壱岐に行きたい!壱岐観光の1日目は充実のアクティビティー&パワースポット巡りで◎
博多港からフェリーで約2時間、ジェットフォイルでは約1時間程という短い時間で到着するのは絶景の島・壱岐。
壱岐にあったのは、昔ながらの習慣が根付く人々のスローな生活と、そこかしこにあるパワースポット、自然が織りなす閑雅な風景でした。
南国のリゾート地のようでありながら、どこか懐かしさを感じる不思議な場所。
そんな壱岐で、パワースポット巡りとアクティビティー体験をしてきました。
掲載日:2021年11月05日
ライター:ことぐらし
フェリーでいざ絶景を求めて壱岐へ!
博多港からのアクセスが一般的ですが、今回は、博多港からではなく佐賀県の唐津東港発のフェリーで壱岐に向かいました。
唐津東港からは、約1時間45分で壱岐の印通寺(いんどうじ)港に到着します。
印通寺港でレンタカーを借りて向かったのは、筒城浜(つつきはま)海水浴場です。
期待を超える壱岐のビーチで胸いっぱいの感動体験を。
今回、壱岐に来た理由のひとつは、きれいなビーチに行くため。
印通寺港から車で約8分で筒城浜(つつきはま)海水浴場に着きます。
真っ白な砂浜と、無色透明の透き通った海が目に飛び込んできます。たまらず靴を脱いで波打ち際へ。
海水はひんやりと冷たく、じりじりとした日差しとのコントラストがなんとも気持ちいい。
じんわり、「ほんとうに壱岐に着いたんだ」と実感が込みあげます。
数時間前は、フェリーに乗る前だったのが、にわかに信じられないくらいの感動です。
しばらくビーチを散策し、車へ。
帰り際に真上から撮影した写真(上)は、透き通って見える岩場部分はなんと水深2メートル以上あります。
どれだけ綺麗な海なのかは、ぜひ行って目で確認してみて!
高まりすぎた期待をやすやすと飛び超える感動の筒城浜。
ここに限らず、壱岐のビーチはどこも綺麗で、心が洗われました。
希少な壱岐牛ハンバーグを味わえるレトロ喫茶で腹ごしらえ!
ランチは、筒城浜から車で約20分の郷ノ浦(ごうのうら)にある「洋食と珈琲の店・トロル」へ。
こちらの看板メニューは幻の壱岐牛ハンバーグです。
なぜ幻なのかというと…壱岐牛は年間900頭ほどしか出荷されないうえ、そのほとんどが島外に卸されるそうです。
ゆえに、壱岐牛が育った土地で食べられるのは、本当に数少ない機会。
ここトロルでは、破格の値段で、幻の壱岐牛ハンバーグを堪能できます。
サーブされた壱岐牛ハンバーグを早速いただきます!
肉々しいハンバーグがジンジャーの効いたピリッと甘辛いソースに絡んで、ご飯が進みます。
ハンバーグはぎっしりみっちりで、お肉にかぶりつく感覚がたまりません。
あっという間に完食して、食後はレトロ喫茶らしくクリームソーダをいただきました。(2枚目)
壱岐の魅力がぎゅぎゅっと詰まったゲストハウスに早めのチェックイン!
腹ごしらえも済み、「よーし思いっきり遊ぶぞー!」と、今回の旅の拠点・ゲストハウスみなとやへ。
トロルからみなとやのある芦辺(あしべ)町までは車で約20分です。
釣り師のオーナーさんと海女の奥さまが営むこのゲストハウスのポイントは、なんと言っても充実のマリンアクティビティー!
壱岐生まれ・壱岐育ちで、壱岐を知り尽くしているオーナーさんのアテンドで満喫するアクティビティーは、どれもおすすめ度満点。
今回は、その中からチャンカイ釣りを体験してきました。
釣り師でもあるオーナーさんと一緒にチャンカイ釣り体験へ!
チャンカイ釣りとは、竹竿で釣る、とてもシンプルな釣りのこと。
チャンカイとは、ペルーにある「チャンカイ文化」という古代文明から取った、みなとやオリジナルのネーミングなんです。
なんでも、チャンカイ文化では、ある時期まで絢爛豪華な焼き物が焼かれていたのに、次第に素焼きの焼き物に移行していったそうで、「Simple is best」を体現したチャンカイ文化。
みなとやでできるチャンカイ釣りも、竹竿に針と糸と重しを付け、きびなごをひっかけて釣る、究極にシンプルなもの。
シンプルだけど、とても楽しい。いや、シンプルだからこそ楽しい。
釣り糸を垂らしていると、ぼんやり「チャンカイな生き方ってどんなのだろう?」と考えたり…
楽しいのはもちろん、壱岐に来た幸せをゆっくりと噛み締められる貴重な機会でした。
肝心の釣果はというと、1時間半・3人で釣って30〜40センチの鯵(アジ)がなんと35匹!
漁港の波止場なのにこんなに釣れたのは、壱岐の海の豊かさ、そしてオーナーさんのアテンドのおかげです。
釣った魚は、今晩の晩ごはんへ。今回はオーナーさんがお寿司を握ってくれました!
釣った魚を捌いてもらってその場で美味しく食べられるのも、旅行者にとってはかなり嬉しいポイント。
干潮にしか行けない!月の引力を感じられるパワースポット・小島神社へ
夕方に干潮と重なる時間があったので、下調べしていた小島神社へ。
こちらは、干潮以外は海で閉ざされてお参りできない場所。
訪れてみると、海が引いて確かに参道があらわになっていました。
ポツンと海の中に佇む小島と鳥居。とても厳かな雰囲気です。
数時間前は海底だった場所は、石がごろごろとしていて少し歩きにくいので、履き慣れたスニーカーをおすすめします。
滑りやすい場所もあるので、注意してくださいね。
反時計回りに島の真裏へ行くと、島の中へ登っていける階段が現れます。
反時計回りに島の真裏へ行くと、島の中へ登っていける階段が現れます。
隠しダンジョンみたいでRPG気分!
階段を登ると、そこには小さなお社が。
なお、小島神社は島全体が神域とされており、小枝1本も島の外に持ち出してはならないという慣習があります。
月の引力でのみ渡れる神秘的な体験でした。
一日目はここまで。二日目の記事もお楽しみに!
今回訪れた場所
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この記事を書いた人
#ナガサキタビブ 部員(公式ライター)
メジャーどころからニッチな穴場までご紹介します!
長崎市琴海在住の主婦ブロガー。結婚を機に長崎県へ引っ越してきました。趣味はDIY、園芸、料理、登山・野山散策など。見逃されがちな「いい!」を県外出身者目線で発信します。