福岡から1時間で行ける♪絶景の紫陽花スポットが壱岐にあった!梅雨時期以外の楽しみ方も◎
2022年、長崎県の梅雨入りが発表され
一週間が経過した頃、
カマサキは長崎のアイランド
「壱岐」にいたーーーー。
その理由は、この地でしか見られないという
幻の花・AJISAIをひと目見るためだった。
一週間が経過した頃、
カマサキは長崎のアイランド
「壱岐」にいたーーーー。
その理由は、この地でしか見られないという
幻の花・AJISAIをひと目見るためだった。
掲載日:2022年06月28日
ライター:ことぐらし
なんと、その花には毒があり、奇妙にも植える場所によって花の色が変わると言う。
しかし、その一風変わった生態とは異なり、色とりどりに咲くアジサイはなんとも美しく、
見る人を魅了して止まないのだそうだ。
壱岐の印通寺という港にある、小さくも整備されたフェリーターミナルに足を下ろしたカマサキは、
すぐさまアジサイを見るため車を走らせたのだった。
さて、今回は長崎県の壱岐にある二大紫陽花スポットに行ってきました!
ひとつは、紫陽花寺の異名もある「西福寺」、
そしてもうひとつは、広大な敷地を誇る「壱岐あじさいパーク」です。
ジメジメする梅雨時期も、
シトシト雨の中で咲き乱れる紫陽花を見ると、
季節の移ろいに感謝したくなります。
そんな紫陽花を愛でる梅雨の壱岐旅、
とっても素敵な体験だったのでみなさんにぜひシェアできれば!
どちらのスポットも、
梅雨時期以外にも楽しめる景色や体験があるので、
年間通しておすすめです!
(参考訪問日:2022/6/13)
【壱岐紫陽花スポット①】紫陽花寺「西福寺」にやってきた!
芦辺港から車で15分。
紫陽花スポットの1軒目、
紫陽花寺の異名もある「西福寺」にやってきました。
お寺の正面にある駐車場に停めると、
すでに周りは紫陽花がたくさん!
駐車場から少し坂を下りた場所にも
紫陽花がたくさん植えられています。
約25種類・1,000株以上にもなる紫陽花が、
シトシト降る雨粒でキラキラと輝き、とても素敵。
ご住職の村部さんとお話すると、
今年は紫陽花の開花が少し遅れているそう。
(訪問日:2022/6/13)
それでも、咲き始めの生き生きとした紫陽花や、
エネルギーに満ちた蕾を見ると、梅雨時期に元気をもらえます。
紫陽花寺「西福寺」の本領は裏山にあり!じっくり散策がおすすめ
駐車場付近の紫陽花を見終えて、
お寺の裏手側に回ると、
「裏山散策」の立て看板があります。
ご住職おすすめの裏山を訪れると、
もっとたくさんの紫陽花が!
西福寺の紫陽花は、敷地面積に比べ花の種類が豊富なので、ひとつひとつじっくり観察するのがおすすめ!
両隣の紫陽花とどこが違うかな?と見比べると、
同じ紫陽花でも多種多様な美しさがあると実感します。
わたしの好きなカシワバアジサイもあり、
多様な紫陽花の競演にあちこちと目移りしちゃいました。
紫陽花以外も楽しめる!「西福寺」の曲がり竹&苔!
西福寺の紫陽花は7月に入ると、
刈り込んでしまうそう。
見頃は6月いっぱいとのことですが、
西福寺の魅力は紫陽花のみならず!
ここを訪れたらどうしても見てみたかったのが、
この曲がり竹と苔!
「THE・日本庭園」のような閑かで厳かな美しさに、
はっと息を飲んでしまいます。
この竹は、なんでこう曲がるんでしょうか?
日本画や掛け軸に描かれていそうな姿は、
見慣れた竹と違いとても神秘的です。
豊かに生えた苔の爽やかな緑も、
ジメジメとした梅雨の空気を忘れさせてくれるようでした。
苔を踏まないよう置かれた
飛び石の絵もとってもかわいいので
注目してくださいね。
ハート型の飛び石もあるので探してみて♪
水琴窟(すいきんくつ)の美しい音色に心打たれる!
前日、勝本の居酒屋「あかり家」の女性スタッフさんに「明日は西福寺に行く」と話すと教えてくれたのが、この水琴窟(すいきんくつ)。
京都のお寺などにはよくあるものだそうですが、
壱岐ではもちろん長崎県内でも珍しいそうです。
水琴窟は、地面に裏返した水瓶を埋めて、
上から垂らした水が反響する作りにしているそう。
(雑説明なので詳しくはwikiで)。
ご住職に教えていただいたとおり、上から柄杓で水をちょろちょろと垂らし竹筒を耳に当てると、木琴や鉄琴のようなきれいな音色が。
美しい音色にしばしうっとり。
この日は雨で空気が湿っていたのですが、ご住職曰く空気の乾燥した冬などは、縁側に座っていてもはっきり聞こえるほどだと言います。
いつかそんな音色も聞いてみたいな。
【壱岐紫陽花スポット②】壱岐あじさいパークにやってきた!
次にやってきた紫陽花スポットは、
勝本町にある「壱岐あじさいパーク」!
2,000坪もある敷地内に、
60種類以上・8,000株の紫陽花が植えられています。
こちらの壱岐あじさいパークは
個人の管理というのだからびっくり!
今年(2022年)から観光農園としてリニューアルオープンしたそう。
敷地の広さはもちろんのこと、この壱岐あじさいパークの紫陽花は、一株に付く花の数が尋常じゃないんです!
モリモリっとした紫陽花は、圧巻の一言。
「静」の西福寺と対をなして、
こちらはダイナミックな「動」のあじさいパークといった感じ。
どちらの良さも余すことなく体感してみてくださいね♪
ポトレ勢にはたまらん!モリモリの紫陽花に埋まる写真を!
こんなモリモリな紫陽花を見たら、やってみたかったことが!
昔から、写真家・相武えつ子さんが娘さんを撮る
「紫陽花写真」が大好きで…!
真似して、パシャパシャパシャ……
あれ?あれ?思ってたんと違う……泣
アンニュイな表情ができる被写体さんは
絶対楽しい場所だと思うので、
ぜひぜひカメラマンと一緒に行ってみて!
紫陽花の期間中でも、平日なら人も少なく
ゆっくり撮影できる穴場ですよ〜!
「顔が映えないなら、よし手を!」ということで、
モリモリの紫陽花にそっと手を添えると、
紫陽花のボリュームがよく分かり、
とっても素敵な写真が撮れました!
すこ〜しうなだれかけた紫陽花を、
さながら「顎クイ」して撮ると、
ロマンチックな気分になります♪
※紫陽花は7月上旬まで楽しめるとのことです。
壱岐あじさいパーク内にはフォトスポットもたくさん!
壱岐あじさいパーク内には、
オーナーの下條さんが作ったフォトスポットが!
ひとつめは、壁に書かれた羽。
こういうTHE・フォトスポット的な壁、
インスタではよく見るけど、なかなか出会ったことなかった!
撮り慣れていなくて多少ぎこちなさがありますが、
ぜひぜひみなさん、キメて写真を撮ってみてくださいね〜!
そして、パーク内には、
カマサキの大好物・ブランコも発見しました!
木の枝にかけられた、赤と青のブランコがひとつずつあります。
おそらく漕ぐことを想定して作られてはいないので、
そっと腰掛けて、写真を撮るだけにしましょう。
※特に大人は足を上げると、木が骨折しちゃう可能性あり!
紫陽花以外の楽しみも!季節のフルーツ狩りができる!
壱岐あじさいパークは一年中楽しめる観光農園として営業しているので、園内にはいろんな果樹が植えられています。
梅やブルーベリー、さくらんぼ、ブドウなど、
なんと200本以上の果樹があるそう!
3枚目の写真は、なんとアーモンド!
アーモンドってナッツになったものしか知らなかったけど、実がこんななんだ〜!
パーク内を回ると、新しい発見がたくさんあります。
果樹は、季節ごとに収穫体験ができるので、
子ども連れの方はもちろん、それ以外の方も要チェック!
先日はすももの収穫体験を、食べ放題500円(破格!)で行っていたそう。
最新の情報は主にInstagramに投稿されるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
壱岐あじさいパークなら、DIY工房で木工体験もできる!
壱岐あじさいパークでは、オーナーの下條さん自ら教える木工体験教室も開催しています。
下條さんは、まるで「壱岐の所ジョージ」のようで、とっても多趣味!
身の回りにあるいろいろなものをご自分で作って楽しんでいるそう。
DIY工房のシャッターに書かれた車の絵も下條さんが書いたんだとか!
うますぎる……!
言い方が悪いですが、敬意を込めてあえて言わせてもらいます。おほん。
「遊び心を忘れないおっさんって何でこんなに魅力的なんだー!」
いろんなことを教えてくれる下條さん、
近くなら弟子入りしたいぐらいでした。
鶏舎にアメリカンな休憩所、多肉植物園など語り尽くせないパーク内のあれこれ
他にも、パーク内の見所はたくさん!
手作りだという鶏舎では、鶏たちがのびのび暮らしていました。(1・2枚目)
そして、アメリカンな休憩所にあるロッキングチェア、とっても気持ちよかったです。(3枚目)
そしてそして、多肉植物園はかわい多肉ちゃんたちがたくさん!(5・6枚目)
購入も可能なので、お気に入りの子をお土産に持ち帰っても◎
この多肉植物園の流木使いに、
わたしは痺れるようなインスピレーションを
びびびっともらいました!
今度、又兵衛の浜で拾った流木に、
下條さんの真似して多肉ちゃん植えてみようかな。
続きはことぐらしで書くかもしれませんし、書かないかもしれません。
以上、壱岐の二大紫陽花スポットをじっくり回ってきた!体験レポでした。
どちらも紫陽花の時期以外もおすすめなので、ぜひ!
今回訪れた場所
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この記事を書いた人
#ナガサキタビブ 部員(公式ライター)
メジャーどころからニッチな穴場までご紹介します!
長崎市琴海在住の主婦ブロガー。結婚を機に長崎県へ引っ越してきました。趣味はDIY、園芸、料理、登山・野山散策など。見逃されがちな「いい!」を県外出身者目線で発信します。