稲佐山までバスで行ってみた♪バス1日乗り放題で行く坂の街・長崎観光<後編>
長崎市民の大切な生活の足となっている路線バスを使って、長崎観光バスツアー後編。
今回は特別に、乗り物魅力創造・発信プロジェクト『たびぶたい』を運営している、バスをこよなく愛する大学生のバスマニア、菊池将成さんのアテンドによる長崎観光バスツアーが実現!
⇒菊池さんのプロフィールはこちら
#ナガサキタビブのメンバーのことぐらしさんと、さやぶぅ( ・38・ )/さんと一緒に参加♪+私の子どもたちも仲間に入れていただきました。
前編で長崎駅から稲佐山までバスに乗ってきました。所要時間はおよそ15分ほどなので、あっという間!
掲載日:2025年01月07日
ライター:ACO
PickUp
お得な特典付き!長崎バス1日・24時間 PASS プラス
何度でも乗り降りできて、お得な特典もたくさんある1日乗車券
1日乗車券は2種類あり、
当日利用のみ有効の【1日PASSプラス】大人500円・小人250円(小学生以下)
利用開始後24時間有効の【24時間PASSプラス】大人700円・小人350円(小学生以下)
【1日PASSプラス】は日帰り観光する方にオススメ!
【24時間PASSプラス】は日をまたいで使えるので宿泊観光する方にオススメ!
終点の『稲佐山公園』に到着
バス停名の通り、稲佐山には公園があります。
稲佐山 = 夜景 というイメージが大きいかと思いますが(なんたって長崎市は【日本新三大夜景都市】に4回連続で選ばれていますからね♪)大型遊具のある遊び場や、ドッグラン、イベント広場、野外音楽堂などがあり、コンサートやイベントが開催されることも多く、訪れる人々に親しまれています。
こんなに広い!
また、ツツジの名所としても有名です。冬場はお休みですが、ちりんちりんアイスの屋台が来ていることもありますよ~!
我が家は、稲佐山の中腹駐車場(無料)に車を停めて、山頂展望台までは行かなくても、公園で遊んだり、ピクニックをしに来ることもあります。
展望台までは、中腹駐車場から遊歩道があり、約800m・徒歩15分程で着きます。そろそろ子どもたちも頑張って歩いて行けるかなぁ。近々挑戦してみたいと思っているところです。
スロープカーに乗って展望台へ
今回は、2020年に運行が開始されたスロープカーに乗って展望台へと向かいます!
長崎バス1日・24時間 PASS プラスの特典で、運賃が20%割引になるのでお得です♪
PickUp
長崎稲佐山スロープカー(山頂まで約8分)
★1日PASS優待特典割引
一般往復 500円 ⇒ 400円
中高生往復 370円 ⇒ 290円
小児往復 250円 ⇒ 200円
※長崎バス1日乗車券には他にも主要な施設・交通・飲食店・土産店などの優待特典が付いていますよ。
バス停の側にある階段を降りると、すぐにスロープカーの駅、『長崎稲佐山スロープカー中腹駅』があります。
スロープカーがスタイリッシュでカッコイイ!
大きな窓からは景色を360度見渡すことができ、晴れた日の昼間は、街の景色も、山も海も眺めることができます。
この日は雲仙普賢岳まで望むことができて、端島(軍艦島)を肉眼で確認することもできました。
昼間は街側も海側の景色、どちらも楽しめるので車内のどの位置にいようか迷ってしまうけれど、夜間は上りは進行方向左側、下りは進行方向右側に乗車すると夜景を堪能できるのでオススメです!
山頂に着くとテレビ塔が近い!大きい!
山頂展望台は東京タワーと同じ、標高333m!
そこはもう大パノラマ!気持ちがいい~!!
この日出発する時に、長崎駅前のバス停から稲佐山を撮影していたので、今度は稲佐山から長崎駅を撮影してみました。
アンサーフォトみたいな?笑
新しく街の景色に加わった長崎スタジアムシティの姿も!上から見下ろすのは初めて。屋根のPEACE STADIUMの文字が目立ちますね。
長崎港にはクルーズ船が入港していました。
あっちにもこっちにも世界遺産が見える!
長崎県は『明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業』と『長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産』2つの世界遺産を有しています。
その中の、明治日本の産業革命遺産である
●『旧グラバー住宅』
●三菱重工業長崎造船所内の施設の『第三船渠(非公開施設)』
●『ジャイアント・カンチレバークレーン』
●『端島(軍艦島)』
長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産である
●『大浦天主堂』
を展望台から見ることができるんです。
望遠レンズで撮影してみましたがどうでしょう?
他にも、浦上天主堂や原爆資料館、平和公園の平和記念像なども。私のカメラではこれが限界~!
展望台には望遠鏡が設置されているので、続きはこちらで(笑)
望遠鏡を覗いて世界遺産や街中の観光施設を探してみるのもいいですね。
実際、望遠鏡を交互に覗いている親子が端島(軍艦島)を見ていたようで盛り上がっていましたよ。
『海に眠るダイヤモンド』観ていたのかな~?
稲佐山にも♡がいっぱい!
長崎と言えば県内にハートスポットが多く点在しています。眼鏡橋やグラバー園のハートストーンは有名ですよね。
展望台で2箇所見つけて喜んでいたのですが、稲佐山にはなんと13個もハートが隠れているとか!一体どこに!?また今度探してみよう。
あ、この鶴も2羽が向かい合って♡になってない!?
それではそろそろバスツアーに戻りましょうか。
下りのバスが出発する時間まで、鹿さんにエサやり体験をすることに。
そう!稲佐山公園には鹿と猿が飼育されている小さな動物園があるんです。
スロープカーから鹿放牧場と猿舎が見下ろせて子どもたちが喜んでいました。
入場無料なので気軽に立ち寄ることができます。
自販機で鹿せんべいを購入すると、たくさんの鹿さんが寄ってきました。
かわいい!!
お猿さんの親子が寄り添っている姿に癒されました。お猿さんにもエサをあげることができます。
それではそろそろバスに向かいましょうか。
バスで稲佐山まで来て、絶景を見て、動物にエサやりして…こんなに気軽にバスハイク気分が楽しめるなんて、意外な発見です!
帰りは上りと同じルートですが、山下りのバスはまるでジェットコースターのよう!
道幅狭い上に急勾配・連続する急カーブ・・・そう簡単に慣れるものではありません(笑)
これまた一興であります。
稲佐山へのアクセス方法のひとつ、ロープウェイの支柱が見えました。
タイミング次第では通るところを見られるかも。
無事に下界に戻って来ました~!
ほっとしたのも束の間、まだまだバスツアーは続きます。
さて、次のおすすめ路線は??
さらにレベルアップしていきますよ~!
お楽しみに!
今回訪れた場所
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この記事を書いた人
#ナガサキタビブ 部員(公式ライター)
長崎暮らし新参者の目線で彩りあふれる魅力をふんだんにお伝えします。
平日ひとり旅、週末かぞく旅。旅するように長崎に暮らす2児の母。
カメラ片手に街歩きと食べ歩きが大好き。
東京から福岡、長崎へと西へ西へとやって来て、長崎暮らしはまだまだ新参者。
長崎って面白い!長崎って不思議!
長崎って美味しい!長崎って美しい!
長崎のいちファンとして彩りあふれる魅力をふんだんにお伝えします。