今度の長崎旅は!レトロでアンティークな着物レンタルでめぐる長崎観光のススメ
長崎観光といえば、歴史ある建造物や和洋ミックスの並みが異国情緒満載でたまりませんよね。
せっかく歴史ある街を訪れたのだから写真もたくさん撮りたいところです。
そのまま観光するのももちろん楽しいけれど、今度の長崎旅は、着物をレンタルしてまわってみませんか?
いま人気のレトロアンティーク着物でまわる長崎の街は、それだけで見え方が変わるというものです。
現在と過去を行ったり来たりしながら、思い出深い旅行を楽しめますよ!
掲載日:2021年09月17日
ライター:ことぐらし
和洋折衷のカラフル着物で長崎観光へ
長崎市内にある、数件のレンタル着物屋さんの中から、わたしが今回お願いしたのはキモノホッペンさんです。
数種類のプランの中から選んだのは、「ふだんぎキモノ」プラン。カラフルでレトロでポップなアンティーク着物約80種類の中から、自分好みのものを選ぶことができる、贅沢なものです。たくさんある中から選ぶというこの体験自体、なんだかお姫様みたいで、女子は気分があがるはず!わたしは、ホッペンの女将さんと相談しながら選びました。
「これが似合うと思う」と、たくさんある着物の中から女将さんが手にかけた一着は、まさにぴったり!お見立て、さすがです。スタッフさんも女性の方なので、みんなできゃいきゃい言いながら着付けてもらう、とても楽しい時間でした。
いざ着付けが終わったら、街へGO!ホッペンさんは観光に便利な浜町に位置しているので、そのまま観光に向かえます。時間や行きたい場所など相談すると、ルートアレンジもしてくれるので、ぜひ相談してみてくださいね。
坂の町・長崎では、至るところにフォトスポットが
わたしたちもホッペンさんに教えてもらった、幣振坂(へいふりざか)から観光をスタート。
市民の方達が普段から使っている、なんてことのない坂ですが、県外から来た人にとっては、この石畳の坂がなんとも長崎らしくて!坂の町・長崎の「らしさ全開」の場所で写真をパシャり。
猫と一緒に…坂を歩けば癒し体験に出会うかも
途中で人懐っこい猫ちゃんがすり寄ってきてくれて、目の前でお腹をゴロンと。なんと!悶絶級のかわいさ…!猫の町でもある長崎では、こんな癒し体験がそこかしこに転がっています。
コーヒー伝来の街で70年以上の歴史があるレトロ喫茶へ
長崎県は、鎖国時代に出島で貿易をしていたことから、日本におけるコーヒー伝来の土地です。
続いては、その長崎で70年以上の歴史があるレトロ喫茶・珈琲冨士男へ、腹ごしらえへと向かいました。
わたしの一押しメニューはエッグサンド!厚焼き卵とマヨネーズをふわふわのパンでサンドしたこのメニュー。ぷるんぷるんの卵とふわふわのパンが飲めそうなほど柔らかくって、あまりの美味しさに思わずお友達と顔を見合わせました。「少し大人味が好き」という方はチーズサンドもおすすめです。ぴりっとしたマスタードと甘くてスパイシーなシナモンシュガーが挟まった、チーズサンド。意外な組み合わせだけど、びっくりする美味しさにハマってしまいます。
昭和の時代に、着物を着た女の子たちもこうやって冨士男で女子トークしてたのかな、なんて思うとノスタルジックな気分です。
新しい店も見逃せない!ニューオープンのカフェ
冨士男のあとは、近くに新しくオープンしたというコーヒーショップ・アンドバリシエへ。こちらでは最近のスタイルのコーヒーをいただいて、コーヒーにまつわる歴史や関わる人々の変化も体験できました。
アンドバリシエの詳しいレポートは個人サイト「ことぐらし」にて詳しく紹介していますので、ご覧ください。
出島観光で江戸時代にタイムスリップ!
鎖国していた江戸時代に唯一貿易を許されていた出島。日本でありながら日本でなかったこの場所に、着物で入れるなんて、まるでタイムスリップしたみたいです。
カピタン部屋は人気のフォトジェニックスポット
出島の建物内には、カピタン部屋と言われる、オランダ商館長が住居兼応接室で使っていた建物があります。ちなみに、カピタンとは、ポルトガル語で「キャプテン」のこと。
カピタン部屋に入ると、このカラフルな壁紙に一度に目と心を奪われました。こちらの壁紙「唐紙」と言って、ふすまなどに使われる伝統工芸品だそう。当時のカピタンも日本の伝統を取り入れて、唐紙を壁に貼っていたのだとか。
華やかで伝統的な文様が美しい唐紙の前に、着物で立つと、一段とフォトジェニックな写真が撮れますよ!
異国の海風を感じる開放的な公園で
出島観光を終えた後は、すぐ近くの長崎港を望む出島ワーフと水辺の森公園へ。
水辺の森公園は、訪れる度、その居心地の良さに感動する場所です。県外からの家族やお友達を連れて来ることもあるのですが、みんな口を揃えて「外国にありそうな公園」と言ってくれます。
のんびり時間が流れるこの公園で、ブーゲンビリアや橋の欄干と一緒に写真を撮ると、カラフル&ポップな着物がより素敵に見えますよ。
最後は長崎港で夕日と共に旅の思い出を
水辺の森公園から歩いてすぐの出島ワーフでは、NAGASAKIと記された浮き輪と一緒に記念撮影をするのがおすすめです。旅の記録にも思い出にもなる、外せないフォトスポットです。ここで龍馬も日本の未来に思いを馳せたのかなぁ、なんて想像するのも楽しいひとときでした。
以上、目まぐるしく変わる日本の歴史の先端にあった長崎を堪能できる、贅沢プラン!
一度訪れたことのある場所も、着物でめぐると、時間旅行をしているようで新しい感動と出会えます。
何度訪れても飽きない長崎を、次回はぜひレンタル着物で回ってみては?
今回訪れた場所
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この記事を書いた人
#ナガサキタビブ 部員(公式ライター)
メジャーどころからニッチな穴場までご紹介します!
長崎市琴海在住の主婦ブロガー。結婚を機に長崎県へ引っ越してきました。趣味はDIY、園芸、料理、登山・野山散策など。見逃されがちな「いい!」を県外出身者目線で発信します。