日本一小さな公園へ!小さな子ども連れでも気軽にプチトリップ♪長崎・西海の暮らしを旅する
ながさきサンセットロードを走り、船に乗って離島・松島へ…長崎・西海の美しい景色に出会う旅路。
お土産を渡すところまで楽しくて、きっと誰かにおすすめしたくなるそんな素敵なスポットを紹介する旅のしおりをどうぞ。
掲載日:2021年09月13日
ライター:一瀬明里
ド・ロ神父の意思を後世へつなぐ、地域の人々と100年の歴史を刻んだ黒崎教会
長崎市内から車で40分。今回のドライブで最初に訪れるのは、「第二の故郷」と長崎を愛したド・ロ神父の指導で敷地が造成され、23年もの月日を経て完成した黒崎教会。一つひとつ積み上げられた赤煉瓦が美しく、重厚感がある歴史的建造物だ。
ステンドグラス越しに差し込む柔らかく鮮やかな光が教会内に溶け込み、タイムスリップした感覚になる。
1920年に完成し、100年の間キリシタンが祈りを捧げた空間には、ゆっくりと静かな時が流れている。
角力灘を一望!地元の名産品も揃う、道の駅夕陽が丘そとめ
次に訪れるの雄大な角力灘を望む「道の駅夕陽が丘そとめ」。地元の人や観光客で賑わう直売所には、地元の旬な食材や加工品がずらりと並ぶ。
おすすめは「長崎スパゲッチー」。モチモチしているのになめらかな触感で、一度食べたら病みつきに…。「日本で最初に製造されたパスタ」の往時の手延製法そのままに復刻された、ロマンが詰まった逸品をぜひゲットして。
隣接する休憩スペースは無料で使用でき、電子レンジも設置されているため持ち込みの飲食も可能。
大通りから小道に入って、゛わざわざ行きたい“自然派食材を使用したケルティックカフェ
長崎市街地から国道202号を海沿いに西海方面に向かう途中、トリコロールカラーの3つの橋を走り抜け次に訪れるのは、西海市・雪浦(ゆきのうら)にある古民家をリノベーションしたケルティックカフェ「自然と暮らすカフェぐりーん」。こちらでは身体に優しい食材を使用した日替わりランチプレート(※要予約)をいただきます。見た目も美味しいランチを食べて、心地の良い空間で過ごすひと時は心も潤してくれる。店内ではスコーンやアイシングクッキーなどの焼き菓子も種類豊富に販売。
トリコロールカラーの3つの橋
乙女心をくすぐるかわいい焼き菓子や教会のステンドグラスクッキーはお土産にもおすすめ♪
真っ白なサラサラの砂浜にうっとり!尻久砂里海浜公園
次の目的地・松島までのフェリー出港まで時間があればぜひ「尻久砂里海浜公園」に立ち寄ってみて。名前の由来は「あまりの美しさにお尻が腐るほど眺めていた」ことなんだとか。その名の通り澄んだエメラルドグリーンの海と真っ白でサラサラの砂浜に思わずうっとり。波の音を聞きながら、ぼーっと海を眺める時間はまさに至福のひと時…時間を忘れてフェリーの時間に遅れてしまう、なんてことにはご注意を。
ここにしかない景色を求めて…ゆるりと巡りたい離島・松島
旅客カーフェリー〔瀬戸⇔吉原港〕に車ごと乗船し、松島へ。
かつて炭鉱で栄えた有人島で、松島ならではの絶景や炭鉱の歴史に触れることができる。
フェリーを降りて島を時計回りにぐるり、最初に訪れたのは松島のシンボル「らくだ島」。まるでらくだが海に浮かんでるみたい。
次に向かう「松島炭鉱第4抗跡」は現存する唯一の抗口であり、県の文化財にも指定されている。
松島屈指のビュー&フォトスポットで記念写真を!
お次は「日本一小さな公園」。
松島屈指のビュー&フォトスポットで家族写真をパチリ☆ベンチとシュロの木1本だけのこの小さな公園は、奥にキラキラと海が輝きまるで絵画のよう。
港へ向かう道中に「旧ラムネ屋の水」を発見。今もなお、水が湧き出ており、飲むことができる。
フェリーの時間も迫ってきたところで今回の旅はおしまい。
今回訪れた場所
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この記事を書いた人
#ナガサキタビブ 部員(公式ライター)
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現在子育て奮闘中!持ち前の行動力で長崎のあらゆる場所を飛び回ります♪女子旅はもちろん、小さな赤ちゃんを連れてでも行ける、ファミリーで行きたい長崎のおすすめスポット、企画を紹介します。