気になる3本の塔へ、行ってみよう【西海市キャンプ・後編】
遠くからでも存在感抜群の3本の塔。
一体どんなところなのか、行ってみよう。
掲載日:2024年02月21日
ライター:タキビストBo-ta(ボータ)
「西海橋オートキャンプ場」での目覚め
キャンパーの皆さんの朝は早い。朝日が昇る頃には、もうすでに起きて活動し始めている人がたくさん。
確かに、キャンプ場で迎える朝って、爽やかで気分がいいですもんね。
第1サイトは、朝日が敷地に生えている木の影になっちゃってるけど、第2サイトや第3サイトからは、もっと綺麗な朝日が拝めそう。
寒い時期は、何か温かい朝ごはんが食べたいですよね。
ということで、今回の朝ごはんは、うどんです!
醤油とお酒をちょっと入れた汁に、ネギやブリを贅沢に沢山ぶち込む。あとは、味見してみて塩で味を整えたら完成。
使っている麺、普通のうどん麺より細いでしょ?実はこれ、五島うどん。
普通の麺よりも細いけど、ちゃんとコシがあるのが特徴。
広い敷地で、決まった区画がないフリーサイトなので、過ごし方も自由自在。
今回は、友達と車を並べて、私はハンモック、友達は車中泊。そしてリビングスペースは共用で、一緒に食事や焚き火を楽しみました。
また西海で再会しようと誓いあい、ここで友達とは解散。
私は、あの気になる3本の塔の下へと行ってみることに。
気になる3本の塔の正体とは?
国指定重要文化財「旧佐世保無線電信所(針尾送信所)」にやってきました。
私の記憶では、真珠湾攻撃の暗号電文「ニイタカヤマノボレ」を送信した施設として有名だと思ったんですが、実はそのことに関する確かな資料はなく、事実は不明なんだそうです。
駐車場があるので、近くまで車で行くことができます。
駐車場に着いた時点で、すでに圧巻の大きさ。内部を見学することができる3号塔へと足を進めます。
根元まできて見上げると、首が痛くなるくらい高い。約136mあるそうです。
本当に圧倒されるデカさです。ぜひ、間近で見て感じてもらいたい。
1922年に完成なので、100年以上前の構造物なのに、見た目はそこまで大きな劣化はなく、当時の職人さん達がきっと誇りを持って丁寧な仕事をしたんだろうなと感じられます。
型枠の木で付いた模様が美しい。
3本ある中で、この3号塔だけがこちらの扉から中に入って見学することができます。
内部もすごい迫力。
100年以上も前に、こんな構造物を作るってすごいですよね。当時の職人さん達の技術力半端ない。
内部を見学して、塔の裏手に回ると、昨日行った新西海橋が見えました。
駐車場から3号塔に向かって歩いて行く時に、左手に曲がり道があるのですが、そちらの方に行くとこの電信室があり、こちらも内部を見学することができます。
奥に見えるのは2号塔。こちらは、近くまで行けないようです。
駐車場のそばにある1号塔は、中には入れませんが、足元まで行って外観を見学することができます。
お昼ご飯を食べて帰路へ
のんびり見学をしていたらお腹が空いてきたので、お昼ごはんを食べてから帰路につきたいなと思います。
昨日今日と、焚き火飯でお魚を味わったので、お肉を食べたい気分。
ということで、とんかつを食べに「とんかつ笑楽」へ。
色んなメニューがあって悩みましたが、リッチロースかつ膳を注文。
ソースも付いてくるんですが、そのまま食べても十分なくらいしっかりとお肉自体に下味が付いていました。
ご馳走様でした。
皆さんもぜひ、西海を満喫してくださいね。
今回訪れた場所
Google Mapの読み込みが1日の上限を超えた場合、正しく表示されない場合がございますので、ご了承ください
この記事を書いた人
#ナガサキタビブ 部員(公式ライター)
人生に、火遊びを。貴方を長崎の、そして焚き火の虜に。
焚き火の魅力を伝える「焚き火コーディネーター」 キャンプでは、道中でその土地の美味しいものを食べ、美味しい食材を買って焚き火調理して楽しんでいます。地産地消、身土不二キャンプを通して、長崎の色々な場所の魅力をお伝えし、貴方を長崎のそして焚き火の虜に。焚き火イベントも随時開催中。人生に、火遊びを。