者のわたしにはとってもありがたい。
ではでは、いざ一投目!
海底に着くなり、すぐにビビビっと魚の反応が!「ひえ〜!!」となりながらもリールを巻いていくと、アカハタが!!
いきなり釣れちゃいました!!
壱岐、す、す、すげえ〜!
ホスピタリティが素敵すぎる…手取り足取りのサービスに感動!
釣れた魚を網ですくったり針を外したりするところは、ぜんぶガイドさんがやってくれます!
(もちろんやってみたいたい方は挑戦も◎)
釣ったお魚は、リリースするもの以外は船上でシメてくれるので鮮度も保ったままに♪
同行したカメラマンの夫も船釣り体験させてもらったのですが、夫の釣り竿にかかる大物を「見た〜い!!」なんて叫べば、すかさず立山さんが「持っておきますよ」と、わたしの竿を受け取ってくれ、節々でホスピタリティに感動……。
途中、「あれ?わたし海に遊びに来たお姫様だったっけ?」って思うぐらい懇切丁寧、親切なんですよ〜!
このホスピタリティは、初心者の方や子どもさん連れのご家族にとってありがたすぎるだろうなぁ。
「たのしさ」「おもしろさ」に夢中になれる、すごくいい船釣りサービスだなあと実感しました♪
タイラバにも挑戦〜!
慣れてきたので、ポイントを変えることに。
(そのときも、ちゃんと体調をヒアリングしてくれます。わんぱっく壱岐、推せる…!)
すこし沖の方に出て、次はタイラバ(タイが釣れる仕掛け)にチャレンジ!
タイラバは、根魚釣りと違って、魚の反応があっても針をひっかけるように竿をひいてはダメだそう。
とにかくリールを巻くペースを一定にしないと逃げられてしまう、とのレクチャーを受けて、わたしも挑戦してみることに!
「慌てない、慌てない」を意識して、タイラバでの釣りも楽しめました!
タイラバでタイは残念ながら釣れませんでしたが、根魚釣りと合わせた釣果は、アラカブ・アカハタ・キジハタ・フエフキダイ・オジサン・メイチダイ・ベラなどが全部で30匹ぐらい!!(スライド3枚目をご覧あれ!)
波や潮の流れ、満ち引き、ゲストの体調などを考えて、そのときのベストなポイントへ連れて行ってくれるので、初心者でも簡単に魚を釣ることができますよ〜。
この日は波が高かったのですが、波の少ない日には操舵体験もさせてもらえるそう!
子どもたちも実際にしているそうで、それはいい思い出になるだろうなあ〜。
最後は陸に戻って、ガイドさん・船長さんとぱしゃり。(スライド2枚目)
左から、「執事・お嬢様・執事」です。うそです。
でも、そう思えるくらいのホスピタリティで大感激だったことは間違いない。
釣った魚は、オプションで捌いてもらったり、自宅まで発送してもらったりとかなり融通の効いた対応をしてくれます。
わたしたちは、今晩の刺し盛りにしてもらうことに。
LAMP壱岐にチェックイン♪最高の角部屋でほっと一息
無事に陸に帰ってきて(結局体験時間をすこしオーバーするくらい船釣りさせてもらいました!)、本日の宿「LAMP壱岐」にチェックイン。
支配人の井手さんが迎えてくれました。
LAMP壱岐の建物の渋さがたまらない〜!
今回のお部屋は三階の角部屋。
三面ある窓からは、港と漁師町を見下ろせる最高のロケーション。
景色と町の人の声が、最高に壱岐らしくて勝本らしい!
(勝本=LAMP壱岐のある港町)
サウナの予約時間まで少し休憩していると、真下の駐車場に車が!
ガイドの立山さんが、さっきわたしたちが釣った魚を刺し盛りにして持ってきてくれました〜!
LAMP壱岐は、お食事処「居酒屋らんぷ」が宿の隣にあるので、そちらに刺し盛りを置いてくれることに。
サービスでほかの魚もすこし加えてくれたとのこと。
上から見てもモリッモリの刺し盛りに、最後までホスピタリティがすごすぎる…と感動。
刺し盛りとサウナを楽しみにしながら、宿を少し散策。
LAMP壱岐は、レトロだけど新しくておしゃれな共有スペースがあったり、水回りはとってもきれいにリフォームされていたり、と建物の手入れの仕方がとても心地よい。
ISARIBI SAUNAで、蒸されて、干されて、生きかえる。
いよいよサウナの予約時間になったので、サウナ室へ〜!
井手さんが、はじめに説明をしてくれます。サウナ初心者の方にも優しく教えてくれるので、安心ですよ♪
お友だちのサウナーいわく「いままで入ったサウナの中で一番!」というISARIBI SAUNA。
ポイントは3つ!
①貸し切りなこと
②サウナ設備がすごいこと
③おもてなしの気持ち
わんぱっく壱岐の船釣りも、LAMP壱岐のサウナもホスピタリティがすごすぎる。
壱岐って、壱岐の人って、ほんとうに期待を裏切らないんだなあ。
もはやその親切なおもてなしだけでととのってしまうほどです!
ISARIBI SAUNAが導入しているフィンランド製のサウナストーブは火力が強くて、あたたまるのも早い!
白樺の香りのアロマオイルでセルフロウリュすれば、サウナ室の温度は急上昇。
むわ〜っとした熱気の中、じっとり汗をかくまで我慢、我慢。
ぎりぎりのところでサウナ室を抜け、かるく汗を流し、冷たい水風呂へ浸かると、血管がきゅう〜っとなるのが分かるほど!
最後は、外気浴で癒されて。
すっかりととのいました。
外気浴スペースでゴザを使うと、港町の雰囲気もあいまって気分は干物みたい。(スライド3枚目)
船釣りで踏ん張って立った足の疲れも、これならすぐにとれそうです!
きれいに捌かれたお刺身は『まるで壱岐の宝石箱や〜!』
サウナを出たら、ぐーぐーお腹の大合唱が。
待望の晩ご飯を、宿の隣にある「居酒屋らんぷ」でいただきます。
サウナーにも嬉しいサウナドリンク「オロポ」(オロナミンCとポカリスウェットを混ぜたもの)が、サウナ後の体に染みわたります!
立山さんが捌いて持ってきてくれた刺し盛りは、やっぱりモリッモリで見間違いじゃなかった…!
さすがに二人じゃ食べきれないので、まわりのお客さんたちと一緒に分けながら食べました。
おかげで、他のお客さんと話も弾み、さらに楽しい夕食に!
肝心のお刺身のお味は、どれもほっぺが落ちるほど美味しい〜〜!!
魚の種類や切り方によって、ブリンブリンしたもの、とろーっとしたもの、甘いもの、コリコリしたものといろいろな味や食感を楽しめて感動。
壱岐、やっぱりすげえ…!(二度目)
居酒屋らんぷのメニュー、ゴマカンパチや壱州豆腐の肉味噌乗せも美味しくておすすめですよ〜!
ゴマカンパチは最後にお茶漬けと一緒にいただくと、最高でした!
焼酎・壱岐のソーダ割もすっきり飲みやすく、お刺身によく合いましたよ♪
お腹いっぱいでごちそうさまでした。
幸せのうちに宿へ。
朝ごはんは干物を自分で焼いて。最後まで魚づくし!
ふっかふかのベッドでぐっすり寝たら、明け方の港町の活気で目が覚めます。
朝日が見えるかな?と期待していたのですが、この日は曇りで、太陽はすっかり雲の中に上がっていたみたいです。
用意を済ませて、さぁ、朝ごはんへ♪
LAMP壱岐の朝ごはんは、晩ご飯と同じ隣の建物。
この近さがいい!
朝食はアジの干物を自分で焼くスタイル。
パチパチと焼ける干物からだんだん香ばしい香りが漂ってきて、待てない〜!!
脂が表面に出て、こんがりふっくらと焼き上がったら食べごろ。
セルフサービスのご飯や薬味、お茶漬け用の出汁などを思い思いによそっていただきま〜す!
この干物がすんごい美味しくて、壱岐から帰ってきた今も絶賛干物にハマり中です。
干物の身をほぐして、お茶漬けでかっこむ!
おそらく、日本人のアイデンティティーに刻み込まれた味。
DNAが反応してしまうおいしさ、ここにあります。(※個人の見解です。)
お米ひと粒、干物のほぐし身もきれ〜いにいただいて、ごちそうさまでした!
最後にいただいたコーヒー(別料金)もおいしかった〜。
チェックアウトし、今回の壱岐旅はここまで!
おそるおそるチャレンジした船釣りも、貸し切りのサウナも。
どれもホスピタリティが最高で、やっぱり壱岐っていいとこ〜!
これ以上壱岐を好きになる余地あるのかな?って思いながら毎回来るのに、蓋を開けたら、もっと好きになっちゃう島、それが壱岐。
ぜひ、そんな壱岐に癒されに来てみてくださいね〜!
今回、カマサキが体験したプランはこちらから
▼LAMP壱岐からすぐの勝本漁港から出ている辰の島遊覧船もおすすめ!
PickUp
長崎しま旅わくわく乗船券でお得にしま旅を楽しもう!
長崎県の島[五島列島・壱岐・対馬]への往復乗船券(往復同一航路・船種)に、
現地での体験メニューに利用できるクーポンが付いたお得な企画乗船券
「長崎しま旅わくわく乗船券」
今回紹介した「わんぱっく壱岐」さんでは、島で使える体験クーポンがご利用いただけます。
今回訪れた場所
Google Mapの読み込みが1日の上限を超えた場合、正しく表示されない場合がございますので、ご了承ください
この記事を書いた人
#ナガサキタビブ 部員(公式ライター)
メジャーどころからニッチな穴場までご紹介します!
長崎市琴海在住の主婦ブロガー。結婚を機に長崎県へ引っ越してきました。趣味はDIY、園芸、料理、登山・野山散策など。見逃されがちな「いい!」を県外出身者目線で発信します。