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【車無しOK】バスマニア直伝★1日500円で楽しむ長崎のディープな路線と風頭絶景巡り
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長崎バスの1日乗車券を使って、バスをこよなく愛する現役大学生*(2024年現在)で乗り物魅力創造・発信プロジェクト『たびぶたい』を運営している「菊池将成」さんのアテンドを聞きながら、マニアおすすめのバス路線を#ナガサキタビブメンバーのことぐらしさんとACOさんファミリーと一緒に巡ってきました♪
⇒菊池さんのプロフィールはこちら
「え!?なんでこんな坂道にバス停が⁉︎」と目を疑ってしまう場所にバス停があったり、車窓から見える長崎の絶景に感動したり・・・。
今まで移動手段としか思っていなかったバスが、こんなにおもしろくて、まるでアトラクションのような体験までできるなんて・・・!!
バスのイメージが180度変わった長崎バス旅の魅力をご紹介します★
掲載日:2025年01月14日
ライター:さやぶぅ( ・38・ )/
アテンダントは、バスマニアの現役大学生「菊池将成」さん
上の写真で#ナガサキタビブメンバーのことぐらしさんと楽しそうに笑っている中央の人物が、今回バス旅のアテンドをしてくださった菊池将成さんです。
休日も、始発から終電までずっと路線巡りをしているという菊池さん。
なんと、バスのアナウンスを聞いただけでその車種が分かるのだとか…!その深い知識には、思わず驚いてしまいました。マニアっぷりがハンパない!
長崎バスのここに注目!
バスマニアから教えてもらった、長崎を走るバスの魅力とは!?
①全国的にも運賃がかなり安い
②ワクワク・ドキドキの冒険感
③坂道を颯爽と走るバスの「馬力」と「運転技術」!
④長崎県は人口当たりのバスの台数がなんと日本一!
①~④の魅力は、実際に巡ってきたルートに沿って詳しく説明していきますね★
①お得さに驚く!バス旅するなら、まず1日乗車券をゲットして!
今回の旅で最初に驚いたのは、なんとワンコイン(500円)で購入できる1日乗車券の価格の安さです。
私が住む佐世保市で1日乗車券を購入すると、1100円かかるので、長崎バスの1日乗車券が半額以上も安いことにびっくり!
全国2位の安さを誇る長崎バスの素晴らしさを、改めて実感しました…。
1日乗車券だと運賃を気にせず自由に乗降でき、疲れた時には1区間だけでもバスを利用できるというのは、本当に便利♪
PickUp
【1日乗車券の種類は2つ!】
《1日PASSプラス(500円)》日帰り観光する方にオススメ!
《24時間PASSプラス(700円)》購入した翌日も使えるので宿泊観光する方にオススメ!
スマホが電子の方は事前に乗換案内アプリをダウンロードするか、バスや長崎駅で購入できる紙タイプの乗車券を購入してください。
長崎市内観光地で使えるクーポン付き!
さらに、1日乗車券には長崎市内の観光施設等23店舗で利用できるクーポンが付いているので、お得に長崎を観光することができます♪ (施設の入場料割引をはじめ、土産店ではプチプレゼント等の特典も!)
稲佐山路線を巡った際は、長崎稲佐山スロープカーを利用して山頂展望台まで行きましたが、1日乗車券を提示するとスロープカーの運賃が20%割引になりました♪便利でお得な1日乗車券を使わない手はありませんよね!
レベル★★ 中級者向け 長崎駅~風頭山
私がご紹介するのは、長崎駅⇒風頭山の区間の中級コース!このコースに行くには「風頭山」行きのバスに乗車しましょう★
【バスロケーションシステム】を使うと、バスの到着時刻やバスの現在地がスマホでわかるのでとっても便利ですよ♪
今回、私たちは「宝町」バス停から乗車しましたが、長崎駅からの場合は「長崎駅前南口」バス停で乗車してくださいね。
②ワクワク・ドキドキの冒険感
都会的な景色を抜けると、次第に「こんなところを通るの!?」と思わずハラハラしてしまうような狭い道へと入っていきます。先が見えない道に進んでいくと、「これからどんな場所に向かうんだろう、何が待っているんだろう」と、心が弾んでワクワクしてきますね♪
③バスの馬力と運転技術に注目あれ!
この路線の見どころは、愛宕(あたご)町から白木(しろき)までのヘアピンカーブ!
坂道が多い路線を走る長崎バスのエンジンは、他県のバスと比べてそのパワーが格段に違うそうです。
急なカーブを軽やかに、そしてスムーズに運転する運転手さんのテクニックにも驚かされます・・・‼︎
狭い道での巧みなハンドリングを間近で見られるのも、この路線ならではの魅力ですよね♪
④長崎県は人口当たりのバスの台数がなんと日本一!
無事に終点の「風頭山」に到着しました★
長崎市は市街地の約7割が斜面地という特徴があり、坂道沿いにもたくさんの住宅が立ち並んでいます。こうした地形の影響で、他の地域と比べてバスの利用者が多いんです。
そして、長崎バスでは1人の運転手につき1台のバスが割り当てられているため、運転手さんたちはそれぞれ「俺のバス」として愛着を持って大切に手入れしているそうですよ。 バスが自分の愛車だなんて、なんだか憧れちゃいます♪
長崎市民の日常を感じながら、バスで街を巡ることができるのも、バス旅の醍醐味の一つですよね。
終点後は、バスで折り返さず観光スポットに立ち寄ってみて♪
終点に到着後はバスで折り返すのも一つの方法ですが、ここから歩いて風頭公園や亀山社中を訪れるのもおすすめです。
坂本龍馬ファンの聖地!絶景を望む「風頭公園」★
終点から徒歩5分程でたどり着いたのが、坂本龍馬の銅像があることで有名な「風頭(かざがしら)公園」。見晴らしもよく、初級コースで行った稲佐山も一望できます♪桜の名所でもあるんですよ。
#ナガサキタビブのMILKさんが「龍馬スポットまとめ」記事を書いています。
腕組みをしてブーツを履き長崎湾を眺める「坂本龍馬之像」と記念写真!
龍馬像の隣に設置された、司馬遼太郎の小説『竜馬がゆく』に由来する文学碑には、こんな言葉が刻まれていました。
船が長崎の港内に入ったとき、竜馬は胸のおどるような思いをおさえかね、
「長崎はわしの希望じゃ」と、陸奥陽之助にいった。
「やがては日本回天の足場になる」ともいった。
この言葉を胸に、「胸のおどるような思い」をおさえた表情で記念撮影をしてみたのですが、いかがでしょうか?笑
風頭公園を後に長崎市街地へと下る「龍馬通り」では、港町ならではの美しい景色が広がり、その風景に思わず感動してしまいます。
街角で気持ちよさそうにお昼寝している猫ちゃんにも癒されました…。(私も一緒にお昼寝したいにゃ~。おっと心の声が漏れちゃいました)
この辺りは斜面に多くの墓があり、墓地の間を下る道も、まさに長崎ならではの風景です。美しい景色にうっとりしながら、あっという間に平地へと出てきました。
次は、バスマニア・菊池さんが最もお気に入りの上級者コースを巡ります!
そのコースのレポートは、ことぐらしさんの記事をご覧ください★
今回はことぐらしさんの素敵なお写真をお借りさせていただきました♪
佐世保と長崎、それぞれの街には全く異なる魅力があります。
次回は、菊池さんおすすめの佐世保路線について詳しくご紹介します!お楽しみに♪
この記事を書いた人
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#ナガサキタビブ 部員(公式ライター)
歴史のある古いものと流行にのった新しいもの、どちらの良さも伝えたい!
生まれも育ちも佐世保★地元誌で仕事をしつつ「海風の国」観光マイスターとして活動中♪歴史が"しゅんでる"(方言で染み込んでるの意味)をテーマに、本土最西端の地である佐世保の魅力を新たな視点で紹介していきます!