素通りしがち?じゃもったいない!2022年9月に開業した西九州新幹線かもめも停車する大村市のおすすめスポット!
大村市と聞いて何を思い浮かべますか?
県外出身の私は正直ピンと来なくて「長崎空港」があるところと言われると「あぁ!」とはなりますが、旅行で長崎を訪れたときには空港からバスに乗って長崎市内へすぐさま移動。
長崎へ住むようになった今だって、帰省のときは空港へ直行し帰りも長崎市内の自宅へそのまま・・・
空港があることで必ず訪れている大村市なのに、失礼ですが空港以外は『素通りしがち』な方が多いのではないでしょうか!?
しか~し!
昨年11月に大村市で開催された「ONSEN・ガストロノミーウォーキング㏌長崎・おおむら」というイベントに参加したことで大村市内を歩き、自然に触れ、食に触れ、歴史に触れ、最後は温泉に浸かり・・・とすっかり大村市を満喫して帰途についたのです。(※イベントは終了しています)
イベントには一人で参加したのですが、その翌週には家族で大村市に遊びに行くという(笑)
いやいや本当に素通りしちゃうなんてもったいない!!
私が体感した大村市の魅力をお伝えします!
掲載日:2023年02月02日
ライター:ACO
まずは食べすぎ&買いすぎ注意!?「おおむら夢ファームシュシュ」
「おおむら夢ファームシュシュ」とは・・・
大村市で採れた野菜や果物・お肉などの直売所あり!
アイスやジェラート、ジャム・ジュースなどの加工品販売あり!
地産地消にこだわった焼きたてパン工房、シュークリームやタルトなどの洋菓子工房あり!
収穫体験が出来る観光農園や大村産の食材をふんだんに使用したレストラン、
更には絶景まで楽しむことができます!
直売所には新鮮な野菜や果物がずらり。
生産者さんのお顔も写真で見ることができます。
種類が多い~!!
私が参加したウォーキングイベントでは大村市の北部、福重(ふくしげ)地区を歩いたのですが目に留まったのは果樹園の多さ!
観光農園として季節ごとに様々な果物狩りが楽しめるそうです。
ここ、おおむら夢ファームシュシュにも「いちご狩り園」がありますよ。
12月~5月までがいちご狩りの時期なので苺好きな我が家も行く予定です♪
ウォーキング中、みかん畑の側を通ったとき、みかんが木にいっぱいなっている姿を見て『みかん食べたいなあ・・・』と思いながら歩いていたんですよね(笑)
そんな時にこんなボードを見たら・・・!!
みかんシャーベット!
食べちゃうよね~!
美味しかった~!!!
この時はみかん畑を見たことで”みかん”に気持ちが一直線でしたが、よく見るとたくさんメニューがあるではないですか!
また色々食べてみたいです。
ツートーンのかもめカラー!「かもめプリン」
「かもめ」と言えば2022年9月23日に開業したばかりの「西九州新幹線 かもめ」
大村市にはかもめの停車駅「新大村駅」が誕生!かもめの車両基地もあるんです。
『新幹線かもめをプリンにしてほしい!!』
地元の小学生のアイデアを生かし商品化されたものが「かもめプリン」
この手書きの文字も、考案した小学生が書いたものなんですって。
いちごのジュレとミルクプリンからなる二層のプリン
赤と白のツートーンカラーはまさに”かもめ”カラー。
濃厚なミルクプリンの部分だけでも美味しいし、甘酸っぱいジュレと混ぜてみるとまた違う美味しさが。
いちご味だけじゃなく、ブルーベリー・キウイ・梨・不知火のフレーバーがあります。
なんとそれぞれ新幹線かもめの座席の色のイメージになっているというこだわりぶり!
そして私はこれが1番美味しいかもめプリンの食べ方だと思うのですが・・・
敷地内に大村湾を見渡せる場所があるんです。
こちらのガーデンテラスではウェディングパーティーを開くこともできるんですよ。
ちょっと遠目になりますが新幹線の線路が見え、タイミングによってはかもめが走る姿を目にすることもできるんです!
ホントに小さいし一瞬なんだけど見えるとなかなか嬉しいもので。
ちなみに下の写真に「西九州新幹線かもめ」の姿が写っているのですが見つけられるでしょうか!?
(間違いなく写っています・・・!)
↓↓↓
かもめを見ながらかもめプリンを食べる!いかがでしょうか♪
子どもたちが夢中になったパン工房でのパン選び
大村産の野菜や果物を使用したパンやフルーツサンド。
かわいらしいパンもありました。
長崎和牛がゴロゴロ入っているカレーパンも気になります。
大村名物「大村寿司(角ずし)」を発見!
今から500年ほど前の戦国時代、戦勝を祝い領民が大村領主、将兵らに作った即製の寿司を脇差しで四角に切りながら食べたことが起源だという「大村寿司」
今でもお祝い事に欠かせない料理として重宝されているそう。
購入したいところですが、この日の昼食はあるお店で大村寿司を食べる予定だったのでこちらはまたの機会に。
100年以上の歴史を誇る「元祖大村角ずしやまと」
あるお店とは、明治時代に創業し100年以上の歴史を誇る老舗「元祖大村角ずしやまと」
ウォーキングイベントで大村寿司を初めて食べたのですが、美味しくって今度は家族でお店に食べに行ってみたかったの!
大村寿司のお店だと思っていたら他にもたくさんのメニューがありました。
長崎らしくちゃんぽんや皿うどんも!
大人は「角ずし定食」、子供たちは「お子様定食」をオーダー。
お子様定食といっても、巻き寿司にいなり寿司、うどんやエビフライ、デザートまでついてボリュームたっぷり!
これまた長崎らしいなぁと思うのが巻き寿司にピンクや緑のカラフルなはんぺんが入っていること!
長崎ちゃんぽんにも使われますよね。
長崎のスーパーにはちゃんぽんコーナーがあって、カラフルなはんぺんが並んでいるんですよ。
角ずし定食は角ずし4個・お煮しめ・吸い物・小鉢・季節のフルーツ
ふわりとたっぷり乗った錦糸卵が花びらのようでとても華やか。
これはお祝い事にもぴったりですよね。桃の節句に用意するのもいいなぁ。
奈良漬、ごぼう、シイタケやかんぴょう、緑やピンクのはんぺん・・・と具だくさん!
酢飯も煮付けた野菜もほんのりと甘めの味わい。
“寿司”という名前がついているからついお醤油をつけて食べるものと思ってしまうけど、
しっかりと味がついているのでお醤油いらず!そのままで美味しいのです。
イベントで角ずしをひとつだけ食べた時はもっと食べたい・・・!と思ったのですが
4つはかなり食べ応えがありました!
お店まで行けない!お店で食べる時間がない!
という方は長崎空港の売店でも購入できるのでお土産や空弁にぜひ♡
もう一つ大村の郷土料理「煮ごみ」
大村では煮しめのことを“煮ごみ”といいこちらも郷土料理。
一見すると筑前煮のよう・・・
お豆が入っているけど大豆じゃない!
なんとピーナッツなんです!
大村市の名物「ゆでピーナッツ(塩ゆで落花生)」
茹でたピーナッツが入っていることが“煮ごみ”の最大の特徴で味のポイント。
ピーナッツと言えばおつまみの定番ですよね。
お料理に使うのってピーナッツ和えくらいしか思いつかない・・・ダイレクトに入っているなんて珍しい!
だけどこれが美味しい!風味豊かでコクがある。
子供たちも気に入った様子なので、“煮ごみ”を家でも作ってみようかなぁと思っています♪
次の記事ではピーナッツに関するオイシイあれこれを集めてみたいと思います♪
今回訪れた場所
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この記事を書いた人
#ナガサキタビブ 部員(公式ライター)
長崎暮らし新参者の目線で彩りあふれる魅力をふんだんにお伝えします。
平日ひとり旅、週末かぞく旅。旅するように長崎に暮らす2児の母。
カメラ片手に街歩きと食べ歩きが大好き。
東京から福岡、長崎へと西へ西へとやって来て、長崎暮らしはまだまだ新参者。
長崎って面白い!長崎って不思議!
長崎って美味しい!長崎って美しい!
長崎のいちファンとして彩りあふれる魅力をふんだんにお伝えします。