壱岐に行きたい!壱岐観光の2日目は旅の思い出お土産探しと温泉でリフレッシュ!
昔ながらの習慣が根付く人々のスローな生活と、そこかしこにあるパワースポット、自然が織りなす閑雅な風景に癒される壱岐。
美しい海を満喫した1日目に続き、2日目も壱岐で外せないスポットを巡ります。
掲載日:2021年11月06日
ライター:ことぐらし
早起きして見る壱岐の朝日は一生の感動もの!
みなとやゲストハウスで休息を取り、翌日早起きして向かったのは、ゲストハウスから歩いて10分の清石浜(くよしはま)海水浴場。
外がうっすらと明るくなりはじめ、港町ならではの人々の生活音が聞こえてくると、日常とは違う旅先の朝を実感します。
清石浜の白い砂浜に落ちた流木に腰掛け、早起きで眠たくも高ぶる気持ちでぼんやり水平線を眺めていると、次第に真っ赤な太陽が。
エネルギッシュで神々しい朝日が描く情景は刻一刻と変わり、「時が止まれ」とも「止まるな」とも二つの気持ちが頭の中を入り乱れます。
思いっきり砂浜に寝転び、空を見上げると、もう真っ青な空が一日を始めていました。
あっという間に上がってしまった太陽は、数十分前の真っ赤な色から真っ白に。
日の出の貴重な時間が名残惜しくも、一度ゲストハウスへ戻り、出発準備をすることに。
お土産を買うならここ!壱岐特産の海産物はマスト土産!
みなとやゲストハウスをチェックアウトし、車で5分ほどの「壱膳」へ。
もともと水産加工を行っている会社が開設したお土産屋さんで、店内もとってもおしゃれです。
さざえ、あわび、うに、いかなど豊かな壱岐の海に育まれた海産物で作る加工品は、お土産にぴったり。
うにめしやさざえめしなどの和食から、ブイヤベース、イカカレー、アヒージョなど洋食まであるので、選ぶのが楽しい。
自社製品以外にも、人気の清石せっけんや陶磁器、雑貨など幅広く揃うのも嬉しいですね。
入り口にはフォトスポットも設けられているので、ぜひ撮影してみて。
日本最古の神社・月讀神社でパワーをチャージ!
続いて訪れたのは、壱膳から車で約6分の月讀神社。
全国の月讀神社の本宮である由緒正しい神社です。
天照大神の次に造られたという月讀命(ツクヨミノミコト)が祀られています。
木々に囲まれた参道は急な階段になっていて、上まで行くと少し息が切れます。
お社の右側にふたつの祠と赤い鳥居があります。
その手前の階段に設置されている木槌で歳の数だけ板を叩くと、ご利益があるんだとか。
神道発祥の地である壱岐の月讀神社。
脈々と続く歴史のパワーを感じられます。
湯本温泉でのんびり朝風呂で旅の疲れもリセット!
月読神社の後は、車で8分ほど走り、島の西側に位置する湯本温泉へ。
湯本温泉は1500年以上の歴史ある古湯。
長い間、枯渇することなくこんこんと湧き上がる温泉に、旅行中折に触れ感じた壱岐の人々のエネルギーの根源を見た気になります。
立ち寄り湯のできる数軒の温泉から、今回は平山旅館へ。
平山旅館は、湯本温泉の中でも歴史ある温泉宿。
赤茶色のお湯は鉄分やミネラルが豊富な証です。
少しぬるめの温泉ですが、塩分入りでじんわりと汗がにじみます。
内湯と露天を往復し、軽くかけ湯をして上がります。
湯冷めしにくいお湯と言われるだけあって、外の秋風にあたっても体はずっとぽかぽか。
体の芯まで温かくなりました。
勝本港近くの下條くだもの店で特製ジャムをお持ち帰り!
温泉のあとは、車で約10分の勝本港近くの「下條くだもの店」へ。
こちらの売りは、10種類はあろうかという季節の手作りジャム。
年間を通じて40種類ほど作るのだとか。
宝石のように色鮮やかなジャムの瓶に、伸ばす手が止まりません。
中には「ゴーヤのジャム」もあり、びっくり!
ご主人の遊び心でできたそうで、パンに塗ってみましたが、苦味はほんの微かになっていてとても食べやすく、二度目のびっくり。
「どこかに卸していますか?」と尋ねると、「できるだけ壱岐に来てほしいから、ここで売っているほかはインスタグラムで少しだけ」とご主人。
旬のものでジャムを作っているため、売り切れ次第終了なのだとか。
この日販売されていたものの中から、ゴーヤ・ごま柿・梨・いちじく・人参の五種類をお持ち帰りしました。
ご主人はインスタグラムでジャムのことや季節の果物のことを発信されているので、ぜひチェックしてみて!
まるで外国!スパイスに唸る絶品ランチで旅の集大成を
最後は車で約15分の芦辺町に戻ってきました。
スパイスカレーや、台湾名物・ルーローハンが食べられるという壱岐でも人気の「チリトリ自由食堂」へ。
こういう多国籍料理が食べられる場所、あると嬉しいですね。
わたしは、気変わりカレーの中からすだちのキーマカレーを。
スパイスの効いたカレーと野菜の付け合わせが本格的で、とても美味しくいただきました。
ランチの後は、印通寺港へ戻り、一路唐津へ。心地よい充足感を味わいながら、フェリーに揺られました。
エネルギッシュでおもてなしの心に溢れた島民たちと、ゆるりと流れる島時間、圧倒的なスケールの自然。
元気いっぱいの町で、一年分はエネルギー補充できたかも!
最後まで癒された壱岐旅行でした。
なんとなく遠いイメージがあったけど、こんなに簡単に行けて、非日常感とノスタルジーがたっぷりだなんて!
またすぐにでも行きたいくらい虜になっちゃいました。
ぜひ今度の旅行計画に、いかがですか?
おまけ:おみやげと一緒に
今回持ち帰ったお土産たち。
ジャムは毎日トーストに塗っています。
なかなか見かけないレアな果物や野菜のジャムですが、味はとっても素朴で毎日食べても飽きないシンプルな美味しさです。
清石せっけんとバスソルト(2枚目)。
バスソルトはぽかぽか体があたたまり、とっても気持ちよかったです。
壱膳の加工品(3枚目)。
イカカレーを使ってイカ墨パエリアが作れる!とお店のPOPに書かれていたので挑戦してみます。
サザエのアヒージョはパスタにしようと画策中。
壱岐からの美味しいギフト、たっぷりおうちでも楽しみます!
今回訪れた場所
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この記事を書いた人
#ナガサキタビブ 部員(公式ライター)
メジャーどころからニッチな穴場までご紹介します!
長崎市琴海在住の主婦ブロガー。結婚を機に長崎県へ引っ越してきました。趣味はDIY、園芸、料理、登山・野山散策など。見逃されがちな「いい!」を県外出身者目線で発信します。